チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

鏡開き

2011年01月11日 11時23分10秒 | 日記
鏡餅を砕いて鏡餅しるこ

今日は朝から十勝の小豆を湯がいている
今年は鏡餅は供えなかったので
年末に黒部の開沢恵子さんが送ってくれた割餅を使う

鏡餅は歳神様に供え其れをこの日に下ろしていただくのだが
もともと旧暦の1月11日であったので
ここでも太陽暦にあわせると違った意味になるかもしれないが
今は時流として従うしかないだろう

針供養もこの日だったのだがどういうわけか
2月8日に移った

鏡餅は
神棚
床の間
玄関
書斎
鏡の前
台所 

育った家はそれぞれ大きさを変えて飾っていた
チャコちゃん先生も
床の間
書斎
台所
の三箇所に大きさを変えて飾る

最近鏡餅は餅を搗いたところに持っていって搗きなおしてもらう
今はなかなか割るのが面倒だ

母は割った鏡餅を更に細かく割って
油で揚げ粗目でまぶしたものと粗塩でまぶしたあられを作っていた

チャコちゃん先生これを真似するのだがうまく行かない
芯が残る
で結局面倒くさいので搗きなおしをしてもらうようになった

此処3年ゆずり葉や裏白だいだいなどを売る「てきや」がいなくなり
鏡餅を飾るのに苦労する
それでついつい鏡餅をやめる人も多くなる

そうすると歳神様も行き様がなくなるわな

さてさて
来年はきちんといたしましょう
とりあえず餅の入ったおしるこはおいしくーーーー

そうそう鏡のまえに鏡餅を置くのは
鏡が魂を映すと信じられた名残のよう
初鏡と言う言葉が残っているが
昔の鏡開きは1月二十日(はつか)だったらしいね
鏡はいつもピカピカに磨いておこう
其処に歳神様が遊びにいらっしゃるかも
コメント
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