手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2018年2月歌会のお知らせ

2018年01月23日 | 歌会のお知らせ

開催日  平成30年2月11日(日)午後1時~4時30分

 会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階和室

 講 師  「新アララギ」選者 吉村 睦人先生

 内 容  短歌作品の批評、添削指導

 会 費  1500円/月(会員は6か月前払い)

2月1日(木)必着で歌稿(短歌3首)を大倉康幸氏まで提出してください。(葉書、FAX[、メール)

☆見学もできます。(見学の場合は1000円/回) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。
☆吉村先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の前代表です。開成高校教頭・青稜高校校長を歴任するなど教育者としても知られています。
☆見学または入会を希望される方は下記にメールしてください。
yohkuraq@gmail.com 手賀沼アララギ短歌会

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会員の作品(2017年12月)

2018年01月23日 | 会員の作品

< *印 新仮名遣い

三谷和夫:上高地に老いて初めて泊りたり昼より朝を夜を見るべし(新アララギ2017.12)

佐々木フミ子:我が読むを点訳してゐる友の指「白鳥の湖」奏づるごとく (新アララギ2017.12) 

木村和子:土の上にやや肉厚の葉を置けば縁(へり)よりハカラメ幾本も立つ(新アララギ2017.12)

須田博:生(あ)れしより休まず働く我が脳の皺幾筋か数へて見たし(歌会2017.12)

千葉照子: 激流の賀茂川の岸に蒼鷺は立ちつくし居り台風の中(歌会2017.12)

今野英山:米軍の迫りし時に住民は白旗あげて島を守りき(新アララギ2017.12)

高橋毬枝:墓石を越ゆる荒草抜き続けこれで最後と子は手を合はす(新アララギ2017.12)

山崎日出男:信玄が野戦に喰ひしはうとうを甲斐の旅路に吾も味はふ(歌会2017.12)

麦島和子:*ひたむきに葱の改良続けし亡父甘く柔き葱を作りぬ(新アララギ2017.12)

岸野トモヱ:*ほんのりと流れるお香に惹かれ入れば和紙和小物の旧き呉服屋(歌会2017.12)

大倉康幸:*誰からも批判の出ない結論が出ぬから今日もああ多数決(新アララギ2017.12)

相川盈子:*柏槇は森のごとくに茂りおり犬枇杷までも着生させて(新アララギ2017.12)

宮本通代:ミサイルが花火だつたらいいのにと小一の男子の一行日記(新アララギ2017.12)

葛岡昭男:*コスモスの花言葉何故か切なくて遠き初恋ひととき思う(新アララギ2017.12)

渡辺澄子:*スクリーンにパンダの香香(シャンシャン)現れれば夫婦のもめも笑みで静まる(歌会2017.12)

石川芳江:*共働きの子に送る宅配便風邪に注意との一筆添える(歌会2017.12)

立川多喜子:ガラス戸の外に下がれる青き糸瓜子規の視線をそのままに見る(新アララギ2017.12)

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講師・雁部貞夫先生の歌(2017年12月)

2018年01月23日 | 講師の作品

新アララギ 2017年12月号より

・モハメッドはいつの頃よりムハンマド吾は馴染めずムハンマド・アリ

・大根卸たつぷり摺れとの下命あり今年初めて秋刀魚の夕餉

・紅葉卸とやせ我慢して大根するこの卸し金われには凶器

・子規といへど晩年いく度か狂乱す書き残す絵には千枚通し

・昼に鮨夕べに食すステーキか子規の食欲思ひ出でつつ

・小樽にもドンキホーテの店ありてカンカン帽買ふ紙の製品

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講師・吉村睦人先生の歌(2017年12月)

2018年01月23日 | 講師の作品

新アララギ 2017年12月号より

・入院し妻居らざれば躊躇はずベランダに出て秋刀魚を焼きぬ

・手術の始まる頃とわが思ひ仏壇に行きて灯明点す

・帰りても誰も居らねば駅前の小店に寄りて串焼きを食ふ

・何も言はぬに砂肝二本まず出しぬわれの好みを熟知してゐて

・昨日はお握りだつたから今夜はお茶漬と女将は言ひぬ

・気さくなる女将は五十年程前女子高校でのわれの生徒

 

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