幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

さよならの意味

2017年02月28日 23時16分44秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾は今日2月28日が年度の終わりの日に当たります。今日で2016年度が終わり、明日から2017年度へと衣替えをします。
とは言っても外見上何かが変わるわけでもないですし、塾のシステムなどに変更があるわけではないのですが、1つだけ大きく変わること、それは生徒さんがガラッと入れ替わるということです。

当塾の現中学3年生の15期生は、今日を最後に卒業をしていきました。そして明日からは、新中1を中心とした新しい生徒さんが入ってきます。新中2・3になる現中1・2のメンバーにそれほど多くの変更があるわけではないものの、やはり1学年が抜けて1学年が入るとなると、塾の雰囲気も、今までとは違ったものになってくるのではないかなと思います。

14期生(現高1)を見送ったのがちょうど1年前。あれから早くも1年の月日が流れたのだと思うと、本当にあっという間でしたね。

この1年間、生徒さんのいろんな感情とともに過ごしてきました。話しが合うこともあれば反発をすることもあり、嬉しいできごともあれば悲しいできごともあり、褒めてあげることもあれば叱責をする、そんな場面がいくつもあったなぁと思い出されます。でも、それらを通して一ついえることは、皆さんはこの1年で成長をしたということです。

今日卒業を迎えた15期生は、「行動力のない学年」といわれてきました。頭では思っていても実際に行動にできない、そんな生徒さんが多かったからです。そしてそのことは、ガイダンスや保護者会でも皆さんに直接お話しをしてきました。

でも、今は皆さんはちょっと違ってきているように思います。
だんだんと行動できるようになってきた、そんな感じがします。積極的に自分からというところまでは、まだまだかもしれませんが、「必要な時には必要な行動が取れる人」になってきたのではないかと思います。

フットワークの軽さは、皆さんのこれからの生涯でも。きっと大きな良い結果をもたらすことになると思います。必要なときに動けるフットワークの軽さを、ぜひこれからも堅持していって欲しいと思います。そしてできることなら、積極的に自ら動ける人になっていって欲しいと思います。

そんな成長を見てきたからこそ、皆さんとここでお別れをしなければならないのは、ある意味とても辛いものがあります。でも人は出会ったならば、どんな形の関係でも、いつかは別れていかなくてはならないものだと思います。

「さよならの意味」と言う表題は、乃木坂46のシングル曲の表題を借りてきたものですが、皆さんがこの教室とさよならをすることにも、きっと大きな意味があるのだと思います。いろんな思いがあってうまくはいえませんが、皆さんとさよならをしなければならない意味を噛みしめながら、明日からの新年度をまた新たな気持ちでスタートしていきたいと思います。

公立高校入試を控えているので、その結果報告でまたお会いする生徒さんもいるかと思います。でも、今日はひとつの区切りの日です。だからこそ15期生の皆さんにしっかりと伝えておきたいと思います。

15期生の皆さん、今までありがとうございました!
皆さんの笑顔と優しさを胸に、私は皆さんの後輩たちとまた新たな一歩を踏み出そうと思います。
みなさん、いつまでもステキな笑顔と優しさを。
今まで、本当にありがとうございました!
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わずか3日で!

2017年02月27日 23時33分15秒 | 日記・エッセイ・コラム
先週の末から公立入試対策の一環として、面接試験の練習を行っています。
該当する生徒さんとは先週末に1回、今週に入ってから1回の計2回、30分ずつの面接練習をしています。今日はそのなかで感じたある生徒さんとのお話です。

その生徒さんとは、先週末に面接の練習を初めてしましたが、その時にはお世辞にも上手とはいえない状況でした。教室への出入りの動作もグダグダ、志望動機を聞いてもグダグダ…
「こんな状況で大丈夫か!?」と思いつつ1日目を終え、気づいたことをお話をして次のときまでに練習をしてくるように本人に伝えました。

