幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

経験は宝物

2023年05月25日 21時46分28秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、地元・栗橋西中の中間テストの日。
1年生は、中学生として初の定期テスト
言い換えれば、テストデビューの日
そんなふうに言うことができるかなとも思います。

今日テストデビューだった1年生は、今どんな気持ちでいるのかな、
ふとそんなことを考えました。
「小学校とは違うよ」と、
きっと何度も言われてきたと思いますが、
その意味を実感している人が多いのではないかな、
そんなふうに思います。



「小学校とは違う」
1年生の皆さんは、言葉ではきっとわかっていたと思います。
だからこそ、テストに向けて勉強をしてきた、そういう人も多いと思います。
でもきっといま思っていることは、
「小学校とは違うよ」という言葉の“本当の重み”だと思います。

経験は人を育てる、
私はいつもそのように思っています。
どんなに言葉で熱心に伝えられたとしても、
その人が本当にその状況を経験しない限り、
本当のところはわからない、
そのようにも思います。

初めてのテストを経験した日である今日、
1年生の皆さんは、きっとそれぞれ思うところがあったと思います。
その思いは、経験したからこそ分かる“思い”
その“思い”を次につなげていくことが大切だと思います。
そしてそれは、テストの結果が返ってくると、
より実感が湧いてくるのではないかなと思います。

「経験は宝」という言葉があります。
「実際に経験した」は、強力な武器になります。
ただそれは、次に向けてしっかりと今回の経験を活かしたらの話です。
今回の経験は、磨けば皆さんにとって宝になりえるものだと思います。

中間テストが終わったというのは、言い換えれば、期末テストに向けた取り組みが始まったということでもあります。
うまくいったことも、うまくいかなかったことも全部ひっくるめて、
次の期末テストにむけてどんな取り組みをするのか、
そして、今回経験したことを次のテストで活かせるかどうか、
それが大切になってくると思います。

1年生の皆さんには、
「経験」という“宝”を次へと活かしていってほしいと思います。

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やらないのではなく、知らない

2023年05月10日 16時04分32秒 | 日記・エッセイ・コラム
ゴールデンウィークが終わったこの時期、中間テストに向けて塾の方でも学習指導が活発になってきます。
そんなときに、いくつかの課題に出くわすことがあります。

例えば、
単語をきちんと覚えてこない
途中式を書かない
ノートがうまく取れていない
などです。

他にもいろいろとありますが、
新学期の最初によく見受けられる課題をあげると、
このあたりが多いのではないかなと思います。

これらの課題、
大人からすると、やって当然、できて当然、
そんなふうに思うこともたくさんあります。
それゆえに、ときに
「なんでやらないの!」「どうしてできないの!」
と強く言ってしまうこともあります。



ただこれらの課題、実は生徒さんたちは、わざとやらないのではなく、
ただ単純に「知らないだけ」という可能性もあるのではないかなと思います。

人は誰でも自分が基準になっている側面があります。
「私が知っているから、彼も知っているだろう」
「私ができるから、彼女もできるだろう」
そんなふうに思ってしまう傾向があると思います。
ところが、実は生徒さんたちは、やり方を習ったこともなければ聞いたこともない。
そんな可能性もあると思います。

そんな状況であるにもかかわらず、「やらない、知らない」と怒られる。そんなの理不尽だ。
そんなふうに思ってしまい、その後の指導を受け付けなくなってしまう、そんなこともあるのではないかなと思います。
この時期、この点には特に気をつけなくてはならない、私はそう思います。

一度やり方を教わったのにやらないのと、
そもそもやり方を知らないのでは、
同じ「やらない、分からない」でも、意味が大きく異なります。
そこを踏まえずに、頭から叱ってしまうと、勉強に対してもマイナスな気持ちが強くなってしまうように思います。



実はこの話、何を隠そう私自身の失敗談からきているものでもあります。
その失敗談をもとに、今は若手の講師の皆さんにもこのような話をしています。

生徒さんたちは知らないことがまだまだたくさんあります。
それをマイナスに捉えるのではなく、
「それができるようになれば、何にでもなれる」
そう考えてみるとよいと思います。

