机の上のメモ用紙には、恐らく漢字の練習でもしたのだろう、小さい字でびっしりと書き込まれたメモ用紙が置かれていた。何度も間違えては消してやり直した計算のあともあった。『戦いの跡』ともいうべき証ががあちこちに残っていた。
自分を鼓舞するためだろうか、机の前には『志望校合格』『目標〇〇点以上』と書かれた紙も残されていた。
自習中は真剣に取り組んでいるが、休み時間になると、思わず「うるさ~い!」と言いたくなるほど賑やかだ。でも、私はそんな光景がとても好きだ。真剣に取り組んだ分、話すことでストレスを発散しているのかも知れない。男子が駐車場でサッカーや野球をしているのもきっと同じだろう。そう考えると、生徒さんたちの『賑やかさ』は、なんだか頑張っている自分への歓声やエールのようにも聞こえる。
23時を過ぎ、生徒さん達の帰ったあとの教室は、さっきまでの賑やかさが嘘のように静かだ。そんな教室の中を『ここには〇〇さんが座っていたよなぁ』と生徒さん一人ひとりの勉強していた姿を思い出しながらまわってみる。机の上にある『戦いの跡』を目にするたびになぜか目頭が熱くなる。
必死になって努力している、そんなみんなはとても素敵だと、改めて感じた。
11/14に本年度・第2回目の漢字検定が実施されました。受験する皆さんが直前まで問題集をめくって頑張ろうとする姿は、とても印象的でした。
漢検や英検を持っていると、入試でも加点の対象になることは皆さんもご存知だと思います。そういった意味で入試にも直接的に役立ちますが、それ以外にも、「今、自分がどこまで学習できているのか」を知る良い機会にもなると思います。検定試験に合格することで、加点されるという高校受験上でのメリットも大いにありますが、それとは別に「自分自身の立ち位置を知る」、そんな目的で検定を受けるのも良いと思います。
私が購読しているメルマガにこんな言葉がありました。
≪成功したリーダーたちは、成功への心構えを持つ。成功への習慣を持つ。いま、どこに立ち、どこへ行くべきかを知っている。≫
人は自分の立ち位置を正確に知ることが大切だと思います。受験においてもそれは同じで、それを教えてくれるのが検定試験や模擬試験だと思います。検定試験や模擬試験を受けないで自分の立ち位置を知らないままでいることは、自分自身への成長の機会を奪ってしまうことになるような気がします。
「検定に合格する、そのために、いま自分はどこにいてどう進んでいくのがいいのか」、そういった考えを持つことができるようになるのも、検定試験を受検する1つのメリットだと思います。
結果だけにこだわらず、こんかいの検定試験で何を学んだのか、それをもう一度、振り返ってこれからの糧にしてほしいと思います。
3年生の皆さんにとっては、今回が最後の検定試験でした。これが終われば、期末・12月の北辰、そしていよいよ入試本番です。体調に気をつけながら学習を進めていきましょう
昨日、NPO埼玉教育ネット主催の入試情報研究会に参加してきました。この研修は毎年、入試の時期まであと100日ぐらいになる頃に開かれるので、入試に関してもかなり具体的な情報を得ることができます。今年も様々な資料を得ることができ、これからの皆さんの進路指導にもお役に立てるものと思います。
特に今年は不景気や公立高校無償化などがいわれている関係もあり、公立高校への受験者が増えるのではないか、そういった動向の報告や、模擬テストからみた各高校の合格の目安の考え方など、これから進路指導をしていく者にとっては、いま一番知りたい情報を得ることができたように思います。
また、今年は公立高校入試が大きく変わる年でもあり、なかなか合格までの状況が読みにくい年でもあります。混沌とした状況でもありますが、そんなときに私が得た情報をしっかりと皆さんに伝えていくことで、皆さんが目指すゴールに向けた「道しるべ」になれば、と考えております。
もちろん、情報に振り回されてはいけませんが、何も情報がないと道に迷ってしまう、そういうことにもなりかねません。適切な情報を皆さんと共有し、皆さんとともにゴールに向かって歩んでいけたらと思います。
当塾は、一教室しかない小規模な塾ではありますが、NPOの活動を通じて得た大手塾にも負けない情報量と、小規模な塾だからこそできる小回りのよさで、皆さんの進路をしっかりとサポートしていきたいと思います。
少し前のことですが、11/7は公立高校入試まであと100日でした。いよいよ入試まで2ケタに突入、これからが本当の勝負になってきます。
初めて「入試まであと〇〇日」とお話したのは、7/5の高校入試ガイダンスのときでした。そのときがあと225日だったので、そのときから早くも100日以上経過したことになります。
皆さんは今までの100日を有効に過ごせましたか? そういえば先日、こんな言葉をみつけました。
『成功したリーダーたちは、成功への心構えを持つ。成功への習慣を持つ。いま、どこに立ち、どこへ行くべきかを知っている』
私もその通りだと思います。あと100日という節目のときに皆さんも自分の「心構え」や「習慣」「立ち位置」を確認してみてはどうでしょうか?
