手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2022年5月歌会のお知らせ

2022年04月16日 | 歌会のお知らせ
開催日  2022年5月8日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、4月28日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。
新型コロナによって歌会が中止の場合もあります。その場合は雁部先生に添削をしてもらいます。
またその添削結果をテキストとして、後日リモート歌評会をおこなう予定です。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2022年4月)

2022年04月16日 | 会員の作品
三谷和夫:氏神の階の上より石を投げ椎を落として実をかじりたり(新アララギ2022.4)
佐々木フミ子:土手下を帰り行く宵木々の間に見え隠れする月と木星(新アララギ2022.4)
千葉照子:昨日より多く開くか黄の房の増して見えたり坂の上のミモザ(歌会2022.4)
今野英山:王仁三郎の陶器の彩り自在にてあらがひ続けし一世をうつす(新アララギ2022.4)
高橋毬枝:おもむろに木の間に陽炎(かぎろひ)立つ見えて振り向く先に大き月影(新アララギ2022.4)
麦島和子:*小さき手に駒を動かす孫の岳晴父との勝負に黙して挑む(新アララギ2022.4)
岸野トモヱ:*魔除けにと母送り来しパールの首飾りひきだしの底ににぶく光りぬ(歌会2022.4)
大倉康幸:*言の葉を変幻自在に操って生きて行きたい気持ちだけでも(新アララギ2022.4)
相川盈子:*子宝を願う娘に送る葱洗うシャワーに虹の映りぬ(新アララギ2022.4)
宮本通代:「柚子あつか今日は冬至だ」と持ちくれぬ湯舟に浮かべ温りきぬ(新アララギ2022.4)
丸山幸子:マザーテレサの思い受け継ぐ会に来て共に祈れり山谷のシスターと(新アララギ2022.4)
鈴木英一:春めくも一転冷たき雨空に蕾の水仙もう待ちきれぬ(歌会2022.4)
永盛佑樹:門口においてけぼりの泥雪をかきわけみれば中は白雪(歌会2022.4)
東寿美枝:帰省する子は坂を下り来る眩しくも夕陽背負ひて吾に近づく(歌会2022.4)
今野礼子:追いかける末に噛まれし孫なれば学び覚えん犬の気持ちを(新アララギ2022.4)
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会員の作品(2022年3月)

2022年04月16日 | 会員の作品
三谷和夫:上級の生徒は藁にて縄を綯(な)ひむしろをくくり小屋をつくりき(新アララギ2022.3)
佐々木フミ子:欠詠なき五十余年を思ひつつ挑みて見むかオンライン歌会(新アララギ2022.3)
千葉照子:幕末を鷗外は如何に捉ふるか漸く見付く聞き書きなるが  森鷗外『津下(つげ)四郎(しらう)左(ざ)衛門(ゑもん)』(歌会2022.3)
今野英山:籠りゐる小さき庭の空見れば青いアゲハが手まねきをする(新アララギ2022.3)
高橋毬枝:富士見坂に白き頂のすつくと立つ富士山見たりわが住む柏に(新アララギ2022.3)
麦島和子:あかときのかそかに光る眉月を出勤前の夫と眺むる(新アララギ2022.3)
岸野トモヱ:*なき声で気持ちのわかる犬猫の声聞こえる日少なくなりし(添削2022.3)
大倉康幸:*ネットにて入門編が手にはいり分厚い教科書読み返しせず(新アララギ2022.3)
相川盈子:*大雨の上がりし朝くっきりと白き富士の嶺西に浮かびぬ(新アララギ2022.3)
宮本通代:体温計を脇にはさみてゆったりす午前十時のわれの日課に(新アララギ2022.3)
丸山幸子:好物の林檎を一つ供えたり謝ることを思い出した日(新アララギ2022.3)
鈴木英一:寒明けの掘り起こされし畑中に雲雀早くも歩き廻れり(歌会2022.3)
東寿美枝:仕舞い置く子の制服を断捨離すせめてもと切り取る五つのボタン(歌会2022.3)
今野礼子:「登山するふくらはぎ太き男選べ」亡き父二十歳の吾に言いにき(新アララギ2022.3)
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講師の歌(2022年4月)

2022年04月16日 | 講師の作品
講師の歌(2022年4月)

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・時間ふたぎに入りしシネマの「梅切らぬバカ」男の一途が吾を泣かせる
・隣り町の茶室にこもり三時間選歌の山の半ばに達す

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・保津川を下る小舟に船頭三人こゑ掛けあふを遥か見下ろす
・王仁三郎の陶器の彩り自在にてあらがひ続けし一世をうつす
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講師の歌(2022年3月)

2022年04月16日 | 講師の作品
講師の歌(2022年3月)

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・愚かなる所業と思へど洋モクをカートン買ひす明日は値上げか
・盛り蕎麦か煙草にせむか迷ひつつ腹満たさむと暖簾をくぐる

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・籠りゐる小さき庭の空見れば青いアゲハが手まねきをする
・ボーカルは心の震へと思ひたり夜のラジオにサッチモ流れて
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