基本的に着物のリメイクに洋服という考えはチャコちゃん先生にはあまりない
布を切り刻むことに抵抗がある
だって一ミリも捨てない裁断で着物の形になるこの仕立方
その心を大事にしたい
取りにくいシミには、シミを取るのではなくシミを隠すために刺繍をしたり、色を重ねたり、シミの上に模様をかいたり着物にはいろんな手法で生き返らせることもできる
今回は先月横浜で見たチャイナドレスの服飾史でチャイナドレスも直線裁ちのところが多く布をあまり捨てないと言う勉強をしてきたばかりなのでチャイナドレスに挑戰してみた
一生に一度はチャイナドレスを着てみたいと思っていた
何回か台湾に行きその都度注文をしようと店に立ち寄るが気に入った布や色がなくずっと思いをためてきたのであった
十日町で手描き友禅をなさっている滝沢晃さんの訪問着「合歓のはな」をチャイナドレスに。
この柄は三田佳子さん用に滝沢さんがデザインし、染めて写真撮影や舞台挨拶に着ていただいた
柄。その後も滝沢さんの代表作のように、彼の作品を引っ張っていた
同じ柄を少しアレンジして訪問着として愛用したが柄付けが脇に集まる形になっているので、ロングドレスにもいいと思っていた
とにかく布を切り刻まない捨てないということで作り上げたチャイナドレス、裏地には胴裏八掛も活躍全く着物と同じような感覚のものが出来上がった
今日は初卸
どんな具合かと気にしたらやはりーーーお腹のぴょっこりが気になる
矯正下着は持っていないので自前で頑張るしかないのだが、そこでハタと思いついたことがあった
湯文字エプロン!
早速新宿駅までチケットの購入にでかけたところ、妙齢なおばさまたち6人に囲まれ
「声掛けさせてね、素敵本当にいいわやはりオーダーよね、触ってもいい?」
触りまくり、生地がいいというので「もとは着物、訪問着です」「やっぱりね」
スキップするくらい嬉しくて帰ったらなんと三田佳子さんから電話
引き寄せたのかしらと言って二人で不思議がる
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