手賀沼アララギを指導していただいている雁部貞夫先生が、第13回「島木赤彦文学賞」を受賞しました。
受賞作は歌集『ゼウスの左足』(角川書店)です。
雁部先生は日本有数の短歌結社「新アララギ」の選者であるとともに、登山家として知られています。
受賞作の『ゼウスの左足』はアフガン、パキスタンへの踏査行を体現し辺境の現在を詠い上げた雁部先生ならではの歌集です。
・戯れに誰が作りし刷り物か酒豪番付の君は大関われは小結
・ヒンドゥ・クシュの麓の町に得し一つ机上に今もバッカスの神
・蠍座に光るくれなゐの星ひとつ氷河の上のわれら導く
・重き荷にあへぎ続けしこの三日山は神さぶ氷河の果てに
・われら三人(みたり)今日より氷河に入りゆかむ磨ぎし氷斧の光鮮(あた)らし
受賞作は歌集『ゼウスの左足』(角川書店)です。
雁部先生は日本有数の短歌結社「新アララギ」の選者であるとともに、登山家として知られています。
受賞作の『ゼウスの左足』はアフガン、パキスタンへの踏査行を体現し辺境の現在を詠い上げた雁部先生ならではの歌集です。
・戯れに誰が作りし刷り物か酒豪番付の君は大関われは小結
・ヒンドゥ・クシュの麓の町に得し一つ机上に今もバッカスの神
・蠍座に光るくれなゐの星ひとつ氷河の上のわれら導く
・重き荷にあへぎ続けしこの三日山は神さぶ氷河の果てに
・われら三人(みたり)今日より氷河に入りゆかむ磨ぎし氷斧の光鮮(あた)らし
今回の大震災の津波で大きな被害を蒙り、雁部先生のご親戚も随分亡くなられたと聞いています。
一日も早い復興を祈っています。
コメントありがとうございました。
文面からすると雁部先生を個人的に存じていらっしゃる方でしょうか?
先生にはコメント内容を伝えておきます。