少し前に花咲徳栄高校へ行ってきました。
花咲徳栄高校は、現在、塾対象の学校説明会は行っていません。
ただ当塾からは受験を希望する生徒も多いので、「今の花咲徳栄を知りたい」という一心でお願いしたところ、説明会を実施してくださることになりました。
せっかくなので、ふだん仲良くさせていただいている塾の先生方にもお声がけをして、
4名で花咲徳栄高校を訪問しました。
ご対応いただいた先生方、本当にありがとうございました。
花咲徳栄高校のキャッチフレーズに
「選んだ道で頂きへ」
という言葉がありますが、今回の説明を聞いていて、まさにそんな学校なんだなあというふうに思いました。
いちばん驚いたのは、食育実践科の卒業生の進路です。
専門学科といえば、その後もその系統に進むイメージが強くあります。
もちろん、ほとんどの人がその前提で入ってくるとは思うのですが、
中には学びの中で更に幅を広げて、
また別の方向で学びたい、そんなふうに思う人も出てくるのではないかなと思います。
これまで私は、専門学科に進むとそれは難しいという認識でした。
それについては、花咲徳栄高校の食育実践科についても同じで、
食育実践科を出るときには、そちらの系統にしか進路の指導もしないし、進学もできないと思っていました。
でも、それが違ったんです。
入試担当の渡邉先生のお話を聞いていると、
食育実践科の生徒さんに対しても、多方面への進路指導をしているし、
また実際に幼児教育系や経済学部などへの進学実績もあるとのことでした。
そういった進路を希望する場合は、普通科の方とも連携しながら、
進路選択や学びの保証をしていく、
そんなお話をされていたように思います。
↑アクティブラーニングで学習中
今回は食育実践科のお話がインパクトとして大きかったので、そちらを中心に書かせていただきましたが、
それは普通科の方でも同じなんだろうと思います。
もちろん、コースごとに目指す目標やメインとなる進学先はあると思います。
ただそれにこだわらずに、柔軟に多様性のある進路選択ができるようにしていく、
そのあたりが花咲徳栄高校の強みなのかなとも思いました。
今回の訪問で、花咲徳栄高校の知らなかった一面を知ることができたように思います。
お忙しい中、ご対応を頂きました花咲徳栄高校の先生方に重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
※写真撮影は学校の許可済を得ております