幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

夏を制するものは受験を制するけれど、その前に!

2024年06月27日 13時03分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
夏の足音が聞こえてくるこの時期、私にはとても気になってくることがあります。
それは「受験生が受験生になれるかどうか」ということです。
よく「夏を制するものは受験を制す」といいますが、夏を目の前にしたこの時期、受験生が受験生になれているかどうかは、今後の受験を考える上でとても重要なポイントだからです

今年の生徒さんを見ていると、4月の段階では、まだ「受験生」という雰囲気ではなかったかなと思います。
ただ最近、全員とは言えませんし全てがとは言えませんが、それでもだんだんと受験生らしくなってきた、そのように思うこともあります。

新年度が始まってからの2か月間、みなさんには受験生としての意識を持ってほしい、そんな考えから、いろんなことをさせていただきました。

授業の中で受験についてのお話をしたり、各学校の説明会や進学相談会に参加を促したりと、
とにかく皆さんには"体験・体感"をして欲しい、そのように思っていました。

人は自分が経験したことのないこと、イメージができないものに対して鈍感です。
そんな見たこともない、聞いたこともないことに、どんどん挑んでいく人たちがいる反面、
経験がないからこそ故に、その重大さに気づかずに動けない人もまたいるのも事実だと思います。

実際に今年度に限らず、これまでのの皆さんを見ていて、
「何か変わったかな」と思うのは、大体は学校説明会や進学相談会のあとでした。
保護者の皆様や私たちの言葉が無力と言うわけではありませんが、やはり体験に勝るものはないように思います。


↑4月29日 東部私学の集い


頭では分かっていたとしても、あえて、
高校の先生と話してみる、
志望校のたくさんの人が並んでいる、
今の自分の成績で届きそうかを知る
これらの体験は大切なんだなと思います。

個別相談はやろうと思えばバーチャルでできなくはないと思います。
説明会もYouTubeにあげておけばそれで済むかもしれません。
もちろんそれで事足りる人もいるかもしれませんが、最後は人と人というアナログな関係が子どもたちを動かすのだと思います。

さて、上半期最後にして最大のイベント「彩の国進学フェア」が近づいてきました。
これには当塾の生徒さんも、ほぼ全員が参加するようです。
塾生の皆さん、
受験にかける人たちの熱気を感じてこい!

↑6月23日 入試ファースト浦和

写真提供:中島 洋己様

この熱量を感じろ!

2024年06月04日 10時26分19秒 | 日記・エッセイ・コラム
去る6月1日と2日に、草加市のアコスホールで「埼玉東部進学フェア」が行われました。
今回、初めて合同相談会や個別相談に参加した、そんな生徒・保護者の皆様もいらっしゃるのではないかなと思います。
初めて参加された皆さんは、どんな感想を持たれましたか?





参加された当塾の生徒・保護者の皆様の何人かに感想を伺ったところ、
「高校といっても、学校によってぜんぜん違う」
「会場にたくさんの人がいて、先生方も熱心で、熱量を感じた
そんな感想を聞くことができました。

私は皆さんに、
「できるだけ早く相談会に参加してほしい」
とお話をしています。それは志望校を探すためという理由もありますが、もう一つは、
進路にかけるいろいろな人の熱量を感じてほしい
という思いからです。





受験に関しては、ほとんどの生徒さんが初めてのはずです。
頭では分かっていても、その現場の雰囲気などは、経験をしてみないとわからないこともたくさんあるように思います。
合同相談会に参加してもらうことで、受験が初めての皆さんにも現場の雰囲気を知ってもらうことができる、私はそのように思っています。

会場に入ったときに感じる圧倒されるような雰囲気は、やはり実際に経験してみないと分かりにくいと思います。
「こんなに人がいるんだ」
というところから始まる"受験生としての自覚"
これが皆さんを変えていくように思います。

