大人気の新聞記者を連休のときに見た
もう一度見ようと思い本日早朝に挑戦したが敗退いづこも満員で入れなかった
ここまで人気になるとは思ってもいなかったしよくぞこの時期に公開をするとができたと喜ばしい
日本の国は「官僚」で動いていることを感じている人は多い
その証拠に官僚に手を付けようとした小沢一郎さんがああも無残に打ちのめされたのは記憶に新しい
すべての官僚を敵に回してしまったのだ
そこからは政治家としての権限を剥奪されて今日に至る
政治家が国を動かしていると思っていた時チャコちゃん先生は農水省の審議委員に選ばれた
農水省の課長と養蚕の発展のために全国を飛び回っていた
日本から絹を消してはいけないと国産ブランドを立ち上げる企画も出した
わけも分からず不勉強のママ養蚕業の進展に行動をしていた
政治家との視察もあったしかしその時あくまで実態を掴んでいるのは官僚で政治家はお飾りであった
現場の人はよくわかっていて表向きは政治家に陳情をするが実際は官僚だということを知っているので、官僚とともに動く私を重要視していた
国の「仕組み」というものがおぼろげにわかった頃その課長は次期局長に成れると言われる部署に転勤、絹の関係者は力のある人を取られて心底がっかり
もちろん私も支柱を失い自分の意志は全く通らず平穏無事のやり方で進めるしかなくなっていた
何事もなく無事平穏を貫く官僚は出世はするが世の中をどうしたいかのビジョンは示せない
絵に書いたぼたもちみたいな話で明け暮れているうち任期が終わり嬉しくその役を降りた
件の課長とは時どき電話で話をしていたりしたがある日の真夜中
「話を聞いてほしい会えないかな」
「今もう夜中ですよ明日の朝ではいけませんか?」
「そだね女性を呼び出す時間ではないね」
その次の朝彼は自殺した
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