節目や記念日は、ただお祝いをするためにあるのではないと思います。その節目や記念日にもう一度いまの自分を振り返ってみる、立ち位置を確認してみる、これからの行き先を確認する、そのためにあるのだと思います。
これまでの100日間の取り組みを総点検してみて、これからの100日を有効に過ごせるようにしていきましょう!
↑あと100日、いよいよという感じなのか、心なしか笑顔も引きつり気味のようです…
今日は北辰テストの受験日でした。テストから帰ってきた皆さんの表情を見ていると、テストの結果も悲喜こもごもだったのかな、そんな気がしました。
自己採点をそれぞれでしてもらい、その後、簡単な面談を行いました。今までの頑張りが成果となって現れてきた人、前回同様の結果を安定して出せた人が多かったように思いますが、反面、簡単なミスのために点数を失ってしまい、目標に到達できなかった人や、油断してしまい、残念ながら前回よりも点数を落としてしまった人なども見られました。
テストはその瞬間の学習の状況を測るものであって、それが未来永劫続いていくわけではありません。あくまで今の瞬間の力ですから、油断すれば下がってしまうこともあるかもしれません。しかし、努力を惜しまなければ、まだまだ上昇のチャンスはある、そう言うこともできると思います。
今回の結果を踏まえて、今から自分は何をすべきなのかをしっかりと考えていってほしいと思います。自分のことを考えるのはややもするとつらい作業ですが、自分の立ち位置を知ることは、学習面でもそれ以外の面においても大切なことだと思います。
皆さんが今回のテストから学んだことを胸に、次の未来へと進んでいってもらえたら、そう願っています。
11月に入り、一気に寒さが増してきました。今日は北風が吹いていて寒い1日になりそうです。
さて、10月には合宿などを始め、いろいろな行事が行なわれましたが、今回は10月中に報告できなかったものを、いくつか紹介したいと思います。本当は、その日のことはその日のうちにご紹介したかったのですが、、、今後は早めに紹介できるようにしていきたいと思います
中間テスト対策勉強会を実施しました
中間テストに合わせて勉強会を実施しました。東中と西中の試験日程が離れていたので、一気に集中して大混雑!ということはなかったのですが、それでも2つの教室が埋まるくらいの生徒さんが来て、朝早くから夜遅くまでしっかりと学習に取り組んでいました。
今回が今までとちょっと違うなぁと思ったのは、男子の自習室利用が増えたことです。夏休みや進学相談会を経て、学習に取り組む姿勢が以前よりも増してきたように思います。テスト期間以外は、今までは圧倒的に女子のほうが多かったのですが、いまは、テスト期間以外でも男子の生徒さんの姿が目立つようになってきました。
こうなってくるといよいよ受験も本番に近づいてきたことを実感します。公立入試まであと100日あります。100日しかないといえばそうかも知れませんが、まだ100日あると思って、この先も努力の姿勢を忘れないで、粘り強く頑張ってほしいと思います。
逆に1年生の皆さんの自習に来る人も前回より少し減ってしまいました。学校やテストにもなれて少し油断をしてしまったようです。その結果は塾で学習していない教科(理科・社会)に大きく出てしまっているように思います。テスト対策のプリントなどを活用したり、自習に来て質問をするなどして、理科・社会の学習に力をどれだけ入れていけるかが次の課題です。
どんなに上手にやっていったとしても、すべてをうまくこなすことは、なかなかできません。しかし、少しずつでも自分の課題をしっかり克服していくように進んでいくことが何よりも大切だと思います。
同じ失敗を繰り返さないように、今日からできることに、少しずつ、そして真剣に取り組んでいきましょう!
それにしても、、、自習中はとても集中していて声をかけるのもはばかれるくらいなのですが、休み時間はにぎやかなこと!!今年はとても愉快な仲間たちがたくさんいるようです