  • 同じ学校を考えている人たちの雰囲気
  • 志望校で並んでいる人の列の長さ
  • 高校の先生方からの熱心な説明
  • 学校ごとに違う学習内容
  • 今まで知らなかった高校との出会い
  • 自分が外の世界でどこまで通用するのか

合同相談会には、普段の中学校生活では経験のできない"何か"がある、私はそのように思っています。





受験はただ机に向かって学習すれば良いというものではないと思います。
こうした外の世界との接点を持つ中で、自分が何者であるかを自覚し、行動し始めるきっかけにもなるのではないかなと思います。

合同相談会には様々な熱量が溢れています。
その熱に触れることで、皆さんの心にも変化が起こってくるのではないかなと思います。

狭い世界の中で満足するのではなく、広い世界に出て視野を広げ、様々な熱量に触れて、自分を変えていく機会にする。
それこそが合同相談会の本当に用の活用法の1つなのではないかなと思います




友達だけでなく、仲間を作れ!

2024年05月27日 13時26分51秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾のある地区は、ちょうど中間テスト時期を迎えています。
中間テストが終わった学校とこれからの学校と両方ありますが、
今回の中間テストと次回の期末テストは、入試では大きな意味を持つ資料のもとになります…
とは言っても、なかなか勉強まで手が回りにくい状況でもありますね。
修学旅行に体育祭、部活の大会を来月に控えての練習試合など、
皆さんを見ていると日々ハードなスケジュールだなあと思います。
そんな中、再度いうのもはばかれますが、1学期のテストは重要なので、
時間の取れる時にしっかりと学ぶ
メリハリをつけて学習に取り組む
目標を設定して達成できるようにする
そんなことを意識しながら取り組んでいって欲しいと思います。


やることが受験勉強しかなくなった時からを”本格的な”というのであれば、
まだ”本格的な”受験勉強のシーズンではないのかもしれません。
ただ、この”本格的な”受験勉強を迎えるにあたって、皆さんに1つ言っておきたいのは、
「友達だけでなく、仲間を作れ!」ということです。
「友達=仲間じゃないの?」と言われそうですが、
確かにそういう人が多いと思いますし、そうなんだろうとも思います。
ただ、いま皆さんの周りにいる友達は、友達であっても、まだ”仲間”ではないかもしれません。

一緒に遊んだり、他愛のないおしゃべりをしたり、そういう友達はたくさんいると思います。
一緒にいると楽しい、心が安らぐ、こういった友達は、これからの受験期には本当に大切な人たちです。
一方で、受験などの試練を一緒に乗り越える、つらいことを共有し愚痴ではなく解決策を見つける、前向きに努力する力をくれる、こういった仲間の存在も受験期には大切になってくると思います。



もちろん、友達=仲間であれば、それに越したことはありませんし、自然にそうなっていくのかもしれません。
ただ、もしかしたら、今いる友達以外にも新しい仲間ができてくるかもしれません。
仲間は何も同学年でなくてもいいと思います。
頑張る皆さんを前向きに応援してくれ、一緒に解決策を考えてくれる、一緒に乗り越えていこうとする。
皆さんの周りで、皆さんのことを心から応援してくれる、支えてくれる、そんな人がいたら、その人を仲間として一緒に頑張っていって欲しいと思います。

受験を含めた様々な試練は、その人を成長させるためにあると思います。
だから逃げ出さないことが大切、、、というのは簡単ですが、時にはしんどい時もあると思います。
そんな試練の時を一緒に乗り越える仲間を探す旅の一幕
もしかしたら、受験はそんな仲間探しの時期であるのかもしれませんね



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💁幸彩学習塾

埼玉県久喜市南栗橋4-11-4 ラフィーネ2-103
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学校説明会に行くその理由

2024年05月23日 11時15分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
今月に入り、塾対象の説明会も本格化してきました。
このブログを書いている時点で、すでに北豊島、岩槻、春日部共栄の3校の説明会があり、その説明会内容の要約はinstagramに掲載させていただきました。
このあと動画などにまとめて公開する予定ですが、もう少しお時間をいただきたいと思います。

