幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

お母様の悩み・2

2015年01月31日 22時36分59秒 | 日記・エッセイ・コラム
こちらは先日、新規のお問い合わせをいただいたときに受けたご相談です。

中学生になられる生徒さんのお母様からでした。
「中学へ行ったら学校外のクラブチームなどに参加する予定なので、なかなか時間が取れない。そのようなこともあり、5教科の学習をすべてできないが、大丈夫だろうか?」
というご相談でした。

もちろん5教科を全部学習できれば、それが一番良い方法です。ただ、時間的な課題もあり、全てができないという場合は、1教科でもやってみることをお勧めしています。

その理由は、「自分は1教科でもできる教科がある」という自信を持ってもらいたいからです。

5教科をまんべんなく学習していくことも大切ですが、どうしても時間が取れないなどという場合は、1教科でも2教科でも「できる」と思える教科を作っていくことが大切だと思います。1教科でも2教科でも、自分が自信が持てる教科ができると、人は不思議なもので、残りも頑張ってみよう、もっと上を目指してみようと思う人が、多くいるように思います。また、実際にそういう生徒さんを過去にたくさん見てきました。

また教科数が少ないほうが一点突破になり、効果が出やすいという側面もあります。

勉強全体が苦手だと、どうしても全部をやっておきたい、となりがちです。しかし、逆に力が分散してしまい、良い結果が得られない場合もあるくらいです。勉強が苦手というお子さんほど、いっぺんに全部をやろうとすると消化しきれなくなってしまう傾向にあるので、まずは1教科ずつでも学習し、ちょっとずつ、ちょっとずつ量を増やしていくほうが、結果的に消化不良にならず、確実に成績を上げていくことができる場合もあると思います。

もちろん最終的には受験は5教科ですので、自習や夏期講習などを通じてどこかで学習していく必要はあります。ただ、時間が取れない場合や勉強が苦手という場合は、1教科でもよいのではじめていって、学習をする習慣や学習の仕方、そして何よりも塾でみんなと一緒に勉強をするという時間を持つことだけでもいいので、そこからはじめてみることが大切だと思います。

お問い合わせをいただいたお母様にもご納得をいただいたようで、「まずはできるところからはじめてみたいと思います」というお話をいただきました。

当塾は個別指導の塾ですので、1教科から選択することができます。部活や他の習い事などと両立できるように、また勉強が苦手な皆さんは、少しずつ慣れていくために、この1教科からはじめられるというしくみを、うまく活用して欲しいと思います。

お母様の悩み・1

2015年01月30日 22時43分16秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日、教室で事務仕事をしているときに、とある生徒のお母様からお電話をいただきました。
電話に出ると、ちょっと不安そうな声で、
「中3になるとどれくらい費用がかかるのでしょうか?」
というお問い合わせでした。

当塾は個別指導ということもあって、一斉授業の塾さんに比べると比較的月額費用は高めです。それに夏期講習や冬期講習が必修であったら…という不安がきっとあったのだと思います。

そのお母様にお話をしたことは、当塾はでは、
・夏期講習などの講習は必修ではなく、ご希望にあわせて選択できること
・合宿などは通い合宿形式なので、費用は多くはかからないということ
・必修テストは最小限の北辰テスト・UPテストのみ必修であること
などをお話いたしました。

当塾のちょっと変わったところは、月額費用などは少し高めですが、オプションは最小限でいいという考え方であるということです。言い換えれば、普段の授業をしっかりとやっていれば、オプションに頼りすぎる必要はないのではないかという考え方でもあります。

夏期講習なども塾からのオススメ講座はご提示するものの、それを必ず選ぶ必要はありません。それに基づいて各ご家庭で必要の可否を判断していただいて、お申し込みいただけます。

もちろん3年生の夏期講習などをまったくゼロというのは厳しいかと思いますが、ご本人に必要な最小限のものをしっかりと学習してもらうことが大切で、実際それで大丈夫と考えています。

そのようなことをお母様にお話したところ、ちょっと不安そうだった声が、話を進めていくうちに、安心いただいたのか、だんだんと明るい声に変わっていらっしゃったように思います。

費用を見るときには、どうしても月額に目が行きがちですが、年額でのお話をさせていただいて、少しご安心をいただいたようでした。

新年度を控え、お母様には様々なお悩みがあるのではないかと思います。
当塾では3年生のお母様・お父様のみならず、他の学年の多くの皆様に安心してご通塾いただけるよう、これからもお母様・お父様をはじめ、皆様の不安があったらしっかりと受け止めて、それに対してしっかりとお答えするようにして参りたいと思います。

塾からのお知らせ【1/29版】

2015年01月29日 19時21分49秒 | お知らせ
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≪2/8までの予定≫
◇1/30(金) 
◇1/31(土) ◎理社国授業(2年⇒18:00-19:30、3年⇒14:15-16:40)
◇2/1(日) ◎県立入試直前対策講座・スタート
◇2/2(月) 
◇2/3(火)
◇2/4(水) 
◇2/5(木)  
◇2/6(金) ◎漢検実施日(該当者には後日、時間などを連絡します)
◇2/7(土) ◎理社国授業(2年⇒18:00-19:30、3年⇒14:15-16:40)◎県立入試直前対策講座
◇2/8(日) ◎県立入試直前対策講座

※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
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【提出物・申込みなど】
◎県立入試対策講座 申し込み(希望者:毎週金曜日締め切り)
◎北辰テスト申込書(必修:中学1・2年生、2/16締め切り)

≪塾で漢検をお申し込みされた皆さんへ≫
当塾で漢検をお申し込みされた皆さんの受験日は、2/6(金)となります。時間割については、メール及び郵送にてご連絡をさせていただきますので、そちらをご確認ください。

≪3年生:県立入試直前対策講座を実施します≫県立高校を目指す皆さんのための直前対策講座を行います。設置講座及び講座内容については、送付いたしましたご案内をご参照ください。
なお申し込みの締め切りは、各講座実施直前の金曜日までとなります。ご注意ください。

≪中1・中2:北辰テストについてのお知らせ≫当塾では3月に行われる北辰テストについては必修とさせていただいております。中1・中2の皆さんは、原則としてお申し込みをいただきますようお願いいたします。
なお、何らかの事情で受験できない場合は、塾までご連絡をお願いいたします。
※申し込み締切日は2月16日です。費用と申込書を添えて、ご持参ください。

【1月入試に関するご報告】
1月の私立入試が終了いたしました。ここまでのところで全員が何らかの形で合格を果たすことができ、全員が少なくとも高校へ進学できることは確定いたしました。これもひとえに生徒さん達の努力の賜物、そして、お母様・お父様をはじめ、ご家族の皆様、そして周りのたくさんの方々のご協力の賜物と心から感謝いたしております。
さて、これから県立入試を迎え、県立第一志望者は新たな勝負が始まります。当塾も皆様のご希望などを伺いながら、生徒さんの頑張りに精一杯こたえられるよう頑張って参りたいと思います。入試まであと一ヶ月ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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≪空席状況≫
【授業】
◇2/2(月) 20:40-に空席があります
◇2/3(火) 20:40-に空席があります 
◇2/4(水) 20:40-に空席があります 
◇2/5(木) 空席はありません
◇2/6(金) 空席はありません
◇2/7(土) 個別の授業はお休みです
◇2/8(日) 個別の授業はお休みです

【習熟】
◇2/2(月) 20:40-に空席があります
◇2/3(火) 20:40-に空席があります 
◇2/4(水) 19:00-、20:40-、21:15-に空席があります 
◇2/5(木) 21:15-に空席があります
◇2/6(金) 20:40-に空席があります
◇2/7(土) 習熟はお休みです
◇2/8(日) 習熟はお休みです

