「シルク伝道師養成講座」第二期生の講義が昨日から始まった
11人の方が受けてくださっている
五回だからすべてを話し終えることはできない
しかし「とんでもない繊維」であることがわかり、その繊維のおかげで日本の近代国家が誕生できたということを理解してほしい
しかし
その近代国家を作った時点で、日本がどのように変わっていったかも合わせて知ってほしい
そういう講義であもある
きものを突き詰めていくと
日本の歴史の裏表がわかってくる。蚕という文字を天の虫と書いた先人たち、家その昔はもっと複雑な文字であった。
「蠶」
この文字何を言わんとしているのか、もともとの文字。卵が無数にできるという意味もあるようだし、先へ先へと連れて行ってくれる変態の虫でもある、古語になっているのでわかる方は教えてほしい
今の字は「飼う虫」ということから「カイコ」と呼ばれるようになったらしいので、「養蚕」という技術ができた奈良時代からかもしれない。それにしてもなじみの古い虫ではある
このカイコ一つが日本の文化や経済果ては人の生き方にまで及ぶ知恵を私たちに授けてくれる
こういう話を進めていくのが「シルク伝道師養成講座」
蚕は毎日学びの道を見せてくれるので、毎回新しいことをお半死できることもうれしい。それは私自身の学びにもなる