幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

新中1の激闘

2023年03月17日 21時55分22秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾は3月から新年度のため、新しい学年がスタートして2週間余りが過ぎました。
現在は小6の生徒の皆さんも、当塾では中1扱い。
すでに中1の学習をだいぶ進めてきている生徒さんもいます。
そんな中1の皆さんの様子を見ていると、学習を進めていく中で、まさに「激闘」と言わんばかりの戦いをしているように見えます。

「算数が数学に変わると何が変わるのか」とよく聞かれますが、
新中1の皆さんを見ていると、算数が数学に変わるって、こういうことなんだなというのがよくわかります。

(写真はイメージです)

説明を聞いていると、わかる。
でも実際にやってみると、できない。
今までも、もしかしたらそんなところがあったかもしれませんが、
算数が数学に変わったことで、
「わかるとできるは違う」ということが、
よりはっきりとしてくるように感じます。

新中1の皆さんは、なんとなく「これは今までとは違うぞ」ということを、
もしかしたら薄々感じているようにも思えます。
全問正解どころか、時にはバツのほうが多い。
小学校の時にはあまり見られなかった光景に、
もしかしたら少しへこんでしまっている、
そんなふうにも見ることができます。

でも、そのたびに「今はまだ3月だから…」とお話をしています。
すると、ちょっと安心した顔をしてくれます。
多少なりとも先行して学んでいることへの安心感があるのではないかなと思います。

「今はまだできなくても大丈夫。
 まだ小学校も卒業していない時期だよ。
 慌てることはないよ。
 でも、そんな今だからこそ、時間をかけてしっかりと学べるのだから、
 今のうちにしっかりと学んで、間違いなくできるようになっていこう」
そんなふうに励ましを受けながら、新中1の皆さんは”戦って”います。

(写真はイメージです)

算数から数学へ変わることで、
俗に「中1ギャップ」などともいわれるこの現象が起こることがあります。
その中1ギャップを乗り越えていけるように、
新中1の皆さんと一緒に、頑張っていこうと思います。

=========
最後までお読みいただきありがとうございます。
当塾ではブログのほかに、
InstagramやTwitter、YouTubeなどでも情報を発信しております。
もしよろしければ、こちらもぜひご覧ください。

◆Instagram
◆Twitter
◆YouTube

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご卒業 おめでとうございます

2023年03月17日 21時14分02秒 | 日記・エッセイ・コラム
3月13日の五霞中学校の卒業式に引き続き、先日3月15日は、東住の地元 栗橋東中学校と栗橋西中学校の卒業式でした。
これらの卒業式を経て、当塾にご通塾いただいた生徒の皆さんが中学校を巣立っていきました。

振り返ればこの学年は、コロナの影響を最も受けた学年だったと思います。
学校行事も部活動もあまりできないままの中学校生活でしたが、そんな中を若い力で切り開き、今日という日を迎えてくれたように思います。
まだまだ油断はできませんが、コロナの影響も以前よりは小さくなり、高校生活はコロナ以前と同じように送ることができるようになるのではないかなと思います。
中学校生活でできなかったこと、それをこれからの高校生活で、楽しみながらも充実した日々を送ってもらえたらと思います。
 
幸彩学習塾21期生の皆さん
ご卒業おめでとうございます



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6年生が中1を見て驚いていた話

2023年03月09日 21時59分20秒 | 日記・エッセイ・コラム
「先輩たち、すごい計算、早いよね」
そんな会話が聞かれたのはつい先日。

当塾では3月から新年度になるため、
新たに新中1の皆さんが入塾をして、3月から授業を受け始めました。
新中1になる6年生の皆さんの隣では、新中2・新中3となる皆さんが学習を進めています。
そのとき新中2・新中3になる生徒さんを隣で見ていた新中1の生徒さんが、
1つ2つ上の先輩たちの集中ぶりと、問題を解くその速さにとても驚いて、目を丸くしているように見えました。
その時に私が新中1の生徒さんにかけた言葉が冒頭の言葉でした。

「1年しっかりと頑張れば、きっと先輩たちのようになれると思うよ」
私はそんなふうに声をかけて、学習の続きに戻っていきましたが、
その後の授業時間、その新中1の生徒さんの顔つきもちょっと変わったように見えました。

こうやって考えてみると、1・2年間の差って大きいなと感じます。
「塾はいつから行ったほうがいいですか?」という質問を時々受けますが、
こういう生徒さんの様子を見ていると、
やはり「早ければ早いほどいい」となるように思います。