公立高校の入試は点数化され、合否にも大きく影響を与えます。高校によって批点は異なりますが、中には面接試験の配点が200点というところもあり、いわゆる普通の学科試験の2教科分に相当する点数が配点されているところもあります。それゆえに、「面接試験で落ちた!」ということがありえるのです。

その生徒さんと1回目の練習をし終わったあとに思ったのは、面接で落ちただけは避けたいという思いでした。先日のようにグダグダだとそれもありえなくはありません。だからこそ、今日の面接練習で上手くいかなかったら残してでも練習をさせよう、そんなふうにも思っていました。

ところが、今日やってみてビックリ!
最初の教室への出入りの練習をした瞬間に「前回とは全く違う!」ということにすぐに気がつきました。「面接は最初の5秒が肝心」とよくいわれますが、私も最初の5秒で前回とは全く別人のようになっていることに気がつきました。「これはもしかしたらいけるかも」と思いながら質問を続けていきました。

受け答えに、まだいくつか不安なところがあったのも事実ですが、それでも前回とは全く別人のような、本当にしっかりとした相手に伝わる受け答えができるようになっていました。前回のようなグダグダ感がなく、その生徒さんの良いところが発揮されていた、そんな面接練習になったと思います。

前回の練習からは土日を挟んだわずか3日間しかなかったわけですが、たった3日間で、「人ってこんなにも変われるんだ」ということを目の当たりにした感じです。面接の練習をしないで本番に臨んでも、もしかしたら合格はできたかもしれませんが、1回だけでも練習をしたことで、合格をよりグッと引き寄せた、そんな感じがしてなりません。

わずか3日間ですが、この3日間の努力で合格への可能性が1つは上がったように思います。そして、その理由はこの生徒さんが変わろうと努力をしたこと。そういう意識さえ持てば、人は3日間でも大きく変われるということが私も実感でいました。

入試までついにあと3日となりました。でもまだ3日間あるといういい方もあると思います。この生徒さんのように3日間で何か1つを変えて、より合格を引き寄せていく、そんなことを大切にしていって欲しいと思います。
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学年末テスト対策勉強会2日目&理社暗記マラソン

2017年02月26日 23時44分53秒 | 幸彩学習塾の取り組み
昨日に引き続き、本日も学年末テスト対策勉強会&理社暗記マラソンを実施しました。
今回も2日間合わせての最大学習時間は21時間に設定。最後のほうはさすがにバテて来ていたように感じましたが、全体としてはしっかりとできていたのではないかと思います。

 

特に印象的だったのは、今日の午前中の理社暗記マラソンです。
1年生がおよそ1年前に初めて理社暗記マラソンを経験した時には、まだ集中力が3時間も続かずに途中で飽きてしまう人が多かったのですが、1年たった今日の様子を見ていると、そういう人が大幅に減ったなぁという印象があります。

 

また2年生は、1年前は「スピード感をもって取り組む」ということがまだまだできていなかったように思うのですが、今日の様子を見ていると、以前よりもスピード感をもって取り組める人が増えてきたなあという印象を持ちました。

 

1年間という年月は、人を変えていくことのできる期間なんだなと感じます。1年で何が変わるかといえば、いろんなことを変えていくことができるのだと思います。それを証明したのがこの1・2年生の皆さんの成長だと思います。

 

ただ逆を言えば、人が変わっていくとは年単位の取り組みが必要なんだなともいえると思います。受験勉強もそうですが、ちょっとやっただけで成果が出るものではないということです。2年生は現3年生があと数日後に受験を終えると、代替わりをして今度は受験生となります。そこから自分を変えていきたいと思ったら、年単位の長さで取り組まなくてはならないという覚悟と根気ももってほしいと思います。

 

勉強会&理社暗記マラソンに参加してくれた皆さん、お疲れさまでした。特に2日連続で参加した皆さんは疲れたことと思います。少し休んだらあと少し、本番に向けて頑張っていきましょう!

