生徒さんの勉強の様子を日常的に見ている私ですが、時々、私もハッとするような学習をしている生徒さんを見かけます。
今日はそんな生徒さんたちを紹介したいと思います。
最近一番びっくりしたといえばこの英単語帳。
「単語を覚えるのが苦手なら、単語帳なんかを使ってみたら?」
と、前々回(9月)の北辰テスト後の二者面談の時にお話したのがきっかけで、何人かの生徒さんが単語帳を作り始めましたが、この生徒さんの単語帳は、群を抜いていましたね。
それにしても、今回は皆さん行動が早かったですね。
私が「作ってみたら」と言ってからわずか2週間。
「これ、やってみよう!」と思ってから即行動できる行動力も素晴らしいですね。
前回(10月)の北辰テスト後の二者面談の時に「単語帳を作ってみた効果はあった?」と、単語帳づくりに取り組んでいる生徒さんに聞いたところ、
ほとんどの生徒さんが「以前よりも覚えられている気がする」と手応えを感じているようでした。
ただ、まだ「結果に出るかどうかはわからないけれど…」と言っている生徒さんがほとんどなので、成果としてはわかりませんが、単語帳を作って覚えるという行動自体には意義を感じているようです。
単語帳を作り出してからまだ日が浅いので、結果として出るかどうかといわれると、まだ本人たちも自信がないようですが、手応えのある勉強法に出会えただけでも、収穫かなと思います。
今後、日を重ねていくごとにそれが形になってくるかどうか、そのあたりが楽しみです。
↑単語帳を使った学習向きの生徒さんのために、単語帳を大人買いしておきました
現在、単語帳は英語だけでなく、理科や社会などの用語を覚えるのにも活用されています。そしてこの前、2年生でも単語帳を作って取り組んでいる生徒さんを見かけました。
世の中はICT時代ですから、これと同じような仕組みは、きっとICTを使うことでできるのだと思います。
ただ、もしかしたら、中学生の皆さんにとっては、このアナログ的な単語帳のほうが、もしかしたら新鮮で取り組みやすいのかもしれません。
そして何より今回のことを見ていて思ったのは、
「やってみたら?」といわれて、すぐに行動をし始める素直さと行動力、これが大切だということです。
塾の先生として、皆さんにいろんなアドバイスをしていますが、結果を出す人は素直さと行動力があります。
「やったらいいのは、分かっているけれど…」なんて、グズグズしていません。そのあたりが違いますね。
この単語帳の他にも、個々の生徒さんに合わせた学習のアドバイスを、授業や自習、面談の時にしています。
それらを受け取って活用するかどうかは皆さんしだいですが、聞いたアドバイスを放置せず、素直さと行動力で自分を変えていってほしいと思います。