明日の「比佐子つれづれ」では
きものの原点をお話させていただく
「きものってなんだろう」
が今年のテーマである
17日・18日と
紅花寒染めを雪の中で取材した
寒染めの一人者山岸幸一さんとは35年の付き合いになると言う
一緒に行った吉田加奈子が
「私の一生と同じ長さです」
「アラあなた何時の間にそんな歳になっちゃたの?」
あっごめん
山岸さんはひたすら手仕事を続けてきた
「がちゃまん」
ギャちゃんと織れば万の儲かる
と言う機械化、化学染料、化学繊維の時代に家業継ぎ
「どうも違う」
と言うことで全く逆の手仕事に向かった
「その理由は?」
絹はさわっていて気持ちがいい
植物染料で染めたものはその色を見ているだけで嬉しい気持ちになる
「つまりは自分自身が喜びの中にいつもいられるから」
「原価計算とか効率さは?」
「手仕事の間中楽しませてくれるし、イロイロと学ぶことがある」
こんなに多くのことを学ばせてくれた上に
家族が飢えないで仲良く生活する
「それ以上の何を望むの?」
仲間と思っている人たちのなかでも
大量に作ってお金を儲けたいので
嘘偽りの説明をしてきものに高額な値段を付けていく人たち
チャコちゃん先生も
そのような人をたくさん見てきた
しかし
山岸幸一さんは動かない
「頑固よね」
「いやそれが植物にも糸にも一番いいことだと思っているから」
自分のためだけにするのではない
紅花は先人達が寒染めをするのが色落ちしないコツ
鳥梅を使うことで色が一層美しくなる
灰汁で色の出を良くする
米酢で仕上げをする
「全部先人達が長い月日を賭けて実験してきたこと」
それに今の時代に合わせた色の広がりを付け加えれば
先人達の知恵も生きる
「こうして手仕事を伝えていくことが大切なことだとおもう」
きものは所詮今の時代、たくさんは要らない
心をこめて作ったものを
喜びをこめて着る人がいれば
それは日本人の豊かな心を受け継ぐことになる
真実を生きることは
自然の恩恵を素直に受け入れ
其れを生かすことだと山岸幸一さんを見ていて思う
そうすると
ぶれない人生が歩める
きものを知ることが
人生を理解できることだとチャコちゃん先生は信じている
「きものってなんだろう」
これからⅠ年解剖していきたい
きものの原点をお話させていただく
「きものってなんだろう」
が今年のテーマである
17日・18日と
紅花寒染めを雪の中で取材した
寒染めの一人者山岸幸一さんとは35年の付き合いになると言う
一緒に行った吉田加奈子が
「私の一生と同じ長さです」
「アラあなた何時の間にそんな歳になっちゃたの?」
あっごめん
山岸さんはひたすら手仕事を続けてきた
「がちゃまん」
ギャちゃんと織れば万の儲かる
と言う機械化、化学染料、化学繊維の時代に家業継ぎ
「どうも違う」
と言うことで全く逆の手仕事に向かった
「その理由は?」
絹はさわっていて気持ちがいい
植物染料で染めたものはその色を見ているだけで嬉しい気持ちになる
「つまりは自分自身が喜びの中にいつもいられるから」
「原価計算とか効率さは?」
「手仕事の間中楽しませてくれるし、イロイロと学ぶことがある」
こんなに多くのことを学ばせてくれた上に
家族が飢えないで仲良く生活する
「それ以上の何を望むの?」
仲間と思っている人たちのなかでも
大量に作ってお金を儲けたいので
嘘偽りの説明をしてきものに高額な値段を付けていく人たち
チャコちゃん先生も
そのような人をたくさん見てきた
しかし
山岸幸一さんは動かない
「頑固よね」
「いやそれが植物にも糸にも一番いいことだと思っているから」
自分のためだけにするのではない
紅花は先人達が寒染めをするのが色落ちしないコツ
鳥梅を使うことで色が一層美しくなる
灰汁で色の出を良くする
米酢で仕上げをする
「全部先人達が長い月日を賭けて実験してきたこと」
それに今の時代に合わせた色の広がりを付け加えれば
先人達の知恵も生きる
「こうして手仕事を伝えていくことが大切なことだとおもう」
きものは所詮今の時代、たくさんは要らない
心をこめて作ったものを
喜びをこめて着る人がいれば
それは日本人の豊かな心を受け継ぐことになる
真実を生きることは
自然の恩恵を素直に受け入れ
其れを生かすことだと山岸幸一さんを見ていて思う
そうすると
ぶれない人生が歩める
きものを知ることが
人生を理解できることだとチャコちゃん先生は信じている
「きものってなんだろう」
これからⅠ年解剖していきたい