ところで、塾対象の説明会に何故いくのかというその理由ですが、その1つは情報の収集です。
特に私立高校は入試に関わる様々なデータが説明会で示されることも多く、そういった情報を手に入れるため、これが大きな目的の1つでもあります。
生徒さんが進路を決めていくときに必要な情報、これをしっかりと手に入れておくこと、これは塾としては一番大切なことの1つだと言えます。

↑北豊島中学・高等学校

もちろんこれも大切な目的ではあるのですが、私にとってはもう一つ大きな、そして大切な目的があります。
それは「自身の勉強のため」です。

各学校で校長先生や各担当の先生が、その学校が今取り組んでいることをお話してくださいます。
これらのお話は、生徒の皆さんと進路を考えていくときの参考になるのはもちろんですが、実は私自身の勉強にもなっています。

各高校の取り組みを知ることで、
今どんな学びのカタチがトレンドなのか、
教育界隈でどんなことが課題となっているのか
各高校がどんな戦略で生徒募集をしているのか
ここに上げたのはごく一部ではありますが、いろんなことを知ることができます。

↑埼玉県立岩槻高等学校

もちろん学校と塾では違うところもありますが、学びをサポートし、生徒の成長を見守るという点では共通しているところもあります。
それゆえに、各校の取り組みは私にとっても身近な話題であり、これらの話を聞きながら自分自身も勉強させていただいている、そんな気持ちで各高校の説明を聞いています。

もう30年近く塾対象の説明会に参加していますが、この30年で学びの内容も学びのカタチも大きく変わってきました。
当塾は個人塾ですから、情報の収集にはどうしても限界があります。そんな私に教育界隈での話題や最新の学びのカタチを教えてくださったのは、実は各高校の説明会でした。
それがゆえに私は、学校説明会へ積極的に参加をし続けています。

ただ最近は悩みが1つあります。
どの学校も魅力的で学びの形も様々であり、いろんな理念を持って教育活動をされているので、いろんな学校の説明を聞きに行きたくて、追いつかないことです。
物理的にもそうですが、各高校の取り組みを消化するのもなかなか大変です。
ただこれは私のスペックの問題でもあると思うので、私自身、自分自身をしっかりと鍛えて得たものを消化し、しっかりと生徒の皆さんに還元できるようにしていかなくては、そんなふうに思います。

↑春日部共栄中学・高等学校

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初々しさ

2024年05月19日 15時56分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
ちょうど1週間前、新年度初のテスト対策勉強会と理社暗記マラソンがありました。
年度が変わって初めてのテスト対策でしたので、「どんな感じかな〜」と興味津々で当日を迎えました。
みんな自分なりに頑張っていましたが、私が抱いた感想は「初々しいなあ」という感想でした。



初々しい、この言葉にはいろんな意味があると思います。
年度が変わりメンバーが変わり、そういった意味を込めての「初々しい」ももちろんあります。
ただ、「まだ十分でない、慣れていない」という意味もこの言葉にはあるように私は思います。

3年生は後半になると受験に向かって勉強をし始めていきます。受験直前になると、勉強に対するモチベーションもスキルもアップしていて、ベテランの雰囲気をまとってくるように感じます。

3年生が高校生となり新しく3年生になった皆さんは、そういう意味では、まだまだ初々しい、そんな気がしています。



メンバーはいつもフレッシュで初々しいほうが良いとは思いますが、こと学習に関するモチベーションやスキルは、いつまでも初々しいわけにはいきません。
皆さんを見ていて、この点は少しずつでも確実に、できれば早めにベテランの域に持っていかないとという気持ちになりました。

ベテランがベテランたるゆえんは、やはり経験値の差だと思います。
だからといって受験を何度もさせることはできませんから、疑似受験を経験させていく必要があるかと思います。
その1つが中間・期末テストであり、北辰テストや英検などなんだろうと思います。