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学年末テスト対策勉強会1日目

2017年02月25日 23時29分51秒 | 幸彩学習塾の取り組み
今日は中学1・2年生を対象にした学年末テスト対策勉強会を実施しました。
3年生はすでに学年末テストを終えていますので、対象は1・2年生のみなのですが、教室は今まで以上に混雑していました。1・2年生の皆さんの意欲がうかがえますね。



3年生が抜けて1・2年生だけになると、結構だらっとしてしまうこともあるのですが、今回は私が見ても監督のチューターや講師に聞いても、今までの1・2年生だけの勉強会と比べてとても落ち着いた雰囲気だったと思います。でも休み時間は逆で、今までで一番賑やかだった気がしますね。つまりはそれだけ、メリハリのついた学習ができているのかなと思います。



勉強会を見ていて思うのは、1・2年生の皆さんは学年を越えて仲がいい人が多いですね。今の1・2年生の皆さんは、当塾では16・17期生に当たる皆さんですが、この2学年は仲がいいなという印象があります。休み時間やお昼休み・夕休みなども、学年を越えて一緒にご飯を食べたりしているのを良く見かけます。来年度はこの学年が中心になると思うと、良い方向でいろんなことが期待できる気がします。



さて明日は勉強会2日目。学年末テストまではあと4日に当たる日です。できることを真剣に、一生懸命に力を尽くして頑張っていきましょう!

※明日も混雑が予想されます。席の譲り合いや移動をお願いすることがありますので、あらかじめご了承くださいm(__)m
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あたふた(^_^;)

2017年02月24日 23時32分47秒 | 日記・エッセイ・コラム
入試に学年末テストに新年度の準備と、あたふたしながら毎日を送っております。
でも、これだけあたふたできるのは、ここに皆さんが来てくださっているから。だからこそ、あたふたできることに感謝?をしながら毎日を過ごしています。

そんななかでも、生徒さんのいろんな一挙手一投足が気になる毎日です。

なんだか咳き込んでいるな…とか、元気なさそうだな…とか、インフルエンザも流行しているので、元気がなかったり顔が赤い生徒さんを見ると気になって声をかけています。

自習に来て頑張っている生徒さんで、私のいる教室にいる生徒さんについては、進行状況などをなどをみて、必要ならば声をかけるようにしています。ちゃんと進んでいるかな、わからないところはないかな、そんなことを思いながら見ているときもあります。

中にはとても集中していて、声をかけてくださるな、という雰囲気の生徒さんもいるので、そういう生徒さんは邪魔をしないようにそっと見守るようにしています。

あたふたした中ではありますが、そんなときほど、自分があたふたしているときほど、意識的に生徒さんをじっくりと見ようと思っています。じっくり取り組んでいる、一生懸命頑張っている、そんな生徒さんをみると、自分もあたふたせずにじっくり取り組まなきゃと思ったりもします。

私が好きな言葉の1つに「自分以外みな先生」という言葉があります。

相手が例え中学生の皆さんでも、私にとってはよき先生であることもあります。私が知らないこともたくさん知っていますし、ときに「なるほどねー」と思わせる何かを持っている生徒さんに出くわすこともあります。年齢に関わらず生徒さんを一人の立派な人としてみると、ときに生徒さんが私にいろんなことを教えてくれる、まるで先生のようなときもあるものです。

今日もあたふたする私を尻目に、しっかりと腰をすえ一生懸命に勉強に励んでいる生徒さんがいました。その生徒さんを見ながら「あたふたするのはいいけれど、その中でもしっかりと腰を据えていくことが必要だよ」と教えてくれたようにも思えました。それに気づいたときに、なんだかちょっと気恥ずかしい、そんな気持ちにもなりました。

大人がじたばたしてもしょうがない、とは以前に保護者会で私がお話しをさせていただいた言葉ですが、気がつくとそう言った本人があたふたしていて、ちょっと反省をしてしまいました。でも、そんなことを気づかせてくれたのも、しっかりと頑張っていた生徒さんのおかげ。自分以外みな先生、そんな言葉を大切に、これからも生徒さんをしっかりと指導し、そして時にいろんなことを教わりながらともに頑張っていこうと思います。
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たくさんのありがとう

