2022年8月歌会のお知らせ

開催日　　2022年8月14日（日）午後１時～４時３０分
会　場　　手賀沼湖畔　アビスタ第３学習室
講　師　「新アララギ」選者・代表　雁部　貞夫先生
内　容　　短歌作品の批評、添削指導
会　費　　１５００円/月

歌稿（短歌３首）は、8月4日（木）必着で担当者（大倉）まで提出してください。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。


☆歌会は見学もできます。（一回にかぎり見学は無料）　事前に短歌３首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp　手賀沼アララギ短歌会・今野英山

新アララギ全国歌会に参加

東京江東区の芭蕉記念館にて、新アララギの全国歌会が行われ、当会から2名参加しました。

・場所：東京都江東区の芭蕉記念館（地下鉄大江戸線　森下駅より徒歩５分）
・日時：2022年7月5日　10：00～16：00
・全参加者：40名
・手賀沼歌会からの参加者：今野英山、今野礼子

コロナ禍のため3年ぶりの開催、人数も例年の半数以下で１日の身でしたが、活発な歌評が行われ充実した一日でした。
来年はもっと多くの参加者を期待して解散しました。

会員の作品(2022年7月）

三谷和夫：文明先生わが歳にして耳聞こえぬを今日は知りたり我も老いたり（新アララギ2022.7）
佐々木フミ子：八十も過ぎしに派手なバレッタ買ふいまだ長き髪保てる幸に（新アララギ2022.7）
今野英山：嘘をつく、人を裏切る、血を好む、反社会性障害（サイコパス）あらはかの大統領（新アララギ2022.7）
高橋毬枝：食べ動き話し寝ることの有り難さ沁みじみ思ふ戦禍無き地に（新アララギ2022.7）
麦島和子：＊庭の雑草つみとる吾へ声高きシジュウカラの朝の挨拶（新アララギ2022.7）
大倉康幸：＊市街戦一瞬にて街はボロボロに復興までの道のり長し（新アララギ2022.7）
相川盈子：＊今さらと思えど地球儀買いなおす今度はあるぞウクライナの国（新アララギ2022.7）
宮本通代：夫在らば喜寿を迎へる誕生日赤飯炊きてせめて祝はむ（新アララギ2022.7）
丸山幸子：亡き友の使いしものと持ちくれぬずっしり重き類語大辞典（新アララギ2022.7）
東寿美枝：帰国せし子は坂下り眩しくも夕陽背負ひて吾に近づく（新アララギ2022.7）
今野礼子：春日あび香取神社の茅葺きの屋根より白き湯気立ちのぼる（新アララギ2022.6）

講師の歌（2022年7月）

講師の歌（2022年7月）

雁部貞夫先生（新アララギ代表）
・カステル４Bもてあそびつつ歌数首おもひ煩ふときが至福か　
・やみくもに本を蒐めし六十年今となりては空しきに似て

今野英山　手賀沼アララギ短歌会代表（新アララギ選者）
・ミサイルの狙ふは大階段のベビーカー港町オデーサにまた繰りかへす　映画「戦艦ポチョムキン」
・桜ばな舞ひちる命を美しと言ひてあまたの若者死なしき