何かを知らなかった生徒さんは、逆に可能性を秘めている、
そう思う気持ちを心のなかにおいて、
これからも生徒さんの指導に当たりたいと思います。

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ここが一つの正念場

2023年05月09日 15時28分17秒 | 日記・エッセイ・コラム
ゴールデンウィークが終わり、新年度も本格的に動き始めました。
今朝は近所の小学校から、運動会の練習の声が聞こえてきました。
中学校でも今月には体育祭や修学旅行が行なわれるところもあり、
進級したみなさんも、それぞれの学年の雰囲気が板についてきたように思います。



そんな新年度が始まるこの時期、一番気をつけておきたいのは1年生の様子です。
小学校から中学校に進学して1か月。
だんだんと環境にも慣れてくる時期だとは思いますが、
それゆえに気も少し緩んでしまい、体調などを崩しやすくなる時期でもあります。

部活も本格的に始まったり、勉強も最初のヤマに達したりと、
いろいろなことが一度にやってくる時期なので、各学年それぞれ気にはなりますが、
特に1年生の様子はやはり気になるところです。

授業中も見るからに、
疲れているなあ〜、
眠そうだなあ〜
集中できていないよなあ〜
ということが見受けられます。



もちろん、きちんとできている生徒さんもいるので、こういう状況を見かけたら注意もしてはいきます。
ただ、こういう時期ですし、こういう状況でもあります。
本人としては、しっかりとやりたいという気持ちがあっても、体が動かないということもあると思います。
だからこそ、そういった背景も理解してあげながらの注意を心がけています。

年度の初めですから、「初めが肝心」というのもそのとおりだと思います。
そういった意味での"きちんとやること "は大切にしていかなくてはならないと思います。
ただそこに少し慮る気持ちを持ちながら、
この時期を生徒さんと一緒に乗り越えていきたいと思います。



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内申点のヒミツ

2023年05月07日 22時29分42秒 | 受験・学校
高校入試の合否は何で決まるのか?
皆さんがパッと思いつくものは「当日の試験結果」でしょうか?
もちろんこれはこれで正しいのですが、実は調査書(いわゆる内申書)も大きく影響してきます。
そのような話を、先日の理社国授業の際に3年生の皆さんにお話をしました。

埼玉県の公立高校は、「内申点:当日の試験結果」の比が学校によって違います。
内申点が重視される学校もあれば、当日の試験結果が重視される学校もあります。
ただ、その割合こそ各学校ごとに違うものの、必ず内申点と当日の試験の結果の両方を使うことになっており、
その意味で、内申点を無視して合否を語ることは不可能です。

↑公表されている資料をそのままグラフにするとこうなるが…

内申点をどう扱うのか、
それについては「埼玉県総合教育センター」のホームページに掲載されているのですが、これをこのまま見ているだけだと気づきにくい“盲点”のようなところがあります。
今回3年生の皆さんにお話をしたのは、この“盲点”の部分についてです。

その盲点の部分を一般的に話すだけではイメージが湧きづらいと思いますので、実際に数値を入れてシミュレーションしてみました。
とある高校を受験することになったAさんとB君。
この二人が受験したら、内申点の差はどれくらいになるのか、
そういうシミュレーションをやってみました。



埼玉県の高校入試の仕組みなどについては、当塾のYouTubeでも解説動画をシリーズで投稿中ですが、
今回のシミュレーションは、あくまで私の推測による数値を使っているため、動画にはできない部分があります。
そういった理由で、今回の内容は塾生だけに限定して一般への公表は致しませんが、
ただ、シミュレーションとはいえ、これまでの30年近い塾講師としての蓄積や、方々への取材に基づいて数値を立てているので、
それなりに信憑性のあるシミュレーションになっていると思います。

今回のシミュレーション、
話を聞いてくれた生徒さんは、きっと驚いたのではないかなと思います。
「見た目の内申点は同じ二人でも、内申点の段階いいかえれば、受験をする前の段階で、もうこんなに差がついてしまっている。これを当日の結果で逆転するのはかなり大変」
そんなことに気づいてくれたのではないかなと思います。



入試は当日の試験の結果だけで決まるものではない。
日々の学校生活を充実させていった生徒さんが一番強い。
そんなことに気づいてもらえたらと思います。

ゴールデンウイークが終わると中間テストのシーズンが始まります。
まずはこの中間テストから、入試への合格への道が始まっていることを意識して、取り組んでいってもらえたらと思います。

