チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

今日の比佐子つれづれ

2012年05月26日 12時05分13秒 | 日記
今日は装束から見た柄のお話しをするつもり
日本は奈良時代に律令政治が整って
身分に合わせた装束がその地位を決めた

よく天皇陛下の礼服を「衣冠束帯」
と言ういい方をするマスコミが多いが
「衣冠」と「束帯」は全く別のもの
束帯格が上で衣冠は日常着
表からすぐ分かるのは冠も束帯がきちんと長い
長袴の裾がつぼまって活動的なのが衣冠

別にこういうのをしらなくてもいいや
と思っている方も多い
グローバルと云われるこの時代
外国に行ってそれなりの階級の方と話し合うと
必ず日本の衣装のことが話題になる
そういうとき知らないのは日本人として恥ずかしい

また女房装束の事を今では十二単という呼び方に落ち着いているが
その装束も現在のきものの形に影響を与えている
しかも格のある文様というのは
天皇陛下や諸王その他の上位クラスの人たちが身につけた装束の文様を云う

そういうことを紐解いて
いまのきものの着方の参考になればいいと思う

本日13時30分からお茶の時間を含んで16時まで
飛び入り大歓迎
会費3150円
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