こういった疑似受験を通して、学力向上はもちろんですが、それ以外にも、かつての受験生が受験直前にまとっていた雰囲気と同じようにしていくには何が必要なのか、
その都度考えて皆さんに声をかけていきたい、そんなふうに思います。



今の中学生は、コロナ禍の真っ只中に小学校高学年だった世代です。それゆえに、ある種の経験値が不足しているようにも見られるときがあります。
そういったことを補いながら、入試に向けて、学力+αを身につけてもらえるよう、私にできることを精一杯やっていきたいと思います。




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二度と戻らない日々

2024年05月07日 18時08分27秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾の地元・栗橋東中の皆さんは、本日から修学旅行です。中学校生活最大のイベントともいっていい修学旅行。気をつけていってきてくださいね。

修学旅行前、どんなところに行くのか聞いてみると、楽しそうに予定を話してくれる生徒さんが多くいましたね。

歴史や文化との出会い
見知らぬ土地でのハプニング、
そして何よりも
友だちと過ごす日々の思い出
こういったものが、時を経てもきっと皆さんの心に残るんだろうと思います。





このときばかりは勉強とか受験のことは忘れて、思いっきり楽しんできてほしいと思います。
(帰ってきたら、テスト対策やるよ〜(笑))

コロナ禍で修学旅行さえまともにいくことができなかったときのことを考えると、今はだいぶ日常が戻ってきたんだなあと感じます。
普段何気なく生活をしているとつい忘れてしまいますが、コロナ禍のような時を経て思うことは、「時はは二度ともとに戻らない」ということです。

コロナ禍では修学旅行だけでなく、体育祭・運動会、部活の大会や遠足など、ありとあらゆるものができませんでした。
時には学校へ行くことすらできなくなり、その時のいろいろな影響が今になって出てきているのかなあと感じる部分もたくさんあります。
どんなに抗っても時はどんどん過ぎていき、そのタイミングで逃してしまったことは、二度ともとに戻らない、そんなことをコロナ禍を経て私達は経験したように思います。





このことは、こういった楽しいイベントに限ったことではありません。
受験生としての1年もまた
「二度と帰ってこない日々」
の1つです。
受験が終わると聞かれる定番の言葉に
「もっと早く勉強しておけば良かった…」
というのがあります。
今の受験生は、受験生として1年が始まったばかりですから、まだこの言葉の意味はピンときてはいないかもしれませんが、
来年の今頃、高校に入ったあとにこの言葉を言うことがないようにしていって欲しいなあと思います。

どんな進路を選択しても、
大げさにいえば、どんな人生を選択したとしても、
100%満足ということは、あまりないかなと思います。
ただ、自分の選択の仕方や考え方で、より良いと思える選択をすることは可能だろうと思います。
その1つのポイントが、日々を「二度と戻ってこないもの」と自覚して、普段から毎日の選択をより良いものにしていくことなんだろうと思います。





よりよいものを選ぶには、情報が必要です。
受験でも「早めに早めに」と言う理由はここにあります。
二度と帰ってこない高校受験生というこの1年。
この1年をどう過ごすか、私も皆さんとともに考えていきたいと思います。

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一歩でも踏み出した意味は大きい

2024年05月04日 13時24分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
4月29日、春日部のふれあいキューブで東部私学の集いが行われました。
埼玉県東部地区の私立6校による合同の学校説明会と個別相談会ですが、4月のこの時期であるにもかかわらず、毎年多くの人を集める人気のイベントとなっています。

今年は3連休最終日であると同時に、コロナ制限解除後の初のゴールデンウィークということもあり、昨年に比べると来場者は少なめかな、と思いましたが、それでも学校説明会の会場は、ほぼ満席になるほど、今年も変わらずたくさんの人が訪れていました。



「毎年この時期に人なんて集まるのか?」
「だって受験はまだ先でしょ?」
なんてよく言われますが、その回答は上記の写真のとおりです。
受験生全体からすれば、まあ確かに1割とか2割かもしれません。
でも、動き始めている人は動き始めている、このことだけは忘れないでほしいなと思います。