2017年02月22日 23時17分40秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は2月の最終水曜日でした。来週の水曜日から3月になるわけですが、3月から当塾は新年度となるので、今日がラスト授業という生徒さんもいて、先生方に会うのも今日で最後、そんな会話もチラホラと聞こえていました。

15期生と会う機会もあと1週間となってしまいました。厳密には合格発表などのあとに会う機会もあるのでしょうが、生徒としての皆さんに会うのは、今日からの1週間が本当にラストとなります。

いま思えば、14期生が卒業して15期生と向き合ったとき、この学年はどんな学年になっていくのだろうという期待と不安が入り混じった感情があったのを今でも覚えています。どちらかと、よく言えば大人しい、悪く言えば行動力のない学年というのが、私の最初の見方でしたが、それが良い意味で崩されたこともありました。

その中でも印象的なのは、夏休みの自習「目標300時間」を例年よりも多くの生徒さんが達成をしたことと、最後の追い込み期になってからではありますが、学校から直接塾に来て自習をする生徒さんが多くいたことの2つです。最初は自習に来る生徒さんが少なくて嘆きもしましたが、志望校が決まったあたりから徐々に自習に来る生徒さんも増えてきたように思います。

そしてその姿は、後輩たちの見本にもなっているようです。
先日は日曜日にもかかわらず、1・2年生の複数の生徒さんが期末テスト対策のために自習に来て頑張っていました。今日も期末テストに向けて多くの1・2年生が自習に来て頑張っていて、危うく教室がパンクしそうになっていました。

「自習を活用する」というのは、当塾のいわば伝統のようなもので、代々の先輩達が塾に来て頑張っている姿を見て後輩たちに受け継がれてきたものかなとも思います。もちろん、生徒さん一人ひとりの自発的な要素もたぶんにあると思いますが、「自習に行こう」という気持ちを後押ししたのは、きっと先輩達が頑張っている姿だったのではないかなと思います。

その意味では、15期生もそしてその前の生徒さん達も、塾によき伝統を残していってくれえたのだと思います。大人が「勉強をしろ!」というよりも、先輩たちが頑張っている姿を見るほうが、よっぽど「勉強しなきゃ」という気持ちになるのではないかと思います。その意味で、当塾の生徒さん達はみな、当塾へ貢献してくれた“貢献者”なんだろうと思います。

今も続くその伝統を、次の学年にまた伝えっていってくれて、本当にありがとう。みんなが残してくれたものは後輩たちがきっとさらに大きく育てて開花させてくれると思います。まだ卒業までちょっと時間があるけれど、15期生の皆さんに伝えておきますね。

「ありがとう」
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2017年度 生徒募集 終了のお知らせ

2017年02月21日 23時17分14秒 | お知らせ
平素は当塾にご通塾をいただき、ありがとうございます。

当塾では、先日より新年度入学生を募集しておりましたが、このたび予定数に達する見込みとなったことから2/28をもちまして新規の募集をいったん終了させていただくことになりました。たくさんの皆様のあたたかいご支援に、心から感謝申し上げます。

なお今後の募集については、当塾内部で調整のうえ、募集が再開できると判断した場合のみ実施をさせていただきたいと思います。今後、募集を再開する場合は、ホームページやブログなどで御案内をさせていただきますので、なにとぞよろしくお願い致します。

当塾はまだまだ成長の途中の塾です。まだまだ課題もたくさんあり、まだまだ皆様のご要望にお答えしきれていないこともたくさんあると思います。そのような点を今後も1つずつ丁寧に克服しながら、皆様のご期待に沿える塾作りをして参りたいと思います。

