手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

講師・吉村睦人先生の歌(2012年11月)

2012年11月23日 | 講師の作品
新アララギ 2012年11月号より

・久し振りに南瓜畑をわが見たり葉の間に熟れし実あまたころがる
・南瓜畑の縁を囲める韮の畝花茎数多立てはじめたり
・秋づきて澄みたる水にたなごの群胸鰭見せて身を翻す
・父上を書き来て一冊に纏め上げいくほどもなく逝きたまひしか  小野弘子著「父矢代東村」
・少女なる日に見(まみ)えたる面差しの七十年経てなほ残りゐき
・「矢代東村君を君は知ってゐるのか」と土屋先生言ひたまひたり
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講師・雁部貞夫先生の歌(2012年11月)

2012年11月23日 | 講師の作品
新アララギ 2012年11月号より

・穏やかなる刀自とばかり思ひしに吾を驚かす御歌しばしば
・広島に来れば祈る吾の場所「ドーム」は昔の産業館とぞ
・産業館に詠みにし一首忘れめやボヘミアの技師に建てしめし知事は君の祖父なり
・松井須磨子の写真しげしげと今日は見つ隆鼻術施しし君の岳父思ひて
・亡き人と同じ墓には入らぬと語気を強めて君言ひ放つ
・雑草園と名付けてひとり家守る慎ましくして勁きその生
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2012年12月歌会のお知らせ

2012年11月23日 | 歌会のお知らせ
開催日  平成24年12月9日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

参加希望者は11月28日(木)必着で歌稿(短歌3首)を詠草担当者(今野)まで提出してください。

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の編集委員・選者です。登山家としても知られています。昨年、歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。
☆見学希望者は下記にメールしてください。
teganumaararagi@goo.jp 手賀沼アララギ短歌会
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会員の作品(2012年10月)

2012年11月23日 | 会員の作品
三谷和夫:翡翠をうがちつくりし笛に息吹きて神を呼びしか六ヶ所村は(新アララギ2012.10)
佐々木フミ子:雲の間に見え隠れせる日の面に泳ぐにも似て金星の浮く(新アララギ2012.10)
細田雄子:この湖に辺に吾(あ)に忘られぬ女人あり住みにし家居遠く見て立つ(新アララギ2012.10)
小口勝次:ずつしりと重き肘持ち上げて誰も居ぬリビングにひとり手を振り歩く(新アララギ2012.10)
松本ゆき:息ひそめ小綬鶏過ぐるを目守りゐる竹むらの中こもれび浴びて(歌会2012.10)
木村和子:化粧して濃く紅をひくはるみちやんの「お祭りマンボ」にその障害忘る(新アララギ2012.10)
千葉照子:長き耳その横顔に目立ちたる黒き仏頭興福寺にあり(歌会2012.10)
坂巻志津江:秋の花ばな小さき店にあふれゐる老にもうれし酷暑はさりぬ(歌会2012.10)
須田博:列島をめちやくちやにして足早に嵐去り行く遁走するがに(歌会2012.10)
今野英山:ポケットにモザイクひとつハドリアヌスの浴室飾りし栄華の欠片(かけら)(新アララギ2012.10)
高橋毬枝:近道の危き斜(なだり)に直されて下る林にうぐいす鳴けり(新アララギ2012.10)
山崎日出男:うつくしき湖の蒼にわが悩みまだ溶け去らずボート漕ぎ行く(歌会2012.10)
岸野トモヱ:虫の声すだける音に覚まされるはるけき日々の読書・旅・酒(歌会2012.10)
金井加代子:病ややよき日に夫は湿りたる畑に大根の種を播きたり(歌会2012.10)
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会員の特別作品

2012年11月06日 | 会員の作品
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