※2・3枚目の写真はイメージです。

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意外な答え

2023年05月05日 19時49分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日、本年度第1回目の北辰テストが行われました。
今年度に入って初めての北辰テストですので、今回が初めてという皆さんも多かったのではないかなと思います。
当塾でも、今回が初めてという生徒さんがいましたので、
北辰テスト後にテストを受験したときの感想を聞いてみました。

私の中ではきっと、「難しかった」という返事が返ってくるだろうなと想像していました。
もちろん、そういう答えも返ってきたのですが、それ以上に多かったのが、
「集中力が持たなかった」
「思いのほか疲れた」
という答えでした。
このような答えが返ってくることは、想像できなくはなかったのですが、思いのほか多かったのが印象的でした。



「早いうちに北辰テストを受けておいたほうがいい」
私は生徒さんにそのように話をしています。
テストそのものの難易度は、過去問をやってみればわかります。
でも、テスト会場の雰囲気や、知らない人に囲まれて5時間ぶっ続けでテストを受けていくという経験は、
実際にテストを受けてみないとわからないことだと思います。

よく「雰囲気にのみこまれる」などという言い方をしますが、
私が早期に北辰テストを受験するようにお勧めする理由の1つがこれです。
「頭でわかる」だけでは受験には強くなれません。
大切なのは「身をもって感じること」です。

過去問を見ればどんな問題が出るかはわかります。
でもそれは「頭でわかっている」だけです。
テスト会場独特の雰囲気、5時間ぶっ続けでテストを受ける体力、
これらは「身をもって」感じないと理解できないことです。
頭でわかることは大切ですが、身をもって体験させる、
そうすることで、次の時には今回の体験が生きて、改善が行われていくのではないかなと思います。



実際の入試でテストの結果が使われるのは、もう少し先の話です。
しかし、その時が初めてでは「経験不足」から、きっと思うような結果が出せないのではないかなと思います。
何かでよい毛㏍を出したいのならば、あらかじめ「身をもって体験する」ということ、
それを当塾では生徒さんに勧めていきたいと思います。


※この投稿の写真は、すべてイメージです。

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たぶん、うざい

2023年05月04日 21時39分23秒 | 日記・エッセイ・コラム
「まあね、こんなふうに言われると、うざいとは思うけれど…」
1学期のうちは、こんな言葉を発することが多いと思います。
特に3年生の皆さんは、これから受験生になっていくわけですから、
今のうちの「習慣づくり」は大切です。

ただ、この習慣づくり、
生徒の皆さんにとっては、大変なことだとも思います。
それぞれの生徒さんが、今まで十数年生きてきた中で身につけてきた習慣、
それを「変えろ」といわれるわけですから、
そりゃあ「うざい」と思われるのも仕方ないだろうと、私は思います。
でも、そんな皆さんに続けて言うことは、
「大人が『〇〇したほうが良い』と言うときには、何か理由がある」
ということです。



大人だって、わざわざ嫌われるようなこと、うざいといわれそうなことを、
進んでいうことはしないと思います。
でも、たとえそう思われても言っておきたいと思うのは、
そこにその大人がこれまでに生きてきた何らかの知恵があるからだと思います。

もちろん中には、ただの気晴らしで、
人にあたっているような人もいるかもしれません。
そういう人の話はスルーしていいとは思います。
でもそうではなく、本当にその人のことを思って言っているのであれば、
「嫌だな」「うざいな」「めんどくさいな」という感情に流されることなく、
ぜひ聞く耳を持ってもらえたらと思います。



私は皆さんにとっては、ときに「うざい」存在であると思います。
バリバリの自覚があります(笑)
もちろん皆さんにもこれまでの習慣や、ここまでの経緯があると思いますので、
それはじっくりと聞きたいと思います。
そのうえで、私も皆さんと一緒に話をさせてもらって、
皆さんと一致点を見出して、新たな一歩を踏み出せればというふうに思っています。

どんな時でも、ひとは「今」を変えることが一番億劫です。
勉強、受験、宿題なんて、一番変えるのが億劫なものでしょう。
でも、これまでこの塾で成績を伸ばしてきた皆さんを見ていると、
その億劫なものに立ち向かい、乗り越え、新たな自分を作り出せた人が多かったように思います。



受験生として、学習の習慣を変えていくための期限は1学期中だと思います。
その間に、ただ叱るのではなく、怒るのでもなく、
皆さんと新たな一致点を見つけ出す、
そんなつもりで皆さんと歩んでいきたいと思います。

※この記事の写真は、すべてイメージです。

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