≪2/8までの自習時間≫
◇1/30(金) 15:00-22:10
◇1/31(土) 14:00-23:00(希望により延長)
◇2/1(日) 13:00-22:10
◇2/2(月) 15:00-22:10
◇2/3(火) 15:00-22:10
◇2/4(水) 15:00-22:10
◇2/5(木) 15:00-22:10
◇2/6(金) 15:00-20:30(漢検実施のため、自習時間短縮)
◇2/7(土) 13:00-22:10
◇2/8(日) 13:00-22:10
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「素直さ」とは性格ではなく、身につけられる能力

2015年01月28日 23時32分54秒 | 日記・エッセイ・コラム
「成績が上がるお子さんってどんなお子さんですか?」
と問われると、生徒さんを指導する立場の人が十中八九同じ答えをすると思います。その答えとは
「素直な子」
という答えです。

学年ビリから偏差値を40上げて慶応に合格した生徒さんの話(http://birigal.jp/)では、指導していた先生はこの生徒さんについて、「学力は低いけれど、素直な生徒さんだった」とお話をされています。(http://storys.jp/story/2096

また、いわゆる「落ちこぼれ」と呼ばれる子供たちが東大合格を目指すマンガ「ドラゴン桜」でも、成績を伸ばすコツとして「素直に型にはまる」という言葉が出てきます。

さらに、開智未来高校の校長の関根均先生は、学びのサプリのなかで「能動的素直さ」が大切というお話もされています。

このように古今東西、成績が伸びるお子さんの共通点として「素直さ」が上げられている例はたくさんあります。塾で指導していても、素直な子はやはり伸びるなぁと感じます。

「うん、うん」とうなずきながら聞いてくれる子、「じゃあ、やってみよう」というと「はい!」と素直にはじめる子、挨拶や礼儀、提出期限などをしっかりと守れる子…、やはりこういうお子さんは成績も伸びていくことが多いように思います。


この素直さ、性格だと思われていますが、実は「身につけられる能力である」という話をとあるセミナーで聞きました。この話を聞いたときに驚いたのと同時に、妙に納得したのを覚えています。

実際に当塾でも、保護者様にはちょっと反抗的でしたが、塾では講師などとも打ち解けていたので、出された宿題や課題・自習やテスト勉強を素直にこなしていって、成績を上げた例などがいくつもあります。これらは学習指導の結果という見方もできると思いますが、本人の素直さを引き出した結果ともいうことができるように思います。

塾へ通うのは成績を上げるためというのが一番の目的でもありますが、学習活動を通して、この素直さを身につけるためというのも、目的にあってもいいのかなと思います。特に小学生時代に塾で勉強をすることで、素直さを育てていくこともできるのではないかとも思います。人の話をきちんと聞く、課題や宿題をこなしていく、挨拶や提出物をきちんと出す…。

もちろん学校でもやっていることではありますが、学校とはまた違った角度からアプローチをすることで、素直さを育てていくこともできるのかも知れないと思います。特に当塾は個別指導の塾なので、一人ひとりに目が届きます。それゆえに、それぞれのお子さんに合わせたアプローチもできるように思います。

小学生や中学生のうちに出会う大人の数は決して多くはありません。どんな大人と出会っていくのかは、小中学生の保護者様にとっては重要なテーマでもあると思います。学校の先生方は選ぶことはできませんが、お稽古事や塾の先生などは選ぶことができます。お子さんがどんな大人と接し、その大人から何を学べる存在なのかを考えていくことは、合格実績などよりも、実は大切なことなのかも知れません。

塾にはいろいろな運営方針があります。大人として子どもたちにどうかかわっていくつもりなのか、それを塾は問われていると思います。当塾は勉強を通して、素直さなども含めた勉強以上の何かをお子さんに残せる、そんな塾でありたいと思っています。

中2が運命の分かれ道?

2015年01月27日 23時23分03秒 | 受験・学校
今日、とある出版社が主催するセミナーに参加してきました。いくつかのテーマでの講演がありましたが、その中で一番印象的だったのは、埼玉県の公立高校入試の合否結果のデーターを基にしたセミナーでした。

県立高校に合格する人としない人、何が一番違うのか。それは
中2での中だるみの有り・無し
だというのが、このセミナーでの結論でした。
今までも経験則でそのように感じていましたが、改めてデーターを示されるとやはり納得です。

埼玉県の入試では内申点(通知表の成績がもとになる)が、入試では合否判定の4割から6割を占めています。そして、この持ち点となる内申点は、1年から3年のすべてが使われます。言い換えれば、中学入学と同時に高校受験はスタートしているともいえます。

ゆえに、3年だけ頑張ってもなかなか良い結果を得るのは難しいというのは、以前からずっと知られていました。しかし、こうやって改めてデーターを眺めてみると、2年に「中だるみがあるないか」がこのような大きな影響を持つということを、改めて思い知ったしだいです

上位の県立高校に合格している人は、1年⇒2年⇒3年と、学年が上がるごとに内申点も上がっていっていますが、上位の高校に手が届かなかった生徒さんに多いのは、1年から2年次のときにいったん下がり、3年で元に戻るというパターンです。

もし2年の時の「いったん下がる」というのがなかったら、3年ではもっと伸びていたかもしれない、そのように考えると2年生の1年間はとても重要だなということが、改めてよく分かります。


もうすぐ2月になり、学年が変わるまであと2ヶ月をきりました。今度2年生になる皆さんは、中だるみをしないで学習にきちんと取り組めるでしょうか?次に3年生になる皆さんは、中だるみをせずに過ごすことができたでしょうか?

中だるみしそうだという皆さんは、中だるみをしないための方法を考えていかなければならない、と思います。また、2年次に中だるみをしてしまったかな、という皆さんは3年生でどのように取り戻すかを考えていかなければなりません。

ちょうど年度も変わるこの時期、来年度の自分に必要なものを考えてみる、そしてそれを実行できる環境を考えていく、それも良いのではないかと思います。

ところ変われば…

2015年01月26日 22時55分05秒 | 日記・エッセイ・コラム
出張からの帰りに、京都駅で飲み物を買おうと思ったら、こんなものを見つけました。



普通の天然水のペットボトルですが、よく見るといつも自分が見ているものと違います。
その部分を拡大してみると…




自分たちが知っているこのデザインの天然水といえば「南アルプス天然水」ですが、同じようなデザイン(あるいはまったく同じ?)ですが、こちらは「奥大山の天然水」になっています。関東は南アルプス、関西は奥大山と分けているのかどうかは分かりませんが、ところ変われば天然水の採水地も変わる、言い換えればある意味の関東と関西のご当地商品?ということなのでしょうか?

詳しいことは分かりませんが、いつも南アルプス天然水を愛飲している自分としては、同じものを取ったつもりでいたのに、いつもと違ったものだったことに気づいてビックリしました。ところ変われば同じものでも違ってくる、そういうことなのかなとも思いますが、それにしてもデザインも同じようなので、最初はまったく気づきませんでした。思い込みって怖いですね。


ところで話は少し飛躍しますが、「ところ変われば同じようなものでも違ってくる」というのは、塾も同じではないかと思います。同じ塾という形態でも個別指導・集団指導などの違いもありますし、経営方針や授業の進め方も塾によってこだわりがそれぞれにあるような気がします。

今の時期はちょうど当塾にも、入塾を希望される皆様からたくさんのお問い合わせをいただいております。新しく入塾を希望される皆さんには、入塾説明を行わさせていただくのですが、その中で一番知っていただきたいのは、合格実績でもテストの成果でもなく、「当塾の運営方針」だったりします。

同じ塾というところでも、ところ変われば内容も方針も考え方も違ってきます。だからこそしっかりと当塾の進め方や方針を説明して、納得してご入塾をしていただきたいと思います。当塾のほかにも様々な塾がありますので、それぞれの方針を見極めて自分に合うところを見つけていく、これは高校選びでも塾選びでも大切なことだと思います。だからこそ、当塾をお考えいただいている皆様には、実際にお会いして、できるだけ丁寧に当塾の方針を説明していきたいと思っています。

塾という器は同じですが、中身はそれぞれの個性があるのが色濃くある、塾とはそのようなところだとも思います。皆さんにはそれぞれの個性に合った塾選びをしていただきたいと思っています。そしてその中で当塾にご縁のあった皆さんには、当塾はその皆さんを全力で応援していきたいと思います。






京都の街から

2015年01月25日 18時22分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、越谷にある埜口義塾の赤井先生と新しく立ち上げる予定のプロジェクトの準備のため、出張で京都に来ています。新しいプロジェクトとは…、まだ準備・構想段階なので詳しいことは秘密?ですが、現在の塾の仕事にも関係する内容です。前回の9月の京都訪問に続き2回目の出張での訪問となりました。

今日はその仕事の途中で、学問の神様として知られている北野天満宮に行ってきました。今日はちょうどお祭りだったようで、大変に多くの人であふれていました。私も、これから公立高校を受験する13期生の皆さんの合格を願ってお参りをしてきました。

13期生の皆さんとともに過ごすのはあと1ヶ月ほどです。その最後に公立受験があり、皆さんの進路が決まっていきます。「塾として受験に向けて出来ることを一生懸命にやろう」そう私も菅原道真公に誓ってきたところです。皆さんに一生懸命頑張ってと言う以上「私も頑張らなくては」と思い、北野天満宮でその思いを新たにしてきました。

塾も来週からは土・日に入試対策直前講座が始まります。直前講座では公立高校を目指す皆さんに必要な、得点力UPを目指した学習をしていきます。これまでの卒業生を見ていると、この2月という1ヶ月間で大いに成績を伸ばし合格していった生徒さんもたくさんいます。わずか1ヶ月ととるか、まだ1ヶ月ととるか、それは皆さんの心構えしだいですが、私はまだ1ヶ月あるから出来ることはたくさんある、そのように考えています。

京都の街は今日も多くの人でにぎわっています。街の中にいるといろいろな声が聞こえてきますが、私は1ヶ月後には13期生の皆さんから、「合格しました!」という声を聞きたいと、京都の街を歩きながらそう思いました。

自分のことを知るきっかけ

2015年01月24日 22時23分55秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日は英検の実施日でした。皆さん、結果はどうだったでしょうか?今回は自分の学年よりも上の学年の級を狙っている人も多かったので、なかなか難しかったようですが、何よりもまずはチャレンジをした自分を褒めてあげて欲しいと思います。

ところで、皆さんは英検の勉強をしながらどんなことを考えましたか?「受からなかったらどうしよう…」などと考えた人も多いと思いますが、ただ不安がっているだけでは何も解決にはつながりません。その不安を解消するためにもあと一歩深く考えて、検定や試験勉強をしながら「自分を知る」ということに役立てて欲しいなあと思います。



検定試験でも期末・中間テストの勉強でも、勉強をしながらできないところ・苦手なところが見つかってくると思います。そういったところをしっかりと書き出しておく、それだけでも「自分を知るきっかけ」になると思います。そういったところを勉強するのは気が引けますが、落ち着いて時間の取れるときに、じっくり自分の苦手と向き合ってみる、そういう経験を皆さんには積んで欲しいなと思います。

もちろんそのためには、勉強を早く始めておく必要があります。直前になってはじめたのでは、そんな時間をとることはできないので、苦手・弱点があってもイライラするだけで終わってしまいます。逆をいえば、試験対策などを早めに始めていった人が良い結果を出せるのは、自分の苦手や弱点を知り、それに対して落ち着いて対応ができるから、ということもできると思います。

そして、この話はテスト前だけの話ではありません。テストなどが終わるとふっと息が抜けてしまいがちですが、テストが終わったできればその日に、自分ができなかったところ・苦手だったところと向き合えば、次にその苦手や弱点を持ち越すことがなくなります。



検定試験や定期テスト、北辰テストやUPテストなど、中学生には実に様々なテストがあります。言い換えれば、皆さんは自分を知るきっかけに囲まれているともいえます。その自分を知るきっかけを生かせるかどうか、それが次の試験でのできにかかってくるともいえます。

今回の英検を通じて皆さんはどんな自分を知ったでしょうか?皆さんが知った「自分」の弱点や苦手をしっかりと次回に生かしていく、皆さんがそういう人になれるように、塾もしっかりとお手伝いをさせていただきたいと思います。

江藤 真規 先生に学ぶ

2015年01月23日 17時59分22秒 | 日記・エッセイ・コラム
少し前のことですが、去る1/12にマザーカレッジを主宰する江藤真規先生のセミナーに参加して来ました。当日は、来年度から当塾の副室長となる講師の小島も一緒に参加し、学びを深めてきました。

今回のセミナーは主にコーチングについての学習でした。生徒さんや保護者の皆さんに何かを伝えていくときに、どのように伝えていけばいいのかを学んでいきました。

当日はグループワークを何度か行い、一つのテーマについて意見を出し合いました。そのメンバーの中には、学校で生徒の相談にのる立場の方や、塾で保護者対応をされている方などもおり、私たちにとっても、いつもとは違う視点から物事を見ることができ、大いに参考になりました。

このセミナーでは、いろいろなことを学びましたが、特に印象に残ったのは「教える」ではなく「伝える」という言葉でした。生徒さんに勉強を教える立場である「先生」と呼ばれる人は、ついつい勉強以外のことでも「教えて」しまうことが多いといいます。しかし、「教える」というときと「伝える」というときの区別をしていくことで、相手への物事の伝わり方も変わってくる、これが一番印象に残った言葉でした。

勉強以外の面、たとえば進路に関する相談などの場面などでも、ついつい教えてしまうということがあるなぁと私自身思います。しかし、その場面では「教える」ではなく「伝える」ことで、こちらの考えを一方的に伝えるだけではなく、話す相手にも一緒に考えてもらうことができる、そのように感じました。

一昨年のとあるセミナーで江藤先生と初めてお会いして以来、様々なことを学ばせていただいたように思います。また当塾の保護者会の開催にあたっては、マザーカレッジから花田先生をお迎えしてご講演いただけたのも、江藤先生のお力によるものです。

これからも江藤先生をはじめ、様々な外部の皆さんの視点を取り入れながら、生徒・保護者の皆様のお役に立てる塾作りをすすめていきたいと思います。


さあ、次の学年へ!

2015年01月22日 22時36分15秒 | 日記・エッセイ・コラム
今の2年生は頑張っていますね。英語、数学ともに2年生の内容が終わり、3年生の内容に進む人がチラホラ出てきました。

当塾は個別指導の塾ですので、一人ひとりに合わせて学習を進めることができます。得意で早く進む生徒さんもいれば、苦手でゆっくりと進む生徒さんもいます。人には個性があるように勉強にも個性があります。その皆さんの個性を生かして伸ばしながら学習を進めていく、それが当塾の考え方です。

今年の2年生はそんな個別指導のメリットを生かして学習している人が多いように思います。その中で、2年生の今時期から早くも3年生の学習内容に進む人も出てきました。数学でいえば乗法公式など、3年生の初めに習う公式などに早くもチャレンジしている生徒さんも出てきました。

早めに学習を進めておけば、あとで中間テストや期末テストのときにも余裕を持って復習をすることができます。その余裕こそが勝負の鍵。生徒さんに直前になって慌てないようにリードしていくことも、塾の大切な役割だと思います。

もちろん「早く進みすぎてわからない」ということが無いように、しっかりと習熟度を確認しながら進めていきます。「速さ」と「深さ」の両立は難しいところもありますが、個別指導は、生徒さん一人ひとりに濃い学習が提供できるので、そのメリットを生かして、この2つの両立をしっかりとはかっていくことができると思います。

「一足早く、さあ、次の学年へ!」

新しい学年の扉の先をちょっとでも見る余裕を自信に変えてもらえるよう、生徒さんと一緒に頑張っていこうと思います。