手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2024年6月歌会のお知らせ

2024年05月21日 | 歌会のお知らせ
開催日  2024年6月9日(日)午後1時~4時30分
会 場  我孫子駅前 けやきプラザ8階第2会議室
講 師 「新アララギ」選者・代表 雁部 貞夫先生
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月(半年分を前払いで支払います。中途入会は月数に応じて支払い

歌稿(短歌3首)は、5月30日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。
新型コロナによって歌会が中止の場合もあります。その場合は雁部先生に添削をしてもらいます。
またその添削結果をテキストとして、後日リモート歌評会をおこなう予定です。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆雁部先生は全国で屈指の短歌結社「新アララギ」の代表・選者です。登山家としても知られています。
歌集「ゼウスの左足」で島木赤彦文学賞を受賞しました。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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会員の作品(2024年5月)

2024年05月21日 | 会員の作品
*新仮名遣い

千葉照子:面差しの似たると気付くは十のころ祖母われ並ぶ写真見し時(歌会2024.5) 
今野英山:黒こげのぶつ切りの皮にまどひつつ京風うな丼すてがたき味(新アララギ2024.5)
高橋毬枝:天井を這ふハエトリグモの足八本ダンサーのごとし歩調乱れず(新アララギ2024.5)
麦島和子:川堤歩みつつ歌う「早春賦」母を偲びて涙溢るる(新アララギ2024.5)
岸野トモヱ:*助け合うはるか昔のふるさとの習いはどこに消えていきしか(歌会2024.5)
大倉康幸:*見上げれば雲一つない青空だ元気をもらって前に進もう(新アララギ2024.5)
相川盈子:*管一本身につけるなく夫逝きぬ海辺の温き木の病棟に(新アララギ2024.5)
宮本通代:手の甲の青き血筋を見つむれば母の手に似て母の恋しく(新アララギ2024.5)
丸山幸子:*ガザの子の涙を横目に炬燵にてわれは蜜柑を頬張るばかり(新アララギ2024.5)
鈴木英一:神社にて幾多の外国参拝者我らと同じく二礼より始む(歌会2024.5)
東寿美枝:夫婦とは阿吽の呼吸で解り合ふされど共感の言葉交はしたし(新アララギ2024.5)
今野礼子:*撫でながら愚痴言えば心静まりぬ犬と暮らしし十五年間(新アララギ2024.5)
桂 崇人:*葉桜とノースリーブで歩く女性(ひと)僕の季節がいよいよ始まる(歌会2024.5)
安達和治:*白杖に席を譲りし若者の眺むる車窓に菜の花の咲く(歌会2024.5)
高木千春:*ランタンに願いを込めて空に放つその美しさがなぜか悲しい(歌会2024.5)
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講師の歌(2024年5月)

2024年05月20日 | 講師の作品
新アララギ5月号より抜粋

雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・王の世継ぎ定まらば皇子(みこ)ら消されゆく漢も明日香の御代もおぞまし
・バッキャヤロウ天に向ひて声放つ理不尽な奴に出会ひし夕べ

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・冬ざれの空に咲きみつる寒桜かなはぬ願ひつぶやいてみる
・千枚田の景をまるごと取り入れて離宮の庭は今に保てる
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