米沢の山岸幸一さんの工房に
紅花寒染めの取材にヨシダと行ってきた
詳しいレポートはヨシダが「比佐子つれづれ」の
フリーペーパーに書くのでお楽しみに
出発から刺激的だったのは
新幹線のシステム故障で
「東北新幹線は回復の見込みが立たない」という
でも紅花寒染めがチャコちゃん先生達を呼んでいるなら
「必ず動く」
と気楽に中央線に乗ると
これまたもっとお気楽なヨシダ
「止まっているんですか?動きますよ」
案の定東京駅に着いたらすでに動き始めていて
とにかく乗ろうとと飛び乗ったらガラガラ
「何でもかんでもコンピューターに頼っちゃあいけないのね」
結局多くの人は敬遠して東京駅に近寄らなかった
と言うこと
福島から山形新幹線に入ると車窓は豪雪風景
ツイッターの写真をどうぞ
工房に着くと間髪いれず紅花染めが始まる
紅花餅を灰汁でほぐし黄色の染料を取り除く作業
其れから3時間おきに染料にこれから染液としてよろしく
と灰汁を入れながら3回様子を見る
山岸親子3人で素手で静かに静かに花びらをほぐし絞る
その作業は夜中にも行われる
朝5時いよいよ鳥梅の液を入れて染に入る
今回は秋櫻舎の肌着、湯文字、裾除け
三人で一枚一枚丁寧に穏やかに染液に浸しもむ
みるみる美しい紅色だ
「鳥梅は咳止めにもなるよ」
チャコちゃん先生すぐ一個を口に持っていく
「この下着を身に付けると紅花の作用で血流の流れがよくなり健康になるね」
「体に心配がないと心も穏やかになるわ」
「この濡れ色を見ると嬉しくなる本当に綺麗」
皆でザルに上がった紅色の布を見つめる
こちらも3回繰り返し
しばらく「おねんね」
その間に冷え切った体をストーブで温める
「さあ始めよう!」
最後に米酢を入れ色を引き締め
雪の壁の間を流れる小川にもって行き水洗い
川の水は手をさすようにいたい
其処も素手 (ツイッターに写真アリ)
山岸幸一さんとは彼が言う昭和51年(1976年)の夏に
チャコちゃん先生が紅花の取材で訪れた
35年の付き合いになる
彼はその間手仕事をひたすら行っていた
ご自分の信じる自然の恵みを着物の染めに表現していた
種を植え、染材料を育て、蚕を飼って糸をとり、植物染料で染め
手機でひたすら布を織ってきた
一本の道をただ信じて歩いてきた
しかしその一本が100本10000本以上の道を究めた生き方になっている
一旦自分の道を歩んでいた子供達も
父の手仕事を手伝いつなぎ始めた
今年はいよいよ赤崩草木染王国の誕生だ
子供達の特質も生かされた建築が始まり王国のスタートが切られる
「お天道様が見ている、自分に正しく生きた人は必ず報われる」
小沢一郎さんがよく言っている言葉が此処に生きていた
紅花寒染めの取材にヨシダと行ってきた
詳しいレポートはヨシダが「比佐子つれづれ」の
フリーペーパーに書くのでお楽しみに
出発から刺激的だったのは
新幹線のシステム故障で
「東北新幹線は回復の見込みが立たない」という
でも紅花寒染めがチャコちゃん先生達を呼んでいるなら
「必ず動く」
と気楽に中央線に乗ると
これまたもっとお気楽なヨシダ
「止まっているんですか?動きますよ」
案の定東京駅に着いたらすでに動き始めていて
とにかく乗ろうとと飛び乗ったらガラガラ
「何でもかんでもコンピューターに頼っちゃあいけないのね」
結局多くの人は敬遠して東京駅に近寄らなかった
と言うこと
福島から山形新幹線に入ると車窓は豪雪風景
ツイッターの写真をどうぞ
工房に着くと間髪いれず紅花染めが始まる
紅花餅を灰汁でほぐし黄色の染料を取り除く作業
其れから3時間おきに染料にこれから染液としてよろしく
と灰汁を入れながら3回様子を見る
山岸親子3人で素手で静かに静かに花びらをほぐし絞る
その作業は夜中にも行われる
朝5時いよいよ鳥梅の液を入れて染に入る
今回は秋櫻舎の肌着、湯文字、裾除け
三人で一枚一枚丁寧に穏やかに染液に浸しもむ
みるみる美しい紅色だ
「鳥梅は咳止めにもなるよ」
チャコちゃん先生すぐ一個を口に持っていく
「この下着を身に付けると紅花の作用で血流の流れがよくなり健康になるね」
「体に心配がないと心も穏やかになるわ」
「この濡れ色を見ると嬉しくなる本当に綺麗」
皆でザルに上がった紅色の布を見つめる
こちらも3回繰り返し
しばらく「おねんね」
その間に冷え切った体をストーブで温める
「さあ始めよう!」
最後に米酢を入れ色を引き締め
雪の壁の間を流れる小川にもって行き水洗い
川の水は手をさすようにいたい
其処も素手 (ツイッターに写真アリ)
山岸幸一さんとは彼が言う昭和51年(1976年)の夏に
チャコちゃん先生が紅花の取材で訪れた
35年の付き合いになる
彼はその間手仕事をひたすら行っていた
ご自分の信じる自然の恵みを着物の染めに表現していた
種を植え、染材料を育て、蚕を飼って糸をとり、植物染料で染め
手機でひたすら布を織ってきた
一本の道をただ信じて歩いてきた
しかしその一本が100本10000本以上の道を究めた生き方になっている
一旦自分の道を歩んでいた子供達も
父の手仕事を手伝いつなぎ始めた
今年はいよいよ赤崩草木染王国の誕生だ
子供達の特質も生かされた建築が始まり王国のスタートが切られる
「お天道様が見ている、自分に正しく生きた人は必ず報われる」
小沢一郎さんがよく言っている言葉が此処に生きていた