いつ受験に向けて動き始めるか、
それについては、それぞれに色んな思いがあるとは思います。
・今は部活に集中したい。
・ゴールデンウィークは旅行に行きたい。
・友達と楽しみたい。
どれも正解ですよね。
ただ、どの段階かで一歩を踏み出すこと、それもまた大切だというふうに思います。

今回の東部私学の集いに参加した生徒さんに感想を聞いたら、
「どの学校も英語が大切と言っていた。英語を頑張らないとヤバい。」
と話してくれました。
たったそれだけかい!と突っ込みたくもなりますが、私はこれでも十分な気付きであると思います。
このことに気づけたことで、英語の勉強に少しでも気合が入るならば、この生徒さんは受験に向けて貴重な一歩を踏み出せた、そんなふうに思うからです。





学校説明会!
個別相談会!
と聞くと、なんとなく敷居が高いように感じられるかもしれません。
もちろん、通うことになる学校へ行くわけですから、最低限のマナーやルールは必要ですが、私はもっと気軽に行ってみてよいのではないかなと思います。

●成績が届かなさそうだからこそ、
目標を知り、勉強を始めるきっかけにする。
●高校のことなんてよく知らない、
だからこそいろんな学校を見てみる。
●受験なんてまだ先、
と思うなら本当にそうか確かめに行く。

今はまだ早いかなとか、自信がないからなあとかいろんな思いもあるとは思いますが、ここはぜひフットワーク軽く動いてほしいなあと思います。

フットワークが軽いということは、広く早くいろんなことを知れる特権のようなものだと思います。
高校入試も例外ではありません。
きっと高校の先生方も、皆さんのことを待っていることと思いますので、これからの学校説明会や個別相談会に足を向けてみてはいかがでしょうか。



※写真撮影については許可をいただきました

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私も挑戦してみました!

2024年04月26日 02時16分15秒 | 日記・エッセイ・コラム
「新しいものへ積極的にチャレンジを!」
職業柄、そんなことを生徒さんに向けていう機会の多い私。
「そんなこと言って、先生は何か新しいことにチャレンジしてるんですか?」
なんて突っ込まれたらどうしよう、なんて思っていますが、
こう見えても、皆さんに負けないようにチャレンジをしてみました。
勉強でもすぐに成果が出てこないのと一緒で、「成果は?」と聞かれるとなかなか難しいのですが、生徒さんたちに「チャレンジ!」「挑戦!」なんて言い続けているので、私もチャレンジだけは忘れないように、そんなふうに心得ています。

そんなチャレンジの一環として行ったのが、教室の再編成へのチャレンジです。
20年間、2つの教室体制で運営してきました。
しかし最近は、オンラインでできることも増えてきています。
塾で行っている学習の一部もオンライン化してみよう、そんな発想から始まったのが、今回の教室再編でした。

当塾では授業のほかに、習熟学習という時間を設けています。
この習熟学習は授業の復習のための時間で、従来は塾に来てプリント学習を進めるという形で行っていました。
しかしある時、これと似たような内容をオンラインでできることを知り、
・自宅学習化することによる通塾負担の軽減
・紙類の削減による環境への配慮
・デジタルネイティブ世代に合わせた学習の方法の提供
などの効果などもあると考え、プリント学習からオンライン化へ踏み切ることにしました。
同時にこれまで紙ベースで送っていた
・授業報告書
・授業料の請求書
などもオンライン化し、紙類の削減による環境への配慮も進めることにしました。

↓新しいオンラインでの学習システム


そしてそれがようやく軌道に乗り、授業演習で使用していた教室の運用を昨日終了するに至りました。

いや、それにしても大変でありました。
何でもないただのおじさんで、アナログ世代真っ只中の人間がデジタル化への移行を進めていく、思った以上に大変でした。
一度にはきっとできないだろうと思い、昨年度末から徐々にデジタル化への移行を進めてきたものの、正直とても大変でした。
当塾の講師の皆さんのサポートもあり、ようやく昨日すべてを終えたという感じです。

