もともと健康体で生まれてはいない
幼少のころ二度ほど臨死体験をしている
小学校は延べ一年は学校に行っていない、病床にいた
それなのに今疲れは一晩ぐっすり寝れば消える
心の奥でひそかに自分が健康であることを自慢に思っていた
しかし
今年に入り近い人が3人続けてこの地球から姿を消した
はじめの二人は昭和13年生まれ「二度あることは三度ある」とふと思い、13年生まれの親しい友に
「あなた健康でいてね、自分の体気をつけなさいよ、無理しないでね」
「なによそれ、そっくり比佐子さんに返す言葉だな、一体急にどうしたの?」
「うん何となく」
友の健康であることを確認し、二人でかーるく一杯飲んで
「またね」
と別れた
どういうわけか出雲に行くとき「ああ携帯持っていこう」(いつもは不携帯)
「シルク時空を超えて」の上映会が大成功しほっとして宿でくつろいでいたら、携帯が鳴り名前を見ると甥からだ。もう10年位会話をしていない、なに?
「姉がどうも亡くなったらしい」
「えっ、先月電話で話したけど」
「すぐ行って確かめて連絡します」
姪はやはりなくなっていた。63歳だ。広い家に一人で暮らしていてまめまめしく掃除や庭の整理、町内の取りまとめなどに明け暮れていた
甥の連絡によると眠ったまま逝ったらしい。冷蔵庫も満杯で、翌日着るらしい洋服がそろえられていたという
「死」が突然身近になった
誰にも来る「死」何時逝ってもおかしくない。
自分自身を大事にしなければと思うと同時に、出会う人には心を込めて対応をしようと深く思った。まさしく「一期一会」
姪の親しい人が「あの注射をして気分が悪くなり、それ以来調子が悪いのよ」と言っていたと甥に話してくれたらしい
残念としか言いようがない