昨日運送屋のお兄さんが値上げリストの紙を持ってきた
「近いところは足で届けたほうがいいねえ」
「交通費も上がったから往復考えたらやっぱり宅急便ですね」
「そうよね、バスの運賃もタクシーもみんな軒並み値上がりね、ところでお給料は上がったの?」
「いやいや据え置きですよ」
「雨の日も、風の日も、暑い日も、寒い日も本当にご苦労様と思うわ、ありがとう」
特に食料品の値上がりが続くので、身近な人々は料理に頭を使うようになり、昔のお母さんたちの知恵が役立ってきた
どんな切れ端でも刻んでみそ汁の中に入れたり、塩漬けして保存したり、そうするとどうせなら味噌も自分で作ろう、塩も自分で作ってみよう、と動き出す。今塩づくりも静かなブーム。手塩に掛けるとはよく言ったもので、手間暇かけた塩づくりにいろんな方がかかわっていて,出来上がりをいただくとこれまたおいしい。
繭を塩漬けにするのでいろんな塩を試した志村さん、その都度塩講釈を聞かされたが、日本も一時は専売特許性になっていて、お米やさんで売っていた時代がある。そして個人では作ってはいけないことになっていたが、政府公認の塩はケミカルだった。大量生産できるから安価だ
今は安かろう悪かろうの時代
悪いアミノ酸が地下で石油になり、その石油が私たちの生活を一気に変えてしまった
値上がりの中で「モノを大切に」という心が生まれることは素晴らしい
休耕田を使えば私たちは食料に困らなくなってくる
自分の身は自分で守るしかない時代だもの
モノの値上がりの中で本当に必要なものが何かを考えることもいいのかもしれないなあと思う
さて本日は「チャ子チューブ」20時にお待ちしています