「新しいことにチャレンジを!」と子供たちにいうことは大切ですし、言い続けるべきだとは思います。
ただそれを言う大人が安穏としていては、子供たちに見透かされてしまう、そのようにも思いました。
今回の私の行動自体は子供たちにとっては、とても”範”となるようなものではないと思います。
ただ改めてこうして新しいことにチャレンジしてみると、大変ではありましたが、いろんな経験や、いろんな縁が生まれることが分かってきました。



大人が子供たちに新しいことにチャレンジをというとき、
それはそこでしか得られない経験を積ませたいからなのだと思います。
私自身、新しいことにチャレンジをして、改めてそのことに気づくことができました。
自分は安穏としたところからただ言葉だけで「チャレンジ!」と言ってみても、子供たちには届かないと思います。
ただ今回は、私も一人のチャレンジャーとしていろんな経験をすることができ、チャレンジしたからこそ知ったいろんな思いがあります。

それを生徒の皆さんと共有し、チャレンジしていくことの大切さを、一人の経験者として伝えていくこと、
それが新たな私のチャレンジなっていく、そんなふうに思いました。

とりあえず、まずは前を向いてみよう

2024年04月24日 17時29分04秒 | 日記・エッセイ・コラム
新年度が始まって3週間が過ぎました。
このころになると、ポツポツと聞こえ始めるのが、新しい環境に対する”いろんな声”です。
進級や進学を楽しんでいる皆さんがいる反面、どうも新しい環境になじめずに戸惑っている、そんな皆さんも見られるのがこの時期だと思います。
今までと違う新しい環境に入った以上、何かしらの不都合な点が出てくるのは確かだと思います。
「こんなはずじゃなかった…」そんなふうに思っている皆さんも多いと思います。

学年が変わり新しいクラスになったことでも、いろいろな戸惑いがあるとは思いますが、高校に進学した皆さんは、特にこの戸惑いが大きいように思います。
転校などの大きな環境の変化があった場合は別ですが、基本的に小・中と幼いころからの知り合いに囲まれて生活をしてきたのに、
いきなり全く知らな人たちに囲まれて生活をスタートさせなくてはいけないのですから、その戸惑いが大きいのは容易に想像ができます。
もしかしたら、「そういうことになるとはわかってはいたけれど、予想以上だった」そういう皆さんも多いのではないかなと思います。



入学式が行われるちょうど1か月ぐらい前、いろんな高校の卒業式が行われていました。その中で見受けられた言葉には「この高校でよかった」「仲間と出会えて良かった」というものが多くあったように思います。
もちろん、全員が全員そうではないとしても、多くの卒業生たちは、それなりに高校生活を楽しんで卒業をしていったようでした。
ではこういう人達も、最初から高校生活をエンジョイできていたのか…
そう考えると、全員がYESということでもないように思います。

人には徐々にその環境に順応していく性質があると、どこかで聞いたことがあります。その速度は様々で、早くから環境に慣れ親しんでいく人もいれば、そうでない人もいると思います。
ただ、良かれ悪しかれ、だんだんと環境には順応していくのが人のようです。
入学式から3週間というこの期間が、順応していく期間として短いのか長いのかは人それぞれだと思いますが、まだまだ順応に時間がかかる、そんな皆さんも多いのではないかなと思います。

環境の変化に戸惑う皆さんが多い時期、もちろん無理は禁物です。
でもどこかで前を向いて歩き始めれば、道が見えてくる、そんな可能性もあるように思います。
その時までは、中学の友達でもいい、信頼できる大人でもいい、
皆さんが心を寄せることのできる人に心を寄せて、新しい環境になじんでいくまでのエネルギーをもらうのがよいのではないかなと思います。



人が元気になるのは、ある種のエネルギーの交換ができた時だと思います。
昔からの友人とは、長くいたからこそそれができていた。
でも新しい環境になって、まだエネルギーの交換ができない、
今はそんな状況だからこそ苦しいのだと思います。
もちろん目には見えないものですので、物理的に注入してあげることはできませんが、
「あの日といたら元気になれる!」そんな人を新しい環境の中で見つけるまで、昔の友人たちを頼ってみるのもいいのかもしれません。

もうすぐゴールデンウィークがやってきます。
新年度の緊張感から少しばかり解放されるこの時期、新しい環境に立ち向かうためのエネルギーである勇気をチャージできたらいいですね。

※この記事内の写真は、すべてイメージです。

一瞬で顔つきが変わる

2024年04月15日 21時28分15秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日、入試講演会「どこよりも早い!高校入試の話」へ行ってきました。
この日は、
・会を主宰する各塾の塾長による講演
・高校の先生方によるミニ学校説明会
・関根 均 先生(開智未来中高 教育顧問)による講演
の3部構成でした。


↑開智未来中学・高等学校 教育顧問(元校長) 関根 均 先生

3つそれぞれについて、書いてみたいことがたくさんありますが、
どれも私の印象に残ることばかりでしたが、
今回はその中から、講演終了後に関根先生がお話をされていたことを中心に、
この記事を書いていこうと思います。



↑高校の先生方によるミニ説明会も行われました。
順に、県立久喜高校、武蔵野星城、佐野日大、北豊島(順不同)

講演を終えられた後に関根先生が開口一番に言われたこと
それは、
「聞いていた生徒さんたちの顔つきが変わった」
という言葉でした。
しかもそれだけではなく、具体的に一人ずつ、
どの子がどんなふうに変わったのかを、私たちにお話をしてくださいました。

正直びっくりしました。
1つは、講演をされていた関根先生が、そこまで一人一人を見ながら、観察しながら講演をしていたということ。
そしてもう1つの驚きは、たった1時間の講演で顔つきが変わったといわれた生徒さんたちの変化です。

もしかしたら、関根先生のお話を聞くまでは、参加されていた生徒さんも「自分が受験生」という自覚はまだ薄かったかもしれません。
「まだ受験なんて先なのに…」もしかしたら、そんなふうに思っていたかもしれません。
でも、それが1時間の講演後に「顔つきが変わった」とまで言われるようになったのは、きっと皆さんの中で何かが芽生えたからだと私は思います。


順に、昭和学院、京華学園、國學院栃木(順不同)


時折聞くのは、学校説明会でも同じようなことがあるということです。
「自分はその学校に行く気はなく、友達の付き添いでいったけれど、自分のほうがその学校を気に入って帰ってきた」
そんな話も時々聞きます。
今回のことや、こういった学校説明会での話をきいていると、
何がきっかけで人は変わるか分からない
そんなふうに言えると思います。

今回は関根先生のパワーのおかげもあるでしょう。
学校説明会もその学校の魅力のおかげというのもあるでしょう。
でも、それらに触れなかったら変わることすらなかったということを考えると、
「腰が重く、動かない。」「まずいと分かっていても、何もしない」
これが一番まずいのではないかなと思います。

「行く意味があるかどうか」時折そんなことを問われることがあります。
それは行ってみないと分からないというのが正直なところです。
ただ今回の講演のように、いつしかの学校説明会のように、
行ったからこそ変われたということも多々あるように思います。
私たち大人の役割は、この「変われるきっかけ」を増やしてあげることだと思います。


↑開智未来中学・高等学校 教育顧問(元校長) 関根 均 先生

これから秋にかけて受験生の皆さんを対象にしたイベントがたくさんあるかと思います。
それらに具体的な目的をもって参加することは、とても大切だと思います。
でも、いろんなイベントにまだ具体的な目的はないけれど、ふと参加してみる…
そういった偶然のようなところにこそ、皆さんが変われるきっかけは潜んでいるのかもしれません。