「比佐子つれづれ」は38年の月日を数えた
1980年に「秋櫻着物塾」を開き着付けを教わった人たちが更に着物について知識を身に着けたいということで開校したのが「比佐子つれづれ」
この時「季刊KOSMOS」も第一号を発行
今それを見ると表紙が初代由水十久さんの友禅秋櫻の花 秋の終わりに秋櫻を大量に送ってスケッチしていただいた、その後も表紙は当代一一流の染織作家に依頼し、全て秋櫻の花に決めたいた
これらの原画は新潟六日町の宿「龍言」の蔵美術館に保管していただいている
一号目をめくると対談が黒柳徹子さんと久保田一竹さん 美容家の大関早苗さんのインタビュー、大内順子さんの洋と和多士済々の寄稿に助けられている、皆さんに愛を頂いた
発行部数は一万部
直接配送、書店、呉服屋などに配っていた
そういう中で生まれた「比佐子つれづれ」は旬の話をすることを自分に課せていた
ときに染織家や色彩研究家 心理学者、小説家、占い師、養蚕農家の方、蚕の博士などなど取材でお目にかかった人たちの来訪を仰ぎ、その時から月の第四土曜日の午後と決めてそう38年続いたのだ
多いときは50人余少ないときは一人
この会を始めた時今は亡き京都の大手問屋の社長が「こういう会は5年も続くことがない、だけどナカタニさんの志が高いから、たとえ人が来なくてもたった一人でも続ける覚悟で始めなさい応援するから」とお祝いに当時のお金で30万円包んでくれた
それを伝え聞いた協力者が本をまとめて1000冊買ってくれたり、またお金を包んでくれたりして出発進行は花火が打ち上げられたような華やかさ
この会は何にも増して最優先を通してきた
そして新鮮な取材をしたそのものをお伝えするということを基本にしていた
そして本日のんびり庭でお茶している時「今後はフリートーキングにしたら?」という声を頂いた
いつまでも一方的に私が伝える側にいるのではなく、みんなで問題解決や着物自慢などをしていく方向が示された
第一回目の今日は和気あいあいとそれができて盛り上がった
いろんな考え、様々なコーデイネートの楽しさを本人たちから聞くこともとても参考になる
会費は無料にしたのでふらりと遊びにいらしてくださいな
ただし8月は夏休み
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