埼玉県教育委員会は、昨日(2022/01/13)に進路希望調査の結果を発表しました。
倍率、皆さん気になりますよね。
「倍率なんか気にするな!」と言われたり、私も言ったりしますが、
そう入っても気になるのが人情。
皆さんは、自分の志望校の倍率はもうチェックしましたか?
倍率がそれほど高くないと、心のなかでガッツポーズしてしまいそうですが、
実はこの倍率には含まれていない数字があるのを知っていますか?
この進路希望調査は、埼玉県内の中学校を対象に行っています。
「埼玉県立高校だし、それでいいんじゃないの?それの何が問題なの?」と言われそうですが、実はちょっとここに落とし穴があります。
皆さんは埼玉県立高校の一部は、他県からの志願を認めていることを知っていますか?(隣接県協定といいます)
例えば不動岡高校は、群馬や茨城から受験する人もいます。
越谷地区は千葉県から、春日部地区の高校は茨城や千葉から受験する人もいます。
このように他県から流入してくる人たちがいるのですが、その人たちの分は今回の調査には含まれていないのです。
ということは、他県から流入があり得る範囲の高校は、もう少し倍率が高くなる可能性があるということです。
当塾は埼玉県久喜市にありますが、茨城県五霞町の生徒さんもいます。
五霞町は半数ぐらい(もっと多いときもあります)の人が埼玉県の高校を受験します。
こういった埼玉県に流入してくる人たちの分は、この調査には含まれていないので、ちょっと注意が必要です。
もちろん、全体としては倍率を極端に上げるところまではいきませんが、
自分の志望校が、0.99とか1.00などの場合は、ものすごく微妙です。
この数字だけ見て安心して勉強をやめてしまうと、
しっぺ返しを喰らう可能性が無きにしもあらずです。
そういう意味においては、倍率が高くてもそうでなくても、
倍率に関わらず最後まで勉強することが大切なことに変わりはありません。
油断大敵、最後まで粘り強く頑張っていきましょう!
追伸:塾生の皆さんへ
みなさんが受験する各高校の倍率についての予想は、個々に伝えていきますね。
ただ倍率予想はあくまで予想。予想がどうであれ、最後まで粘り強く頑張りましょう!