手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

NHK全国短歌大会に入選

2014年01月18日 | トピックス
平成25年度 NHK短歌大会に当会から以下の作品が入選しました。
自由題と題詠とがあり、今年の題詠は「母」です。

<自由題>
・落蝉の天に向かひて合掌し身を蟻たちに食はせゐるなり(我孫子 小熊宗克)

・リーゼントびしつと決めて気兼ねなく街歩きたり戦後のひところ(我孫子 須田博)
・征く我を励まし呉れし父言ひき辺り憚りつ生きて帰れと(同上)

<題詠>
・だれよりも若くて自慢の母なりきグループホームの母は美し(柏 今野英山)
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現代短歌2月号・読者歌壇掲載作品

2014年01月14日 | 会員の作品
現代短歌2014年2月号の読者歌壇(水野昌雄選)に、当会から次の作品が掲載されました。

佳作:今野英山(柏市)
・理想とのギャップをつひに埋めきれずフジタ作りし模型(マケット)の家
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2014年2月歌会のお知らせ

2014年01月12日 | 歌会のお知らせ
2014年2月歌会を以下の要領で開催します。
歌稿提出1/30(木)必着です。

開催日  平成26年2月9日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅前 けやきプラザ第1会議室
講 師 「新アララギ」選者 吉村 睦人先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌三首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆参加希望者は下記にメールしてください。
yohkuraq@gmail.com 手賀沼アララギ短歌会
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会員の作品(2013年12月)

2014年01月12日 | 会員の作品
三谷和夫:わがマラソンを目守りし汝が鉄人のレースを走るを今日応援す(新アララギ2013.12)
佐々木フミ子:焼けこげし人を跨ぎて逃げしこと幼ごころに淀みて残る(新アララギ2013.12)
細田雄子:柔和なる面わに猫を抱く波山体躯に似合はぬ大き掌に驚く(歌会2013.12)
松本ゆき:恙無くはらから五人集へるは八十半ばの吾のよろこび(歌会2013.12)
木村和子:鴨放ちて稲を育てし田の主黄金なす田に案山子立てたり(新アララギ2013.12)
千葉照子:マティスから地と図との均しき強さ継ぐモンドリアンの絵画の白地(歌会2013.12)
坂巻志津江:御城(みじょう) 中(なか)城 権(ごん)兵衛さん吾が生れし家は下寺(したてら)なりき   善照寺(歌会2013.12)
須田博:猫嫌ひの我に寄りくる三毛の猫気配感じしか踵返せり(歌会2013.12)
今野英山:黒百合の透けるがごとく露にぬれ首かしげるは意外にシュール(新アララギ2013.12)
高橋毬枝:オリンピックの民意ひとつに向かふことバブル景気の高揚感あり(新アララギ2013.12)
小熊宗克:眼覚めゐて寺の鐘聞き起き上り静かに始まる老いの一日(歌会2013.12)
山崎日出男:ゲーム終へネットを境に握手交わす柔らかく厚き老医師の掌なり(歌会2013.12)
麦島和子:*川中に竹笠かぶりじっと立つ釣り人の姿墨絵のごとし(歌会2013.12)
岸野トモヱ:*真実はどこにあるかを知りたくて「ダラスの熱い日」など読み返す(歌会2013.12)
大倉康幸:*鉄道の履歴が映し出す我の気づかぬ己の行動パターン(新アララギ2013.12)
小那覇暁美:*仏像のおひげはおひげでないらしい説法唱えるしわの跡らし(歌会2013.12)

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うた新聞1月号掲載作品

2014年01月04日 | 会員の作品
うた新聞2014年1月号の「読者自選一首」に会員の次の歌が掲載されました。

・ポップアートのやうな青ぞら羊雲旅に出ようとわれを誘(いざな)ふ  今野英山
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講師・雁部貞夫先生の歌(2013年12月)

2014年01月04日 | 講師の作品
新アララギ 2013年12月号より

・吾が町の文化支へし画廊「コブ」六十余年の歴史閉ざすか
・暑き日はここを選歌の場所とせり桜ジェラートの香を楽しみて
・保手浜孝の版画いづれもあたたかし「獏」の絵一点大切に持つ
・只の漫画にあらずと言へば微笑みき永島慎二もすでに亡き人
・コーヒーと煙草の香り漂へる中に安らぐひと時なれど
・「コブ」の名の謂れをつひに聞かで止む町の変貌窮まりもなし
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講師・吉村睦人先生の歌(2013年12月)

2014年01月04日 | 講師の作品
新アララギ 2013年12月号より

・鉞を高く振り上げ薪割りせしかの山小屋の一夏恋し
・なるようにしかならないと気づきしより仕事いくらかはかどりてゆく
・夕日なほそこにあるかと思ふまで輝きてゐる一つ雲あり
・引越し来て早も四年(よとせ)か平鉢にあふれて咲きゐるオキザリスの花
・今となりて焦り心の湧きくれど老を理由に諦めやすし
・先入主ありて読まざりし姜尚中(カンサンジュン)読みはじめれば引き込まれゆく
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