手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2022年7月歌会は例年通りお休みです。

2022年06月20日 | 講師の作品
2022年7月歌会は例年通りお休みです。

8月歌会は8月14日(日)アビスタ第3学習室 13:00~16:30 開催予定です。
詳細は7月半ばに掲載いたします。
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会員の作品(2022年6月)

2022年06月20日 | 会員の作品
三谷和夫:古塚にとなるベンチに座りつつしづけき沼を見やりてゐたり(新アララギ2022.6)
佐々木フミ子:街頭に反対さけびし日もはるかネットの世に我が成し得るは何(新アララギ2022.6)
千葉照子:水沫を「薔薇(さうび)花紅(くわこう)」と表わして琅玕洞(らうかんどう)に響き打ち寄す  森鷗外『即興詩人』(歌会2022.6)
今野英山:若き日はもう還らない岩波ホールに遇ひしワイダやアンゲロプロス(新アララギ2022.6)
高橋毬枝:淡々と合否発表待つ孫は資料の整理す踏ん切り付けて(新アララギ2022.6)
麦島和子:*勝手なる理屈を掲げ力にて他国制圧の野望許すまじ(新アララギ2022.6)
岸野トモヱ:*旅立ちに道造の詩集くれし先生の亡きを今知る三年もたつと(歌会2022.6)
大倉康幸:*オミクロン株解決策が見えぬまま共存への道突き進むのか(新アララギ2022.6)
相川盈子:*籠を背に菜花摘む人遠く見てウクライナに春の来る日を願う(新アララギ2022.6)
宮本通代:切り株のなほ生きんとす滲み出づる樹液滴る一と月経つも(新アララギ2022.6)
丸山幸子:すれ違う思いはあれど取りあえずきょうも寄せ鍋二人でつつく(新アララギ2022.6)
鈴木英一:非道にも侵略続けるロシアには孤立化進む道のあるのみ(歌会2022.6)
東寿美枝:お土産と吾の頭に載せし嫁白詰草を編みし冠(新アララギ2022.6)
今野礼子:甘く漂うは鬢付け油か国技館に身を乗り出して土俵を見つむ(新アララギ2022.6)
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講師の歌(2022年6月)

2022年06月20日 | 講師の作品
講師の歌(2022年6月)

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・幾十度(いくそたび)くぐりし門か入りがたし枯れし葛(かづら)の覆へる中は
・明窓浄机文明自筆の軸のまへ添削受けしわれ十五歳

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・ワイダ撮りし「カティンの森」のポーランドまたもやロシアと向きあふうつつ
・生きてなほ深い悲しみ「ひまわり」の舞台はまさにウクライナの地
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文学掲示板 2022年6月

2022年06月02日 | トピックス
手賀沼湖畔文学の広場にある「文学掲示板」、2022年6月は手賀沼アララギ短歌会の歌が6首掲載されています

・川べりをただひたすらに歩きたい吹き抜ける風楽しみながら
 柏 大倉康幸

・自らの着物を解きて吾が普段着を縫ひてくれたりかっての生徒は
 取手 木下和子

・籠りいる小さき庭の空みれば青いアゲハが手まねきをする
 柏 今野英山

・星空に明日の無事祈り寝につかむ神持たぬ身の時にさびしく
 牛久 佐々木フミ子

・飛石に当たり弾ける水しぶきはしゃぐ児らいる利根の河原に
 柏 高橋毬枝

・新聞の皺を伸ばして読みふける菜包まれし歌壇の欄を
 土浦 丸山幸子





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