たくさんの皆様にご愛顧いただけて、本当に当塾は幸せものだと思います。
この気持ちを今度は皆様のお返しできるよう、初心を忘れずに、皆様とともに邁進して参りたいと思います。

たくさんのあたたかいご支援に心から感謝申し上げます。
みなさま、本当にありがとうございます。

2017.2.21
幸彩学習塾 代表:根岸 孝之
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まだ見ぬ可能性

2017年02月20日 23時44分43秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日の授業の終わりに、事務を担当しているNさんと来年度の打ち合わせをしました。
事務の仕事を始めて1年、この1年の仕事の振り返りと、来年に向けた課題を話し合いました。

その中でNさんは、「自分は初め事務の仕事には向かないかなと思っていたけれど、実際にやってみるとやりがいがあって、面白さも分かってきた」という話をしてくれました。

Nさんは私の教え子でもあるのですが、確かに中学時代はどちらかというと、前へ出て目立つタイプでした。高校では吹奏楽でカラーガードを担当し、ある意味いつも“表側”にいる人だったといえます。それゆえに、裏方作業の多い事務という仕事には、本人も私も、初めは「もしかしたらミスマッチかも?」とも考えたのですが、一年たってこういう答えが返ってきたのには、正直ちょっと驚きもしました。

そんなNさんの話を聞きながら思ったことは、「人の可能性って広がるんだな」ということです。
人には誰でも、その人の“イメージ”があります。
自分で自分をこういう人だと思うセルフイメージもあれば、他人から見たイメージもあると思います。でも、今回のNさんの話しを聞いていると、「そういうイメージもまた思い込みなんだな」というふうに気づかされます。

自分はこういう人と決め付けてしまう、
あの人はこういう人と決め付けてしう、
そうすることで実は私たちが内在するいろんな可能性をつぶしてしまっている、そんなことがあるようにも思えてきました。

入試や期末テストが近づいてきましたが、そんなときこそ自分のイメージにこだわりすぎないほうがいいのかもしれません。「もしかしたら自分、まだまだいけるんじゃない??」ぐらいの感覚でいろんなことを進めていけば、もしかしたらまだ見ぬ可能性が見つかるかもしれませんね。

そしてこれは他人を見るときにも必要な考え方かなと思います。
他人を見るとき「あの人はこういう人だから…」と思い込んでしまうと、その先にある可能性をつぶしてしまうことがあるようにも感じます。

いろんなイメージが先行して先入観になってしまっている場合もたくさんあると思いますが、その先入観から一歩抜けでたところに新しい可能性の扉があるのかもしれません。

Nさんのように、新しい可能性の扉を開ける人も当塾にはたくさんいると思います。ぜひ今まで見たことのない自分を探しに行って欲しいと思います!
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まだまだ、ここから

2017年02月19日 22時51分41秒 | 日記・エッセイ・コラム
当塾ではこの時期の日曜日、3年生対象の入試対策を行っていますが、それと同時に1・2年生や小学生の皆さんとも三者面談を実施しています。一年間の学習の振り返りや次の年への課題、そしてこの一年間で成長したところ、進みたい高校など、いろんな話をしていきます。

そのなかにある話の1つで、ご相談をいただくのが「勉強をやらなきゃいけないと分かっているけれど、なかなか動けなかった」というものです。心では分かっていても実際に行動をするのは、実はなかなか難しいもの。特に勉強となるとそうかもしれませんね。その意味では、皆さんにとって行動に移せるかどうかが一番大切なポイントになるんだろうと思います。

本当ならば、勉強をやると決めてサッと動ければいいのだと思いますが、それがなかなか難しい場合は「少しでもいいので毎日続ける」ということから初めてみたらいいのではないかなと思います。そうするとそれが習慣になってきて無理なくできるようになる日が来ると思います。そうしたら、少し時間を延ばしたり教科を増やしたりして、だんだんと時間を延ばしていく、そういったやり方が一番いいのかなと思います。

