11/19にNPO埼玉教育ネットの先生方と昼食を共にする機会がありました。場所はさいたま新都心にある「ラフレさいたま」の最上階のレストランで、とてもいい眺めのところでした。きっと夜来たら、夜景が素晴らしいことと思います。
さて、食事をしながら話題になったのは、来春開校する「開智未来高校」のことでした。
当初は埼玉のはずれ(栗橋もそうですが…)に開校するとのことで、どれだけ人が集まるんだろう?と懐疑的な見方の人も多かったのですが、ここに来て高校もそうですが、同時に開校する中学校のほうも注目を集めるようになり、今年の埼玉の私立高校入試の一つの大きな注目の的となってきました。
このときは上尾にある文研学院の先生とお話したのですが、上尾あたりからも「行きたい!」という人がいるとのことで、県南地区からも生徒さんが集まってきそうな勢いです。栗橋駅からバスが運行されることもあり、ある意味地元となる栗橋にも、ちょっとだけ注目が集まっているようでした。
開智未来高校をここまで注目の的にしたのは、やはり関根校長先生の人柄が大きいように思います。これまでの教員生活の集大成である「サプリ」のシリーズ、飾らない前向きなものの考え方は、共感する人もたくさんいらっしゃるようです。文研学院の黒澤先生もそのお一人で、先日も関根先生と色々とお話をしたと私にいってくださいました。
「先生との出会いは、その子の一生を変える、一生を変える出会いの場を提供したい」
これは昌平高校の前校長の小池先生がお話になっていた言葉ですが、私もその通りだと思います。
高校選びには、偏差値や通学距離、学費など、いろいろな面において総合的に考えなければならないことがたくさんあります。その中の1つに、「一生を変える出会いの場」という考え方があってもいいのではないか、そんな思いが関根先生との出会いの中で、私の中でも深くなってきています。
11/14に行なわれる「英検・二次試験」の対策が11/9と11/13に実施されました。
普段、面接形式のテストや英語で話すといったことがない皆さんにとっては、なかなか難しかったようです。それでも2回の練習で少しずつ慣れていって、最後には聞き取りやQ&Aもできるようになっていったようでした。
いわゆる試験は得意でも、こういった面接形式の試験は苦手という人も多いと思います。どんな流れなのか、どんな形式の質問なのかを知っておけば、気持ちの余裕もできると思います。
これからの入試でも、中間や期末といった試験でも、「あらかじめ知っておくこと」がとても大切です。それは、日ごろの練習であり、また、塾から配られるプリントやCDの模擬試験・過去問だったりします。
同じ時間勉強しても差が出るということがあります。集中力の問題だったりすることもありますが、やり方を一工夫することで成果を変えていくこともできます。
「先にゴールを知る」
ただやみくもに突っ走った勉強をするのではなく、あらかじめ今回求められる「ゴール」を知っておく、その上で勉強をしていくことが大切だと思います。
今年も年の終わりが近づき、だいぶ寒さも厳しくなってきました。この寒さのせいか、体調を崩してしまっている人もいるようですので、温かくしてすごし、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
さて、塾では今年もインフルエンザ対策として、エアコンに「バイオフィルター」を本日取り付けました。プラズマイオンの空気清浄機とともにインフルエンザなどの予防効果があるとされており、今年も冬支度の一環として業者さんに取り付けをしていただきました。これから冬本番を迎える中、少しでもインフルエンザなどの予防になればと思います。
でも、一番大切なのは睡眠をとること、食生活をしっかりすること、手洗い・うがいをすることなど、基本になることをしっかりとすることだと思います。また、予防としてのマスクをするなど、うつしたりうつされたりをなるべく減らすように工夫することも大切です。また、受験生は特に予防接種などもしておくほうが良いと思います。
万一体調が悪いときなどは無理をせずにゆっくりと休養をとることを心がけてください。早めに塾へ連絡すれば振替もできますので、無理をせずにゆっくりと休み、元気になったらまた頑張っていきましょう!
