幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

北辰対策、そして今年の入試傾向

2010年11月02日 17時34分22秒 | 勉強法アドバイス

Image797_edited 11/7に行なわれる北辰テストの対策として、本日より3年生の皆さんには資料を配布して参ります。

今回は越谷にある埜口義塾の赤井先生が作られた「北辰の出題傾向」と、春日部にある北辰ゼミナールの広田先生が作られた「数学の過去問解説」を本日より配布いたします。

 

まずは、すでに塾から配布された昨年の過去問を解いてみてください。自己採点の結果をお知らせいただければ、昨年度の結果から見たおおよその偏差値をお知らせできます。

それをもとに次回でどれくらいの点数または偏差値を目指すのか、そのためにはどこの分野を重点的にやればいよいかを「北辰の出題傾向」で把握し、重点警戒分野をしっかりと学習してください。ただし、重点分野だけやるのは厳禁です。あくまで、一通りの勉強が終わってから重点分野を中心にやってみてください。

 

数学については、北辰から出されている解説だけだと全ての問題の解説がないため、北辰ゼミナールの広田先生が作成された解説をぜひ活用してください。かなり詳しい解説で11ページにもおよぶ力作です。解くときのポイントなどもかかれていますので、活用してください。

もちろん、分からないところがあれば自習のときなどに解説いたします。どんどん学習を進めて、自分の納得いく結果を出していけるよう最大の努力をしていきましょう!

 

=========

 

本日11/2に「NPO埼玉教育ネット」主催の塾の先生向けの入試に関する研修会がありました。新聞紙上では、10月現在の公立高校の倍率などが載っていましたが、一言で言うと、まだまだ信頼できる数値ではありません。10月段階では、まだ未定の人も多く、また北辰テストの結果をみて、この調査以降に志望校を変更する人も数多くいるからです。

自分の志望校の倍率が低かったからといって、決して安心してはいけません。昨年はこの段階で0.5倍だった学校が、最終的には2.45倍になった例もあります。油断せずに、とにかく一歩一歩学習を進めていくことが大切です。

 

とはいえ、この調査結果からおおよその今年の傾向が読めてくるのも事実です。詳しくは3年生の生徒・保護者の皆様にご案内をさせていただきますが、簡単にまとめると、中堅上位の学校(偏差値55~65)がかなり厳しくなりそうな気配です。

また、私立高校も人気校を中心に事前の相談の変更などがありそうです。早め早めに動き、確実に自分の志望校を押さえていくことが大切になりそうです。

詳しくは、また後日に改めて3年生の生徒・保護者の皆様にご案内いたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本語の力

2010年11月01日 01時09分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日の30日(土)から、11/13の漢検に向けた勉強会が始まりました。

漢検を受験する人は、勉強会はもちろんですが、家庭学習や自習の時間も活用して、まずは過去問集などの問題集を1冊仕上げるようにしていきましょう。 勉強会は家庭や自習で学習した内容がきちんと覚えられているかを『チェックする場』です。漢検対策のプリントで間違ったところを復習することも大切ですが、漢検対策の勉強会だけでなく、まずは問題集を1冊仕上げる、そんなつもりでのぞんでください。

さて、昨日の日曜日の漢検対策を私は担当させていただいたのですが、その時に気付いたことがありました。それは皆さんの『日本語の力』です。

漢字の読みのプリントなどで、確かに読みは出来ているのですが、『その言葉の意味は?』と聞くと、答えられない人がかなり多くいました。 漢検ですから、読み・書きができれば確かにそれでいいのでしょうが、それにしても意味の分からない日本語が多すぎる、そんな気がしました。

昔から言われているとおり、言葉には不思議な力があります。いわゆる『言霊』と言われているものです。話す言葉でその人の性格や考え方、そして時には知性さえもわかるといいます。 また丁寧な言葉のように聞こえても、その言葉の話し方や使い方に違和感があると、『本当の姿は違うんだろうな』と推察されたりもします。

言葉を交わすだけでも、その人の本質がわかるというのは、決して大袈裟ではない、私はそう考えています。

そんな言葉だからこそ、大切にして欲しいのですが、皆さんのボキャブラリは、まだまだ不足気味のようです。

何かでピンチに陥ったとしても、その状態からどういう風に言葉を遣うか、言葉遣い一つ違うだけで印象が大きくことなるように思います。ピンチをチャンスに変えられるか、それとも悪化させてしまうかは、『言葉の力』にかかっていると思います。 ボキャブラリが豊富だったり、言葉遣いが上手かったりすれば、敵を味方にすら変えることができるかもしれません。

大袈裟に言えば、言葉はその人の『品性』を表していえるとも言えます。何気ない言葉の端々から、その人の個性が透けて見えます。でも本当は大袈裟ではなく、このことは物事の本質を突いているようにも感じます。

ボキャブラリを増やし言葉を自由に使いこなす『日本語の力』を身につけていってもらい、私は生徒の皆さんにそう思っています。

まずは漢検ですから、読み・書きが大切です。四字熟語などもまずは書けたり穴埋めができることが大切です。 でも、せっかくですからそれで終わるのではない、本当の『日本語の力』を身につけていって欲しいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする