本日、開智高校の学校説明会に参加してきました。今年は東大2名、旧帝大15名と、上位層で実績を伸ばしてきているように思います。
今日の説明会では、その実績を出していくための、いくつかの秘訣を垣間見ることができました。その話の中にはいくつか印象的なことがありましたが、その中でも「自習(独習)」の大切さを生徒さんに訴えていくというところが一番印象に残りました。また、このことは、いま中学生の皆さんにも大切で、またすぐにでも実行できることだろうとも思いました。
塾でもテスト前などを中心に自習を進めていますが、塾で私が自習を進める理由と、開智高校で自習を進める理由が同じところがありました。それは「みんなでやる」ということです。
一人で勉強をしようとすると、どうしてもテレビを見てしまったり、布団があると寝てしまったりしますが、みんなでやると、そういった誘惑を断ち切り「一緒にやろう」と考えるようになるというお話がありました。
私もその点は全く同じ意見です。もちろん一人でできる人もいると思いますが、「みんなでやる」ということも、私は大切だと思います。私はそれに一歩踏み込んで、受験をともに戦う「戦友」をつくってほしい、そう皆さんに訴えかけています。
実際、今回の勉強会をみていて、今まであまり交流のなかった人たち同士が、休み時間に一緒に話しているのをみたり、「友達と勉強することの楽しさに気付いた」そういっている生徒さんもいました。長い時間、共にみんなでやるからこそ得られるものがある、塾での皆さんの様子を見ていて、そして今日の開智高校の説明を聞いて、私もその思いを新たにしました。
開智高校では、来春にむけて「宿泊棟」を建設する予定だそうです。この宿泊棟にみんなで泊り込み、自習をしっかりやっていく、そういう計画だそうです。
さすがに塾では、これについては真似はできませんが、塾が開いている時間であればいつでも自習が自由にできますので、ぜひこちらは活用してもらえればと思います。
学力を伸ばす最後の決め手は、自習(独習)にある、そう強く感じました。
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