手賀沼アララギ短歌会

千葉県我孫子市で開催している短歌会のブログです。一緒に短歌を楽しみませんか。

会員募集

千葉県我孫子市で歌会を開いています。 初心者歓迎。。一緒に短歌を楽しみませんか。 歌会は原則毎月第2日曜日13:00-16:30。。 場所は我孫子市内(駅前けやきプラザ他)。 講師は「新アララギ」代表の雁部貞夫先生および「新アララギ」選者の今野英山(当会代表)が交互に務めます。。。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 内容は短歌作品の相互批評、および講師による添削指導や関連知識の講話などです。。 会費は月1500円(2012年3月改訂)。。見学は1回まで可能で、無料です。 問合せは次のアドレスにお願いします。 eizan@plum.ocn.ne.jp(手賀沼アララギ短歌会)

2025年1月歌会のお知らせ

2024年12月25日 | 歌会のお知らせ
開催日  2025年1月12日(日)午後1時~4時30分
会 場  手賀沼湖畔 アビスタ第4学習室
講 師 「新アララギ」選者 今野英山(当会代表)
内 容  短歌作品の批評、添削指導
会 費  1500円/月

歌稿(短歌3首)は、1月2日(木)必着で担当者(大倉)まで提出してください。

☆歌会は見学もできます。(一回にかぎり見学は無料) 事前に短歌3首を提出すれば批評・指導が受けられます。

☆見学もしくは会への参加を希望される方は下記にメールしてください。
eizan@plum.ocn.ne.jp 手賀沼アララギ短歌会・今野英山
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今野英山歌集『ランドスープ』上梓

2024年12月25日 | トピックス


当会代表の今野英山が歌集『『ランドスープ』を上梓しました。

『編笠茸』『琉球弧』に次ぐ、第3歌集となります。
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会員の作品(2024年12月)

2024年12月25日 | 会員の作品
*新仮名遣い

今野英山:十六世紀の世界の版図ここに見るTANEGASHIMAにはポルトガルの旗(新アララギ2024.12)
高橋毬枝:御堂より読経の声のとよもして参道の歩みリズムカリなり(新アララギ2024.12)
麦島和子:夫への不満聞いてくれたる友は最後に夫への感謝心の隅にと(新アララギ2024.12)
岸野トモヱ:*誰一人知る人のない寝台車上段に寝ねし若き日のわれ(歌会2024.12)
大倉康幸:*少しだけスピード出して前に行くその積み重ねが我には大切(新アララギ2024.12)
相川盈子:*まだ困る五年は欲しいわが命ひとり立ちせぬ娘と孫は(新アララギ2024.12)
宮本通代:夫在らば心待ちして相手せむ宿題抱へやつて来る孫に(新アララギ2024.12)
丸山幸子:*この夏を洗い流して引き出しに仕舞う夕暮れ白きブラウス(新アララギ2024.12)
鈴木英一:年々に加速してゆく異常気象世界の政治も似てはいまいか(歌会2024.12)
東寿美枝:暗闇にかがり火ゆらぐ薪能「道成寺」に見る女の情念 成田山新勝寺(新アララギ2024.12)
今野礼子:*説明は要らぬ早くと怒鳴る人用法用量間違うなかれ(新アララギ2024.12)
桂 崇人:*銀杏を一口一口噛みしめてやがて来る冬にさあ立ち立たんかな(歌会2024.12)
安達和治:目を閉じて心のフィルムを映し出すお怯えてばかりの我の生き様(歌会2024.12)
三宅信子:*外苑の銀杏並木の一世紀これから後もまっすぐ伸びよ(歌会2024.12)
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会員の作品(2024年11月)

2024年12月24日 | 会員の作品
*新仮名遣い

今野英山:高々と歴史の英雄立つ広場どの広場にも物乞ふ人ら(新アララギ2024.11)
高橋毬枝:久々に弾む映画に気の晴れて夕餉の膳にうな重並ぶ(新アララギ2024.11)
麦島和子:煮炊きする匂い漂う道みちに家族のぬくもり想い描きぬ(新アララギ2024.11)
岸野トモヱ:*我が家にもハクビシンきて猫のえさのうわまえはねてゆうゆうと去る(歌会2024.11)
大倉康幸:*顧客からの指摘を受けて修正す理解不足が身に染むひととき(新アララギ2024.11)
相川盈子:*亡き夫は山百合避けて草刈りし今朝白き花いくつも咲きぬ(新アララギ2024.11)
宮本通代:くれなずむ街に流るる「愛の讃歌」強くやさしく届けウクライナにも(新アララギ2024.11)
丸山幸子:*子らの声蝉の鳴き声聞かぬ夏庭に見つけし空蝉一個(新アララギ2024.11)
鈴木英一:宮崎には神話の神々祀る社いくつもありて記紀そのままに(歌会2024.11)
東寿美枝:白馬の朝澄みし空気の木々の間は光芒なりて神御(お)座(は)すかと(新アララギ2024.11)
今野礼子:*雄弁なる我らが師をも遮りて学芸員の熱く語れり 関宿城博物館(新アララギ2024.11)
桂 崇人:*生命(いのち)とは残り時間のことだからまだ生み出せる齢(よわい)四十一(歌会2024.11)
安達和治:定年の日比谷花壇の包み紙破らず畳む父の哀しさ(歌会2024.11)
高木千春:*遠雷が梅雨の終わり告げ夏きたりハンドル握り海まで行こう(新アララギ2024.11)
三宅信子:*焦がしたり目打ちにて突いたりアイロン台あなたと私の無言と無言(歌会2024.11)
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講師の歌(新アララギ2024年12月号)

2024年12月24日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・文鎮の代はりのハーケン錆びたれど俎嵓*マナイタグラの完登記念 
             *谷川岳の西へ張り出した岩峰群
・幾時間たちしや登攀の終着点岩の裂け目に竜胆りんだうそよぐ

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・リスボンにてまづ何するか中折れの手製の帽子をこの店に買ふ
・植民地の苦き香りか深煎り珈琲エスプレッソアールヌーヴオーのカフェに味はふ
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講師の歌(新アララギ2024年11月号)

2024年12月24日 | 講師の作品
雁部貞夫先生(新アララギ代表)
・今日よりは入院の妻へ通ふ身ぞまづは神明宮の鈴打ちならす
・退院のあとは伊豆の高原に過すべし若く旅せし思ひ出の地か

今野英山 手賀沼アララギ短歌会代表(新アララギ選者)
・ジャカランダの花見上げゆく石畳はろばろ来たるリスボンの街
・建物の狭間の坂道みぎひだり路面電車はきしみて走る
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