チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

緊張の糸

2012年05月28日 09時46分44秒 | 日記
ロンドンオリンピックの出場を賭けて
女子バレーは昨夜5セットまでがんばった
2セットをとれば出場権がとれると云うことで
選手の気合いがハイいていた

その気合いに魅せられてつい見入ってしまったが
二セットとったとその瞬間からプツンと糸が切れた感じがした
選手たちの体から張りが無くなったのだ

其れは微妙に伝わってくるのだが何かが溶けていく
いままで1メートル飛んでいたのが99.8センチになる
そう言う微妙な違いなのだが
勝負にかけるパワーが弱まる
一人だけで無く選手全体の安堵感が微妙なミスを呼ぶ

たぶんこう言う微妙ささえ克服する人が名選手と云われる人なのだろう

オリンピックに出ると言う目標は達したが
自分がなぜバレーをやっているのかと
自答した人が緊張の糸など張らないし緩まない

すべてにおいてそうなのだと思った
常に自分自身に問いかけた行動が出来るようになれば

慌てたり落ち込んだりはしない

チャコちゃん先生この「なぜこれをやるのか」
と言う問いかけをしないで仕事に手を付けることが多く
後で失敗しミンナニ迷惑を代える

なるほどなるほどと魅せてもらったバレーボールの中継だった
コメント
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