今回から数回に分けて、冬期講習の学習アドバイスを当塾のスタッフが連載していきます。それぞれの実体験などに基づいた学習アドバイスもありますので、ぜひ参考にしてください。
もちろん、勉強の仕方は人それぞれです。自分でやっている学習方法が一番良いと思いますが、人の学習方法を参考にすることで、自分の気づかなかった「落とし穴」に気づくこともできます。いろいろな人のやり方を参考にして、自分の気づかなかった「穴」がないか確認していってください。
今回、第1回目は代表・根岸からのアドバイスです。 ①中学3年生へ ②その他の学年の皆さんへ
3年生は3つあります。1つは弱点対策。自分が苦手なところをまとめて学習するラストチャンスです。冬期講習の分野別学習コースなどを利用してみてください。
2つ目は全体的な学習。全国精選などを利用して入試問題を一通りやってみることをオススメします。定期テストと違い範囲がないこと、いろいろなジャンルの問題が混ざって出題されることに慣れましょう。
3つ目は志望校対策。北辰テストは40点ですから、そんなに問題数も多くなく、50分では余裕で終わってしまう人も多いかもしれませんが、私立の入試は同じ50分でも100点満点ですから、問題数も多く50問出す学校もあります。(つまり1問1分で解かなくてはいけない)また英語の長文も北辰に比べると1ページ近くありとても長いです。問題全体も学校によっては北辰の倍以上のページ数があります。
北辰テストの感覚で行くと間違いなく失敗します。事前に過去問などを購入して、時間間隔の練習など、しっかりと慣れておくことが重要です。
やっておくべきことは2つあります。
1つ目は弱点対策です。穴のように開いた部分を残しておくと、その穴はどんどん拡大していきます。早めに穴埋めをしておくことが大切です。冬期講習の「分野別コース」を利用して、弱点補強に力を入れていこう。
2つ目は普段やっていない教科の学習をしっかりとやっておこう。理科や社会などに後で足を引っ張られないように、今のうちからの学習を心がけよう。
特に理科の「光」「音」「力」「電流」「飽和水蒸気量」「天体」は苦手とする人が多い分野なので、要チェック!