先週は中学校の卒業式でした。
卒業式があった3/15に私は出張で京都にいましたが、
その日がよもや母の命日にもなるとは思ってもいませんでした。
そんなこともあって、しばらくブログもお休みをしていましたが、
もう今は元気に、でもちょっとだけ影を引きずりながら頑張っています。
卒業シーズンといえば、いろんな卒業ソングがありますが、
10年後を歌った歌の代表格といえば、アンジェラ・アキさんの「手紙」ではないでしょうか。
初めて聞いた時には、そのあまりにもストレートな歌詞に
心から感動したことを今でも覚えています。
他にも10年後を歌った歌はいくつかありますが、
今日は、その中から「letter song」という曲を紹介したいと思います。
初めて聞いたときは、メロディーの美しさと、
どこか儚くもやさしい歌詞に心を打たれた記憶があります。
この曲は、卒業して離れ離れになってしまう
恋人や友達同士について歌ったものだと思いますが、
歌詞をよく聞いていると、本当に“真”を得た歌詞だなとおもいます。
♪ 立ち止まるほど 意味を問うほど きっとまだ大人ではなくて
今見ているもの 今出会う人 その中で前だけを見ている ♪
この歌詞は、大人になってみないとあじわえない歌詞ではないかなと思います。
中学生の皆さんを見ていると、ときどきこの歌詞が反芻することがあります。
これから高校・大学へ進む皆さんは、
これからもたくさんの出会いや別れがあるとおもいます。
けれど、そんなことよりも“今目の前にいる人を大切にする”
卒業した中学生たちを見ていると、そんな純粋さに心が打たれます。
この歌詞は、それとはある意味反対の部分があるようにも思えますが、
大人になったときにふっとむかしを振り返ると、この歌詞の本当の意味が
とても分かるような気がしています。
♪ けど あなたのそばに 変わらないものがあり
気づいていないだけで 守られていませんか ♪
子どもが子どもたるゆえんは、この歌詞にあるとおりだと思います。
今だけを見て純粋に生きる子どもと、
先のことばかり考えて不安や心配をする大人。
そんな大人の不安や心配がときにウザイのも、心が純粋だからだと思います。
そんな相反する構図の中に、この歌詞はあるような気がします。
でも大人になって子どもの頃を振り返ると、
実は気づいていないだけで、多くの人に愛され守られていたこと、
そして、本当の愛に気づく日が来るのだと思います。
♪ 10年後の私へ 今は誰を好きですか?
それとも変わらずに あの人が好きですか
けど いつか知らない 誰かを愛する前に
自分のことを好きと いえるようになれましたか ♪
♪ けどそんな出会いと 別れを繰り返して
今の私よりも 素敵になっていますか ♪
中学生の恋愛や友達関係を見ていると、先のことなどを考えずに
とにかく今だけを考えて、今だけを大切にしている、そんな気がしてきます。
本当はそれこそが一番大切なことなのですが、
ときの流れは残酷で、時間と距離があくことで、
容赦なくすきま風が吹いてくるのもまた事実です。
それを乗り越えるのも、残念ながら乗り越えられないのも人生。
今はそんなことは考えずに、純粋に周りの人たちとの交流を楽しんでいる姿は、
どことなく光り輝いているようにも見えます。
けれど、この歌詞にあるように、
そういう友情や恋愛を通じて育てていかなくてはいけないのは、実は“自分”
誰かに愛されるから、必要とされるから大丈夫ではなく、
本当の意味で「自分のことを好きといえる」そんな大人になってほしいですね。
ちょっと変形した形ではありますが、
これが私から14期生の皆さんに贈る餞の言葉です。
10年後にこの歌の歌詞を聞いた時に、
今と変わらぬ純粋さをもった大人であって欲しい、
そのような願いをこめて、14期生を贈る餞の言葉といたします。
卒業式があった3/15に私は出張で京都にいましたが、
その日がよもや母の命日にもなるとは思ってもいませんでした。
そんなこともあって、しばらくブログもお休みをしていましたが、
もう今は元気に、でもちょっとだけ影を引きずりながら頑張っています。
卒業シーズンといえば、いろんな卒業ソングがありますが、
10年後を歌った歌の代表格といえば、アンジェラ・アキさんの「手紙」ではないでしょうか。
初めて聞いた時には、そのあまりにもストレートな歌詞に
心から感動したことを今でも覚えています。
他にも10年後を歌った歌はいくつかありますが、
今日は、その中から「letter song」という曲を紹介したいと思います。
初めて聞いたときは、メロディーの美しさと、
どこか儚くもやさしい歌詞に心を打たれた記憶があります。
この曲は、卒業して離れ離れになってしまう
恋人や友達同士について歌ったものだと思いますが、
歌詞をよく聞いていると、本当に“真”を得た歌詞だなとおもいます。
♪ 立ち止まるほど 意味を問うほど きっとまだ大人ではなくて
今見ているもの 今出会う人 その中で前だけを見ている ♪
この歌詞は、大人になってみないとあじわえない歌詞ではないかなと思います。
中学生の皆さんを見ていると、ときどきこの歌詞が反芻することがあります。
これから高校・大学へ進む皆さんは、
これからもたくさんの出会いや別れがあるとおもいます。
けれど、そんなことよりも“今目の前にいる人を大切にする”
卒業した中学生たちを見ていると、そんな純粋さに心が打たれます。
この歌詞は、それとはある意味反対の部分があるようにも思えますが、
大人になったときにふっとむかしを振り返ると、この歌詞の本当の意味が
とても分かるような気がしています。
♪ けど あなたのそばに 変わらないものがあり
気づいていないだけで 守られていませんか ♪
子どもが子どもたるゆえんは、この歌詞にあるとおりだと思います。
今だけを見て純粋に生きる子どもと、
先のことばかり考えて不安や心配をする大人。
そんな大人の不安や心配がときにウザイのも、心が純粋だからだと思います。
そんな相反する構図の中に、この歌詞はあるような気がします。
でも大人になって子どもの頃を振り返ると、
実は気づいていないだけで、多くの人に愛され守られていたこと、
そして、本当の愛に気づく日が来るのだと思います。
♪ 10年後の私へ 今は誰を好きですか?
それとも変わらずに あの人が好きですか
けど いつか知らない 誰かを愛する前に
自分のことを好きと いえるようになれましたか ♪
♪ けどそんな出会いと 別れを繰り返して
今の私よりも 素敵になっていますか ♪
中学生の恋愛や友達関係を見ていると、先のことなどを考えずに
とにかく今だけを考えて、今だけを大切にしている、そんな気がしてきます。
本当はそれこそが一番大切なことなのですが、
ときの流れは残酷で、時間と距離があくことで、
容赦なくすきま風が吹いてくるのもまた事実です。
それを乗り越えるのも、残念ながら乗り越えられないのも人生。
今はそんなことは考えずに、純粋に周りの人たちとの交流を楽しんでいる姿は、
どことなく光り輝いているようにも見えます。
けれど、この歌詞にあるように、
そういう友情や恋愛を通じて育てていかなくてはいけないのは、実は“自分”
誰かに愛されるから、必要とされるから大丈夫ではなく、
本当の意味で「自分のことを好きといえる」そんな大人になってほしいですね。
ちょっと変形した形ではありますが、
これが私から14期生の皆さんに贈る餞の言葉です。
10年後にこの歌の歌詞を聞いた時に、
今と変わらぬ純粋さをもった大人であって欲しい、
そのような願いをこめて、14期生を贈る餞の言葉といたします。