塾で使用している空気清浄機はこちら⇒http://www.sharp.co.jp/pcig/
塾で使用しているバイオフィルターはこちら⇒http://www.daikinaircon.com/ca/bio/index.html
14日の日曜日、勉強会でもなんでもない日曜日にもかかわらず、自習を22時までしっかりとやっていった生徒さんがいたことにビックリした。
そのほとんどの生徒さんは3年生で、しかも特進の英語・数学を3時間受講した後の自習、本当に頑張っているなぁと感心した。
昨年や一昨年も、日曜日にもかかわらず22時まで自習をしていく生徒さんはいたので、この塾としては珍しい光景ではないのだが、それにしても集中して勉強する姿勢には頭が下がる。
この頑張りを塾としてもしっかりと受け止め、頑張る皆さんの学力向上に貢献できるよう努めるとともに、自習などの学習機会の確保にも全力を傾けていきたい、改めてそんな思いを強くした。
英検の一次試験が終了した先日、英検対策反省会を担当者の間で行ないました。
1学期とは違った形式でやってみた結果はどうだったのか、そのあたりの検証を行なうと同時に、今後の課題などについても話し合いました。
今回の英検対策では単語テストを宿題として課しましたが、その成果はどうだったかや、授業の進め方、教材の選び方、出席回数と合格率との関係など、いろいろと多岐にわたり担当者と話し合いを重ねました。
それにしても、手前味噌ながら、今回の英検対策の講師を勤めた二人はとても熱心に生徒さんのことを見てくれていたなぁと思います。「この生徒さん、どうだった」と聞くと、「こんな感じでした」と即答できるくらい、「一人ひとりの生徒さんをしっかり見てくれていたんだなぁ…」と本当に感心しました。
当たり前のことかもしれませんが、でも本当に熱心に授業の準備もしっかりとやっていたと思います。授業当日は早めに来たり、前日などに問題を準備する姿を幾度となく見かけました。また、限られた時間の中でどの問題を教えるのか、どの問題を削るのか、真剣に考えている姿をこちらも幾度となく見ることができました。
今回の英検では、4・5級は合格率100%を達成できましたが、残念ながら他の級では目標には届きませんでした。でも、ここでの反省とこれまでの指導経験が生きてくるこれからは、やる気のある生徒さんにはきっと熱意の指導が届き、さらに良い結果が出せるものと確信しています。
7日の北辰テスト終了後に3年生の皆さんを対象にした「入試最新動向分析」の説明会を実施いたしました。
11/2に行なわれた塾の先生方向けの研修で聞いてきた最新の入試動向について皆さんに説明し、これからの学習や志望校への道筋をしっかり見極めてもらおうと考え、今回の説明会を実施いたしました。
今年の県立高校入試は、どのランクの高校も激戦模様です。従来はあまり倍率の高くなかった工業科なども、10/1現在の志望校調査では1.5倍近くなる学校が出るなど、数年前の状況とは大きく違っているのが現状です。
昨年から入試の方法が変わり問題も100点満点となる中で、いろいろな変動がありましたが、今年もその余波が確実に現れている、そんな感じがします。
しかし、どんなに入試制度が変わろうとも、100点満点にかわろうとも、しっかりと学習をしていれば何も動じることはありません。正攻法でしっかりと学習してけば、おのずと道は開かれてくるものだと思います。小手先ではない、本物の学力を皆さんには身につけて欲しいと考えています。
そして、11/7は公立高校入試まであと100日という日でした。私立高校入試までもあと75日、年末に向けていよいよ受験勉強も本格化してくるときです。
風邪などに十分気をつけて、しっかりと毎日の努力を積み重ねていきましょう!
11/2から特進英数も始まり、特進コースもいよいよ本格的に始動し始めました。
特進では各教科とも「知識の確認」や「問題を解くことに慣れる」といった共通の目標がありますが、その中でも特に育てていきたい力が「記述力」です。
来年度からの教育指導要領の改訂では、「思考力」「読解力」「論述力」が強化された内容になってきます。中学校での指導要領の改訂は24年度からですが、入試においてはすでにこの傾向は始まっており、埼玉県の公立高校入試も例外ではありません。
とはいっても、極端に難しくなるわけではないのですが、普段から慣れておかないと、いざというときにできないのが記述問題の特徴です。
そんな経緯もあり特進コースでも記述問題対策を重視していくのですが、その中でも特に数学では、記述問題対策を重視した授業のやり方を採用しています。
ただ正解というのではなく、そこにいたるまでにどのような道筋をたどったのか、どのような思考過程を経たのかを重視して授業を展開しています。他の生徒さんの前で発表することで、「分かりやすく説明する力」や、ホワイトボードに解き方を書いていくことで「記述する力」を養っていくことも、このやり方の目的の一つです。
また、他の人のやり方や考え方を知ることは、勉強方法の幅を広げることにもなり、とても大切なことだといえます。これを一人でやろうとすると、大変な時間と労力を必要としますが、特進ではそれを授業の中でやることで、合格力を高める「思考力」と「記述力」を得ることを目標としています。
今年は中堅・上位の高校の倍率が高くなることが懸念されています。また、上位校では合否は1・2点の差で明暗が分かれます。記述問題を、たとえ全問正解できなくても、部分点でも得ることで、合格する可能性は大きく違ってくる可能性があり、このような学習をする意味は大きいように思います。
あまり人前で説明するという経験を生徒のみなさはしたことがないかもしれませんが、これから少しずつこういったことにも慣れていって、合格に近づいていってほしいと思います。
「自分の言葉で書く」このことは受験対策だけではなく、これから先、大人になっても必要とされるスキルだと思います。ただ頭に物事を詰め込むのはコンピューターがやってくれるこの時代だからこそ必要な「本当の学力」を、皆さんにはぜひ身につけていってほしいと思います。