先日、中間テストが終わり、塾は久々に雨の音だけが聞こえるくらい静かな日曜日を迎えています。ちょうど1週間前の日曜日は中間テストの勉強会に当たっていて、多くの生徒さんが学習しにきていました。そのテストも終わり、今は束の間の静けさを取り戻しています。
今回のテスト期間中も、皆さん本当に一生懸命頑張っていたように思います。年度が変わったばかりで、どれくらいの生徒さんが自習に来るのだろう?と思っていましたが、ふたを開けてみたら、「第3教室を作っておいてよかった!!」というほど、毎日のように、熱心に塾へ来て自習をしている生徒さんが大勢いました。もちろん、塾だけでなく、家で頑張った人たちもたくさんいたことと思いますが、特に目の前で頑張っている皆さんの姿は感動的ですらありました。
今回のテスト対策期間中、12時間自習ができる日が、栗橋西中は2回、栗橋東中は3回ありましたが、栗橋東中の女子生徒さんの中には、この12時間学習×3日間をすべてやっていった生徒さんもおり、監督するこちらのほうがびっくりするくらいの根気強さと意志力の強さを感じさせてくれました。また、自習時間の延長も何度か頼まれることがあり、その熱心さに心打たれました。
正直なことを言うと年々体力的に12時間はつらくなってきているのですが、でも、生徒さんの「やりたい!!」というその真剣なまなざしは、私を動かすには十分なだけの力がありました。
そんな真剣に取り組む姿は、昨年に引き続き私の心を大きく揺さぶりました。12時間の学習を終えて帰宅するときなど、勉強のしすぎ?でフラフラな状態、例えるなら酔っ払いみたいな状態になりながら帰っていくうしろ姿を見ると、「今年もこの子たちのために全力を尽くしたい」そう思い、そのことを改めて強く心に刻みました。
スポーツでもそうだと思いますが、全力で努力する姿は感動を生むと思います。夏の甲子園や春高バレーなど、全力で取り組む人たちの姿を見て、ときに私たちは涙さえ見せることがあります。
しかし、それは決して遠いところの物語ではなく、私の身近にもあるような気がします。今回のテスト対策を通じ、全力で努力し学習に立ち向かった生徒さんの姿は、夏の甲子園とはまた違う、新たな感動を私にもたらしてくれました。
感動は常に私たちの身近にあるということを、皆さんに教わった気がします。
頑張った皆さん、本当にお疲れ様でした
良い結果を期待しています