手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2023年1月歌会のお知らせ

2022年12月25日 | 歌会のお知らせ
開催日  2023年1月8日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第4学習室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

歌稿(短歌3首)は、12月29日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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新入会員の紹介

2022年12月25日 | トピックス
高木 千春さん
・2022年12月入会
・船橋市在住
・会社員です。
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2022年12月歌会の報告

2022年12月25日 | 歌会のお知らせ
開催日  2022年12月11日(日)午後1時~4時30分(終了)
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第3学習室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
参 加  歌稿提出16名(出席11名、添削5名)


☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。


☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2022年12月)

2022年12月24日 | 会員の作品
佐々木フミ子:教師たりし友はなつかしむボートにて子ら通学せし渡し場指しつつ(新アララギ2022.12)
千葉照子:Campagna(カムパニヤ)羅馬の街を囲む野の何処に茂吉は罌(け)粟(し)を見たるか     「遠遊」(歌会2022.12)
今野英山:八年をへだて会ひたる友の顔やけに老けたりマスクは残酷(新アララギ2022.12)
高橋毬枝:薄羽の下をしきりに震はせて高鳴く蝉は朝明け知らす(新アララギ2022.12)
麦島和子:心ある友の支えに助けられ窮地のり越え今日まで来たり(新アララギ2022.12)
岸野トモヱ:*オバサンは絶対信じられないと不信のひとみで吾をながめる(歌会2022.12)
大倉康幸:*新分野誰も教える人は無し自分の力で這い上がって行け(新アララギ2022.12)
相川盈子:*思い出の詰まりし品も手放しぬ夫の病にわれは目覚めて(新アララギ2022.12)
宮本通代:田にあふるる蓮の大葉に夏風のわたりて実りの収穫を待つ(新アララギ2022.12)
丸山幸子:子も巣立ち愛犬も逝き残されたわれは花など愛でて生きゆく(新アララギ2022.12)
鈴木英一:日の入りに飛行機雲の一直線あかねに染まりてあざやかなりき(歌会2022.12)
東寿美枝:夫のやうな上司の下で働けたらと父(お)息子(やこ)の会話厨で聞きぬ(歌会2022.12)
今野礼子:*子を騙る詐欺の電話に騙さるる老いの一人となりしか吾も(新アララギ2022.12)
桂 崇人:*幸せな幼少期のち雨、嵐灰色の学ラン、キラめく私服(歌会2022.12)
高木千春:*赤い服捨ててしまおう忘れようスリムな頃の若き日の吾(歌会2022.12)
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講師の歌(2022年12月)

2022年12月24日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・早稲田出て六十余年か口よよみ杖ひく老いとなりて集ひぬ
・「池之端」に宿りし新婚第一夜友ら襲来「事」なくて過ぐ

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・揃ひたる服にて番号呼ばれゆくドックといふ名の品質検査
・まだ使へるもうポンコツかわが身への通信簿わたされ一喜一憂
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2022年11月歌会の報告

2022年12月24日 | 歌会のお知らせ
開催日  2022年11月12日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第5学習室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
参 加  歌稿提出16名 当日参加11名

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2022年11月)

2022年12月24日 | 会員の作品
佐々木フミ子:いつしかに子の声聞かぬ我が街か車椅子に人は犬と散歩する(新アララギ2022.11)
千葉照子:軽米(かるまい)の句会の写真に二十四歳(にじふし)の曾祖父武蔵(たけざう)風格備ふ(歌会2022.11)
今野英山:阿蘇の地に会津の幟あまた立つ南洲に心を重ねし藩士ら 会津の佐川官兵衛この地に戦死す(新アララギ2022.11)
高橋毬枝:不安なる世情に慌てず孫達は藪原分けて若竹のごと伸ぶ(新アララギ2022.11)
麦島和子:餌をやる一人の老人囲むように数多の鳥ら集い来たれり(新アララギ2022.11)
岸野トモヱ:*バーバもねこんな大きなパソコンでお仕事したよとついつい話す(歌会2022.11)
大倉康幸:*どうやって説得しようか新規客難題だから依頼して来る(新アララギ2022.11)
相川盈子:*副反応の強き治療を選ぶ夫その体力をわれも信じぬ(新アララギ2022.11)
宮本通代:無理はすな若くはないと言ひくれぬ猛暑の夏の帯状疱疹(新アララギ2022.11)
丸山幸子:この母になりにし娘は残しゆく卒園記念と書かれし聖書(新アララギ2022.11)
鈴木英一:高野山本堂進めば広らなる石庭続き建物つづく(歌会2022.11)
東寿美枝:藍染めの浴衣を今年も着ず過ぎて群青の空に花火上がらず(歌会2022.11)
今野礼子:*コロナ禍に生まれし孫はマスクなき吾を諌める散歩の道に(新アララギ2022.11)
桂 崇人:*思い出と夢がいっぱい詰まってる僕の宝だバスケットコート(歌会2022.11)
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講師の歌(2022年11月)

2022年12月23日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・北杜夫ひそかに持ちゐし骨数片けふ「金瓶(かなかめ)」の御墓にまつる
・骨瓶を開くれば大き頭蓋骨なべてを守るごとく鎮座す

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・阿蘇五岳いまだ萱野の萌えずして深山霧島紅くいろどる
・火の山の中に人住み吾もたつ慣れて忘るる危ふき国に
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会員の作品(2022年10月)

2022年12月22日 | 会員の作品
佐々木フミ子:寝ころべるホームレスに日差しやはらかすぃ木にロープかけもの干す下に(新アララギ2022.10)
千葉照子:鷗外のアルバム余白に地図を描き少年目指すは千駄木の家々(歌会2022.10)
今野英山:崩れたる乱積みの石垣手に負へぬ絵のなきジグソーパズルと思へ(新アララギ2022.10)
高橋毬枝:コーヒーを淹れて机に対ひたり走り書きせし言葉拾ひて(新アララギ2022.10)
麦島和子:いつまでも肩肘張らず生きてねと黙し願いつ夫を見守る(新アララギ2022.10)
岸野トモヱ:*円建てかドル建てだけで差のできるそういう職場に吾働けり(歌会2022.10)
大倉康幸:*繊細な人間なれど生きている住みづらき世と思いながらも(新アララギ2022.10)
相川盈子:*炊事より職を退こうとスーパーに夕餉の揚げ物迷わず選ぶ(新アララギ2022.9)
宮本通代:遠雷の音聞こえ来ていよいよと待ちゐる間に空晴れ渡る(新アララギ2022.10)
鈴木英一:帆曳き船大き白き帆ふくらませ風受くる形のバランス見事(歌会2022.10)
永盛佑樹:この世には思い残すことが何もなしとかそんなわけがないだろ(歌会2022.10)
東寿美枝:丘に建つクラーク銅像真眼下の街は日向と陰と赤きテレビ塔(歌会2022.10)
今野礼子:*壁塗りの十日余りに親しみし若きら去りて梅雨に入りゆく(新アララギ2022.10)
桂 崇人:*「ありがとう」魔法の言葉唱へれば心安らぐ陽だまりのごと(歌会2022.10)
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