去る9月28日、昌平高校の学校説明会に参加してきました。昌平高校には説明会でもう何回も来ていますが、昌平高校の取り組みは、いつ聞いても塾の運営にも参考になるような、そんな話が多くあります。教育に関する精神的な支柱は開智未来の関根校長先生から、実際の運営のイロハは昌平高校の城川先生から教わった、そんな気さえする今日この頃です。
今年の説明会でも昌平高校の躍進振りがとても分かる説明会でした。大学進学に関してもそうですが、今年はとくにサッカーでの活躍が顕著だったようです。U-19日本代表に選ばれる選手やJリーガーの誕生など、文武両道をモットーにした昌平高校らしい話題が並んでいました。
そんな昌平高校の説明会で印象に残ったのは「柔軟さ」です。
城川校長先生は、いつも学校の主役は「生徒」だとおっしゃっていますが、その生徒のためになら、いろんな柔軟な取り組みもしていくというのが印象的でした。
年間の計画というのは、どの学校でも立てると思いますが、一度決まってしまうとなかなか変えていくというのは難しいと思います。しかし、特進アスリートクラスなどでは、勉強に対するモチベーション作りのために、ころあいを見ながら合宿を組んだりもするそうです。
そういう生徒を良く見ているからこそのこの柔軟な対応は、本来は学校という組織では難しいそうではあります。けれど「生徒のため」と思えば、いろんな対応をしていく、それが昌平高校の強みのように感じました。
それとは対照的な硬派な部分が授業にはあります。
いまは2020年に向けてアクティブラーニングがもてはやされていますが、アクティブラーニングは使用法を誤ると、学力を落としてしまう両刃の刃でもあります。主体性・思考力・判断力・表現力などを発揮するには、それこそいまの勉強をしっかりとやっておくことが必要で、その上でのアクティブラーニングだということを忘れてはいけないと思います。
その点、昌平高校では、依然に城川校長先生が「アクティブラーニング頼るだけではなくて、いまのような知識伝達型の授業、すなわち硬派な授業を大切にします」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。
そういった硬派な授業をしっかりと行うという宣言は、「流行のシステムさえ入れればどうにかなる」という考えのところとは明らかに違いがあり、その明確な運営のしかたが昌平高校がグッと伸びてきた原動力になっているようにも感じました。
「大学進学で成果を残します」「アクティブラーニングで主体性を育てます」と謳う学校は数多くあります。しかし、実際にその成果を出すための運営がきちんとなされているのかな、と疑問に思うところもあります。その点、昌平高校は目標と運営と実績という歯車がきちんとかみ合って動いている、そんな印象を受けました。
昌平高校の魅力は、硬派な骨太の授業と生徒に合わせた柔軟な運営だと思います。今回もお話を聞いていて、塾としてもたくさんのことを考えさせられる説明会でした。
今年の説明会でも昌平高校の躍進振りがとても分かる説明会でした。大学進学に関してもそうですが、今年はとくにサッカーでの活躍が顕著だったようです。U-19日本代表に選ばれる選手やJリーガーの誕生など、文武両道をモットーにした昌平高校らしい話題が並んでいました。
そんな昌平高校の説明会で印象に残ったのは「柔軟さ」です。
城川校長先生は、いつも学校の主役は「生徒」だとおっしゃっていますが、その生徒のためになら、いろんな柔軟な取り組みもしていくというのが印象的でした。
年間の計画というのは、どの学校でも立てると思いますが、一度決まってしまうとなかなか変えていくというのは難しいと思います。しかし、特進アスリートクラスなどでは、勉強に対するモチベーション作りのために、ころあいを見ながら合宿を組んだりもするそうです。
そういう生徒を良く見ているからこそのこの柔軟な対応は、本来は学校という組織では難しいそうではあります。けれど「生徒のため」と思えば、いろんな対応をしていく、それが昌平高校の強みのように感じました。
それとは対照的な硬派な部分が授業にはあります。
いまは2020年に向けてアクティブラーニングがもてはやされていますが、アクティブラーニングは使用法を誤ると、学力を落としてしまう両刃の刃でもあります。主体性・思考力・判断力・表現力などを発揮するには、それこそいまの勉強をしっかりとやっておくことが必要で、その上でのアクティブラーニングだということを忘れてはいけないと思います。
その点、昌平高校では、依然に城川校長先生が「アクティブラーニング頼るだけではなくて、いまのような知識伝達型の授業、すなわち硬派な授業を大切にします」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。
そういった硬派な授業をしっかりと行うという宣言は、「流行のシステムさえ入れればどうにかなる」という考えのところとは明らかに違いがあり、その明確な運営のしかたが昌平高校がグッと伸びてきた原動力になっているようにも感じました。
「大学進学で成果を残します」「アクティブラーニングで主体性を育てます」と謳う学校は数多くあります。しかし、実際にその成果を出すための運営がきちんとなされているのかな、と疑問に思うところもあります。その点、昌平高校は目標と運営と実績という歯車がきちんとかみ合って動いている、そんな印象を受けました。
昌平高校の魅力は、硬派な骨太の授業と生徒に合わせた柔軟な運営だと思います。今回もお話を聞いていて、塾としてもたくさんのことを考えさせられる説明会でした。