手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2023年12月歌会のお知らせ

2023年11月18日 | 歌会のお知らせ
開催日  2023年12月10日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅北口 並木本館(我孫子北近隣センター)会議室3
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、11月30日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

☆歌会後に雁部先生を交えた、忘年会を行いたいと思います

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2023年11月)

2023年11月18日 | 会員の作品
佐々木フミ子:こんなにも笑顔やさしき夫なりきもつと甘えて置けばよかつた(新アララギ2023.11)
千葉照子:占ひの老婆の言葉は謎めくも迷ふ心の杖の如くに 夏目漱石『彼岸過迄』(歌会2023.11) 
今野英山:鬼子母神の門前に朝顔市のたち風とほらぬまでに人は群がる(新アララギ2023.11)
高橋毬枝:水琴窟に床しき時の刻み聞く世間の喧騒しばし忘れて(新アララギ2023.11)
麦島和子:吾が思い解せぬ夫の返答に言い尽くされぬ虚しさ残る(新アララギ2023.10)
岸野トモヱ:*私ってそんなにきれいと友の言ういずれの医者も「かれい」ですねと(歌会2023.11)
大倉康幸:*夕暮れの深川の道を歩きつつ全国歌会の余韻味わう(新アララギ2023.1)
相川盈子:*お母さんを守るんだよと犬に言い夫は覚悟の入院したり(新アララギ2023.11)
宮本通代:梅雨明け前五キロの梅を干し終へぬ日照りを見つつ土日で仕上ぐ(新アララギ2023.11)
丸山幸子:この町の夏戻り来る久々に祭り囃子の近づく気配(新アララギ2023.11)
鈴木英一:秋日和鳥居に張られし注連縄に蜻蛉並びて微動だにせず(歌会2023.11)
東寿美枝:前を行く二人の影は一つなり肩車する親と子の影(新アララギ2023.11)
今野礼子:*枯れ果てて夫を悲しませるコシアブラ枝先にトンボが羽を休める(新アララギ2023.11)
桂 崇人:*悲しみや悩み苦しみ多き世を笑いで照らすよ父は太陽(歌会2023.11)
安達和治:*ころびたる友を見捨てた我なれど茜の空はやさしくほほ笑む(歌会2023.11)
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講師の歌(2023年11月)

2023年11月18日 | 講師の作品
新アララギ11月号より抜粋

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・いざ行かむ雫石なる山の湯へ如何なる鮎が吾を待ちゐむ
・熱き湯を出でて麦酒ビールの冷たさよ黄金こがねの色の鮎食はむとす

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・佃島月島いまだ路地のこり花鉢あまた超高層の蔭
・「昼顔」は昼に娼婦の顔をもつカトリーヌ・ドヌーブ恋しきろかも
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