隣に座った6年生の生徒さんが驚くほどの速さと集中力。
新中2・新中3となる生徒さんは、それを自覚はしていないかもしれませんが、
1・2年間の塾での学習で、いつの間にかそれを会得していたのだと思います。
もちろんそれは、塾での学習だけで身につけたものではなく、
一番大きいのは本人の努力だとは思いますが、
もしここまで成長するための環境の一部でも、
塾が与えることができたとしたのなら、
塾としても、とても嬉しいことだなあと思います。

1年間という期間は、人生においてはほんの一瞬かもしれませんが、
伸び盛りの中学生における1年間は、
もしかしたら、大人のそれの何倍もの密度があるのではないかなと思います。

知識や解き方のスキルは、後から詰め込めば何とかなるかもしれません。
でも、継続して問題に取り組む姿勢、集中して問題に取り組む姿勢、
計算などを早く処理していく能力、
こういったものは、一朝一夕に会得できるものではないように思います。

今回、新中1となる6年生が驚いていたのは、きっとこういった点なんだと思います。
それに気づいた新中1になる6年生の生徒さんは、
きっと1年後は、いま隣にいる先輩たちと同じように
しっかりとした姿勢や力を身につけてくれていることと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実創造

2023年03月02日 12時14分21秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾は昨日から新年度に入りました。
中2の皆さんは、ここから当塾では中3扱い。
ということで、早速受験についてのお話をしていきました。

「後で後悔することがあるとすれば、その原因は早く始めなかったことほとんど」
「これから大切なのは、中学校の枠を超えた世界でも通用する学力」
要約すると、このような話をしたように思います。

私が望むことはただ一つ。
1年というこの期間で、皆さんが大きく成長をすること。
そんな思いから、このような話をさせていただきました。




これから皆さんはいろんな現実と向き合うと思います。
でもその現実に対してどのような認識があるかで、その人の今後の生き方は大きく変わってくる、そんなふうに思います。

これから3年生になる皆さんは、まだ現実的でないこともあり、まだ実感できていないこともあるかもしれません。
でも、そんな今のうちから、フライングしてこれから来るであろうことを知っておけば、
本当にそれがやってきたときに、うまく対処できるのではないかなと思います。

同じ中2であるみなさんでも、今の段階で、これからやってくる受験に対する認識は、すでに人によって大きく違っているように思います。
個々の生徒さんの今の状況をよく見ながら、その生徒さんに必要なお話を必要なタイミングでしていきたいと思います。





現実はその認識によって大きく捉え方が変わってくると思います。
そういう意味で、現実を創造しているのは自分自身なんだろうと思います。
皆さんがこれからやってくる現実を良い方向に想像できるように、
私も生徒さんと向き合いながら新しい年度を始めていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の宿題

2023年03月01日 16時41分36秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾は昨日2月28日をもって2022年度を終了しました。
本年度も、本当にたくさんの皆さんにご通塾をいただき、ありがとうございました。

2月28日は年度の終わりというだけでなく、長年通っていただいた皆さんとのお別れの日でもあります。
高校受験を終了した中学3年生の皆さんは、今日をもって卒業となり、新たなステージへと旅立つことになります。

毎年この時期に1年間を振り返ると、本当に1年はあっという間なんだなあと思います。
笑いあったことも、時に叱ったこともありましたが、そんな皆さんとのお別れは、やはり寂しいものがあります。
最初はなかなか分かり合えなかったこともありましたが、
受験生の1年間を皆さんと過ごす中で、
だんだんと分かり合えたことも少なからずあり、
そこから人と人としての距離も縮まったように思います。
そんな皆さんだからこそ、ここで一つのピリオドを打たなくてはならないことに、一抹の寂しさを感じます。

↑21期生のみなさん、たくさんの思い出をありがとうございます

でも、そんなことを言っている場合ではないんですよね。
皆さんは、自分で選んだ新しいステージへと進んでいきます。
私がけが感傷的になっている場合ではありませんよね。
皆さんがそれぞれ選んだ道で活躍させることを願いつつ、
少しぎこちないかもしれませんが、笑顔でお別れをできればと思います。

そんな皆さんに最後の宿題を出しました。
授業報告書の最後の宿題の欄に私が記した宿題。
皆さん、この宿題、しっかりとやり遂げてくださいね。

最後の宿題「良き高校生活を送ること」

21期生の皆さん、今までありがとうございました。
最後の宿題の答え合わせは、3年後にすることにしましょう!
みなさん、お元気で。
またお会いするその日まで。



動画でも年度末のご挨拶と共に、卒業生の皆さんについてお話させていただいております
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする