本年度・第3回目となる英検を、去る1/22に実施しました。3年生は受験があるので、今回は1・2年生のみの受験となりましたが、それでも15名の皆さんが集まり、真剣に問題に取り組んでくれていました。中には1年生で3級に挑戦する人もいました。どんな結果が返ってくるのか、とても楽しみです。
ちょうど22日は私立高校の受験日。来年や再来年の自分の姿を思い浮かべながら英検を受験した人もいるかもしれません。
検定試験や模試はたくさん受けておくのも1つの入試対策になると思います。期間を区切って学習する、目標に向けて努力する、いろいろな問題に挑戦する、試験という雰囲気に慣れるなど、いろいろな効果があるように思います。
来年度も英検や漢検などの検定や、北辰テストやUPテストなどの模試など、皆さんの学習や進路に役立つ模試をしっかりと提供していきたいと思います。
</object>
YouTube: 旅立ちの日に
先日、卒業式のときに歌われる曲として有名な「旅立ちの日に」を作詞された小島登さんがなくなられたと、新聞で読みました。小島先生が作られたこの曲は、今や卒業式に欠かせない曲となり、たくさんの人の胸に刻まれているとても素晴らしい曲だと思います。曲を聴くと、そのときの自分を思い出す、見たこと聞いたこと考えたこと…全てをリアルに思い出させてくれる、そんな名曲だと思います。
小島先生が作られたこの曲は、当時校長として勤められていた秩父市立影森中学校の「3年生を送る会」で、先生方から卒業生に向けて余興として披露された曲だそうです。最初は一度きりのはずが、翌年からその影森中で卒業式に歌われ始め、また音楽の先生方の専門誌などに掲載されるなどして、急速に全国に広まっていったといいます。中学生の心境をとらえた歌詞や歌いやすいメロディーが人々の心をとらえていったのかもしれません。
小島校長先生が影森中に赴任したときは、学校は荒れていたそうです。そこで小島先生は「歌声の響く学校」として再生を目指し、定年となるその年の最後の「3年生を送る会」に「歌声の響く学校」の仕上げとしてこの曲を書いたと聞いています。
この曲は小島先生の教育にかける信念の集大成のような曲なのかもしれません。学校を変えたい、歌声が響く学校へ変えていきたい、そういう思いが当時の生徒さんたちを動かしていったのかもしれません。
生徒を変えていきたい、学校を変えていきたい、と強い信念を持ち努力されていった小島先生。私は本当に素晴らしい先生だったのではないかと思っています。もちろんお会いしたことはありませんし面識はありませんが、詞からはその人柄があふれているように思います。
私は塾の講師であり学校の先生ではありませんが、子どもたちを預かるという意味では、ある意味同じ立場です。生徒さんたちと接している以上、いつか生徒さんたちと向き合わなければならない時があります。難しい問題を抱えたときは、時に逃げ出してしまいたくなる、そんなことがあります。でも自分の信念をしっかりと生徒さんたちに伝え、真正面から取り組んだ小島先生は本当に素晴らしい先生だったのではないかと思います。
今年ももうすぐ卒業式の季節がやってきます。小島先生が残してくださったこの歌が、今年も全国の学校に響き渡り、多くの人の心の中にその時代の思い出とともに響き渡っていくのだと思います。
</object>
YouTube: 合唱曲「旅立ちの日に」 初演 作詞:小嶋登さん 作曲:高橋浩美さん
小島先生のご冥福をお祈りいたします。
今日22日は私立高校入試の最初の集中日です。
今日までにすでに3人が受験を終え、うち2人の合格発表がされていますが、ほとんどの人にとって今日と明日が最初の試験になります。
昨日はさすがに試験前日とあって、授業や習熟に来ていた3年生の皆さんの顔は緊張感にあふれていました。ほとんどの人にとって「自分の実力で自分の人生を決める最初の日」を迎えるわけですから、緊張するのは当然だと思います。皆さんが全力を出し切ってきてくれたら、嬉しく思います。
前日の昨日、何か皆さんにアドバイスでもと思いましたが、あえてあまり多く声をかけることはしませんでした。緊張しているところにさらに輪をかけるような、そんなことはしないほうが良いかなと思ったのもありますが、ここまできたら皆さんを信じてみたい、そう思ったからでもあります。皆さんにとっての「自分の人生を自分の実力で決める」、そんな日を前に、声が出なかったというのもあるかもしれません。
明日も私立高校入試集中日です。皆さんの健闘を心から祈っています。
去る17日、来年度に塾で使用する教材を検討するため、教材会社が行なう教材展示会に行ってきました。入試が佳境を迎える中、そちらと同時並行で来年度の準備もあるため何かと慌しいですが、来年度に向けてとても大きな収穫がありました。
その収穫とは、来年度から小学校の授業に関するものです。教材展示と同時に行なわれていたセミナーで、来年度から行なわれる小学校の「新指導要領」に関する内容があったのですが、そのセミナーの中でこんな言葉がありました。
それは…
「今は人生の最初の分岐点は中3だといわれているが、来年からはある意味において、小学校で決まるようになるなるかもしれない」
という言葉です。
来年から始まる新指導要領では、「教科書に記述された内容をすべて教えなければならないものではなく…」という文言が入っています。(文部科学省発行「生きる力」 p.23)つまり、全員が同じ内容を同じように学ぶのではなく、「個人の能力において選択をしていき、全員が同じ問題を解くわけではなくなる」ということになります。
実際、来年度からの教科書を見ると、基本的に全員が学ぶページのほかに「補充問題」や「発展問題」などがあります。出来る子は「発展」、繰り返しの練習が必要な子は「補充」というように、同じ教科書を使っていても解く問題が違って来る可能性があります。
「個人に対応した教育」といえばその通りだと思いますが、逆を言えばできる子はどんどん進み、出来ない子は同じところをグルグルまわるだけ、そうならないかという懸念もあります。つまり言い換えれば、学力差が今よりも大きくなる、そういう可能性も指摘されているようです。
また、土曜日が休みのままで内容が増えることから、全てが消化できるのかという懸念もあります。東京の葛飾区や墨田区など一部では、月に1回土曜日に授業を行なう方針のところも出てきているようですが、埼玉ではまだその動きは無く、夏休みを短縮して対応する方針だと聞いています。
現行よりも授業時間が増えるとはいえ、現在でも取りこぼしがある状況で平均25%増しの教科書がこなせるのかどうか、議論が起きていることは事実です。
そのような中で、それらを発展問題までこなせた人と、補充問題だけで終わってしまった人では学力差がさらに拡大するとの懸念がでています。小学生のうちに学力差が大きくなってしまうと、中学校でその差を縮めることは、なかなか難しくなるかもしれません。
そこで、冒頭の言葉となるわけです。
そのような時代の変化の中で、この塾が皆さんにそのようにお役に立てるか、来年度の教材を考えつつ、真剣に考えていきたいと思います。
昨晩、にわか雪ですが今年初の雪が降りました。関東平野部以外の地域では、連日の寒波で大雪だということですが、なぜか毎年大学センター入試の頃は大雪だったり寒波がやってきたりと、凍えるような寒さになることが多いように思います。あの夏の暑さはどこへ行ったのやら…
さて、雪の降った後の日曜日の今日は、大学センター試験であると同時に、当塾にとっては最初の大きな入試日である私立高校入試まで、あと1週間という日に当たります。
いままで比較的余裕な顔をしていた生徒さんたちにも緊張の面持ちが感じられるようになりました。にわかに緊張しだしている生徒さんもいるようで、その雰囲気が私にも伝わってきます。多くの人にとって初めて迎える入試だけに、緊張も大きいと思いますが、いま自分ができることを大切にして、頑張って欲しいと思います。
今日は県立高校模試と面接の練習の2つを行ないました。
県立模試は12/30の冬スペに続き2回目となります。今日は県立入試まであとちょうど30日という日でもあります。この試験をもって、塾で実施する模擬試験は全て終了となりました。どんな結果が返ってくるのか、生徒の皆さんは楽しみなような恐ろしいような、そんな感じのようです。
でも今年の3年生は、年末からグッと伸びてきている生徒さんもいるので、私はもしかしたら良い結果を出せる生徒さんもいるのではないかと感じています。入試まで30日のこの段階で成績が上がってくれば、大きな自信になると思います。いずれにしても、テストの結果なども参考にしながら、自分が納得のいく進路を選んで進んでいって欲しいと思います。
そして面接の練習。志望動機や将来の夢がきちんと言える生徒さんがいる反面、まだまだ練習が必要な生徒さんもいるように思います。言葉で表現することは難しいですが、自分という人間をきちんと出せるように、自分のいいたいことをしっかりまとめておいて欲しいと思います。
礼の仕方や戸の開け方・座り方などの立ち振る舞いは、前回よりも出来るようになった生徒さんが多かったように思います。わずかな時間でしっかりと成長した部分を見せてくれた皆さんなら、まだまだ期待が持てるのではないか、そんな気がしています。
受験までの日曜日は、今日も含めてあと4回。残された日々を大切にしていきましょう!
いま、全国でタイガーマスクの主人公「伊達直人」の名前を使った匿名の寄付が相次いでいるとの報道がされています。あまり明るいニュースがない中で、なんだかほっとする素敵なニュースだと思います。
この一連の寄付が広まったのは、このニュース報道を見た人が「自分も参加してみたい」と寄付を申し出たということがあるようです。埼玉県の草加市では、小学6年生の女の子が市役所に赴き、ノートやポップコーンを寄付したというほほえましいニュースもありました。(1/13 毎日新聞より)
「一過性にならないか」などの懸念もあるようですが、たとえ一過性であっても、日本人の心の中には人を思いやる心がまだしっかりと根付いていることを感じさせただけでもうれしいことですし、「寄付」というと、なんだか大変なことをしなくてはいけないと思っていた人に、「身近なこと、できることからやればいい」ということを教えたという意味でも、このニュースは大きな影響力があったように思います。
そして、もうひとつ感じたのは、物事は「連鎖」していくということです。
一連のこの現象が広まったのは、ニュース報道がきっかけでした。それを見た人の思いが連鎖して次々に広まっていった、そういうことだと思います。これはニュース報道だけでなく、私たちの日々の行動にも同じようなことが言えるのではないかと思います。
日々私たちが何気なくする行動、それが周りにいる人に連鎖していく。そうして、いま目の前の現実が作られていく、そのように思います。よく「類は友を呼ぶ」といいますが、この連鎖という考え方をつかうと、その意味が何となくわかってくるように思います。
今回のこの運動のきっかけもある一人の人の善意から始まりました。それがあっという間に人の心に連鎖していった、そう見ることができると思います。
私たちも普段からどのような面持ちで行動するか、それが大切なのだと思います。その普段の何気ない言動が人の心に連鎖して広がっていく、そう思うと、まずは自分の心を立派に成長させることが大切である、そんな気がしてなりません。
生徒の皆さんには、自分の言動が「連鎖して広がっていく」ということを、しっかりと伝えていきたいと思います。
「冬スペのまとめ~その1」からの続きです。
2日目は県立高校入試対策として、テーマ別の講座をいくつか行ないました。
リスニング講座
英語担当の講師から、リスニング試験の時の聞きかたのポイント、メモの取り方などについてアドバイスがありました。そのあと、実際の入試問題をやってみてリスニングの感触を確かめていきました。
作文講座
国語において必ず出題される作文の書き方のポイントを説明しました。この内容は、UPテストを運営する埼玉学力向上協会の梅野理事長先生からお聞きしたお話をもとに構成しました。どんなところが減点項目となりどんなところが加点項目となるのか、また、作文の構成の仕方のポイントなどを皆さんにお話していきました。
英作文講座
英語において毎年出題される英作文。その書き方のコツを英語担当の講師より説明しました。上記の国語の作文もそうですが、自由なように見えて実は「型」があるのが作文や英作文の特徴です。それらの「型」を知ることで、ある程度の得点がきちんと取れるようになると思います。
記述問題対策講座
埼玉県の県立高校入試では、理科・社会を中心に記述問題が多く取り入れられています。北辰テストでも記述問題はありますが、数に限りがあるのでなかなか普段は記述問題に触れることも少なく、学習する機会もなかなか得られません。今回は上位校を狙う特進コースを受講している皆さんを対象に、上位校ではここで差がつくといわれている記述試験対策を実施しました。
理科と社会をそれぞれ3時間ずつ、記述問題だけに絞って学習しました。記述対策のポイントや重要さを説明していきました。学校のテストや北辰テストでは高得点をあげている人も意外に苦戦していた様子が伺え、記述対策の重要さを改めて感じたしだいです。
「冬スペのまとめ~その3」に続きます。
先日の日曜日、私立高校を受験する人を対象に面接の練習をしました。初めて面接試験を受験する人がほとんどですので、まだその内容や動作にはぎこちなさが残っていますが、面接は自己PRの場だとおもって、しっかりと自分をPRしてきて欲しいと思います。
今回や冬スペの中で面接の練習をしてみて、生徒の皆さんはいくつか気付いた点があったようです。志望動機や将来の進路、そういった質問に答えるための作業をする中で、「自分とは何なのか」ということに向き合った人も多かったように思います。
普段は流れゆく時間の中で、なんとなく生活をしていますが、改めて志望動機や将来の夢を問われることで、改めて自分を見つめ直すきっかけになるような気がします。面接で問われる質問に答えようとする中で「自分が求めているもの」「今、そして将来の自分に向き合う」そういったことが経験できるようにも思います。
昨年度から県立高校では面接試験を課さない学校がほとんどとなり、面接を経験しないまま高校に入る人も多くなってきています。学力重視の姿勢や面接で合否は決めにくいという意見もあり、それはその通りだとも思いますが、反面、面接試験があることで生徒さんたちは自分を見つめなおすことも出来たように思います。それがなくなってしまうことは、いささか残念な気もしています。
何かの節目に、入試や入社試験などの節目に、面接試験があることで自分を見つめ直すことが出来る、もう一度自分とは何かに気付くことができる、そういった機会があってもいいようにおもいます。自分の行きたい学校になぜ行きたいのか、それがしっかり分かることで、高校生活の充実度も違ってくるのではないかと思います。
自分自身に気付くこと、これほど難しい作業はある意味においてないような気がします。アンジェラ・アキさんの手紙という曲の中にあるように「自分とは何で、どこへ向かうべきか」を知る、そのきっかけに面接試験がなれば、そう願っています。
塾のある南栗橋地区も栃木県の高校の入試は大半が終了し、いよいよ埼玉県内の私立高校の入試が始まります。皆さんが行きたい高校にいけるよう、最後まで勉強だけでなく、面接試験などにも力を注いで欲しいと思います。
1/8、1/9から今年度の第3回英検に向けた「英検対策講座」が始まりました。
今回の英検対策講座も前回同様の一斉授業形式で、4回にわたって授業が行なわれます。
第1回目の8日には、担当の講師から英検の問題の構成の概要やリスニングのときのコツなどの話があり、受講する皆さんがメモを取っている姿が印象的でした。
その後、英熟語のテスト、実際の過去問を筆記⇒リスニングの順で実施、過去問の解答と解説と進んでいきました。
今回は1年生で3級などを受験する人もおり、自分の学年よりも目標とする級が上の人も多いため、まだ知らなかった文法項目や単語・熟語も多かったと思います。それでも必死にメモを取り、自分のものにできるようにと頑張っている姿は、とても素敵でした。
英検対策は来週にも行なわれ、本番の試験を迎えます。まだ試験日まで時間がありますので、少しでも前に進んで実力をしっかりとつけていきましょう