私事ですが、昨年末から私も新しい習慣を始めました。
独身一人ぐらしの私にとって一番の課題は、実は「食事」です。夜の仕事?ということもあって、なかなか自炊をするというのは厳しいのですが、いろんなことを考えて、昨年末から簡易ながら自炊を始めてみました。

そうすると、最初は確かに意志力が必要なのですが、1ヶ月ぐらいたつと、苦ではなくなってきたように感じます。今は2ヶ月ぐらい経ったと思いますが、生活の一部になってきていて、ほとんど苦なくできるようになっています。むしろやらないとなんだか居心地が悪い、そんなふうにさえ思えてくるようになりました(それでも、バリエーションを考えるのは大変なので、クックパッドを愛用中ですが…)

ある意味、自分を使って人体実験?をしてみたわけですが、やはり最初の1週間はほんとに辛いですね。スーパーに行ってもどうしてもお弁当に手が伸びそうになりますが、ここでその手を引っ込めていくことが最初に試された試練?だったと思います。

もともと甘いものも好きだったので、スイーツのコーナーでおいしそうなものを見ると、つい手が伸びそうになりますが、最近はあんまり反応しなくなってきたのも、自分では驚きの1つでした。

最初は「やっぱりいいや」というふうに思いがちですが、それを乗り越えて1ヶ月続けられたことは、きっとしっかりとした習慣になっていく、自分を使った人体実験?の結果、そんなことがいえるのかなと思います。

だからこそ、まずは皆さんも1ヶ月続けてみることから始めて欲しいと思います。
最初は少しずつでもいいので、できることから始めてみて欲しいと思います。それが1ヶ月続いたら、次の新しい習慣を身につけていけば、だんだんとできることも増えてくるのかなと思います。

その途中で、時間がなくて思ったよりもできない日があったりもするのですが、そんな日は「まあ、そんな日もあるよね~」とのんびり構えることも大切です。遅れを取り戻そうとか、続けられなかった自分に不満を持つとかすると、続かなくなってしまいます。どこか調子のいいときというのも必ずあるはずなので、そんなときに取り戻そう!ぐらいの感覚でちょうどいいのかなと思います。

あんまり「やらなきゃ」と追いつめるとうまくいかなくなってしまうので、ときが過ぎて受験直前になってから始めると、かえって習慣になりにくいのかなとも思います。年度変わりの今なら、まだ時間もありますので、自分のペースで習慣化の作業もできると思います。

勉強に関していえば「まだまだ、ここから」ということが十分にいえると思います。1・2年生の皆さん、さあ、立ち止まっていないで、最初の一歩を歩みだしてみようね!
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冬のある日

2017年02月18日 23時35分06秒 | まち歩き
先日、春一番が吹いた関東地方ですが、ちょうどその前日、あたたかさに誘われて久しぶりに外へ出てみました。最近は寒い日が多くて、ずっと縮こまっていたので、久しぶりに身体を伸ばした気がします。



行ってみた先は権現堂公園です。当塾からは車で5分ぐらいの距離にあります。そこから権現堂川沿いに少し歩いてみました。暖かい日だったので、小さい子を連れたお母さんたちも多くいて、賑やかな声が公園に響いていました。

 
川沿いをずっと歩いていると、寒さで縮こまった身体も開放をされて、グッと伸びるような気がします。受験前ということもあり、塾としては一番あわただしい時期のピークですが、こうやって自然を眺めながら歩いていくと、なんだか気持ちもほぐれていくような気がします。

これから受験や期末テスト時期でもありますが、こうやって時々は外に出て身体や気分をほぐすことも大切なことですね。



そして春一番が吹いた日、当塾の目の前にある梅の木の花があたたかさに呼応したかのようにパッと大勢の花を咲かせていました。今日はまた寒さもぶり返したりして、また寒い日もしばらく続くようですが、だんだんと春へと向かっていっているのは確かだと思います。

 

春はそう遠からじ。そんなことを思った冬の日の出来事でした。

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