昼休み、食事を終えて川原を歩く。
祝日のせいだろうか、カップルが目立つ。
遊具で遊ぶ親子連れの脇で空を見上げると、木々の葉が陽光を受けてキラキラ…と、昨日と同じようにしばし見つめる
ふと、昨年神戸に行ったときのことを思い出した。
以前から気になっていた「フロイン堂」のパンを買いに行くというのが一つの目的で、もう一つが、阪神淡路大震災の跡を訪ねることだった。
目的地の一つが、「人と防災未来センター」であった。震災に遭った人々の経験を語り継ぐ場として作られた「防災未来館」と、命の大切さを伝える「ひと未来館」からなる施設だ。
「防災未来館」の展示には、実際にご家族を亡くされた方々をはじめ、多くの人の貴重な経験が展示に詰まっていて、見ていて胸が詰まる内容だった。
「ひと未来館」は正直ついで程度に考えて入ったのだが、「葉っぱのフレディ」の映画やブナ森の四季の展示などを見て、また未だに震災による心の傷を抱えている人たちがいて、この施設が「いのちの大切さ」を伝えることで人の心を再生しようとしているといった内容だったと記憶しているのだが、それを熱心に話してくれたガイドさんの気持ちを受けて、心が揺さぶられた。
世の中のあらゆる命には、それぞれ意味があり、僕らもそのバトンリレーのランナーである。 そんな当たり前のことを、自分も日頃忘れているんだなあ。
キラキラ光る葉にそのことを思い出しながら、再び現実に戻った
祝日のせいだろうか、カップルが目立つ。
遊具で遊ぶ親子連れの脇で空を見上げると、木々の葉が陽光を受けてキラキラ…と、昨日と同じようにしばし見つめる

ふと、昨年神戸に行ったときのことを思い出した。
以前から気になっていた「フロイン堂」のパンを買いに行くというのが一つの目的で、もう一つが、阪神淡路大震災の跡を訪ねることだった。
目的地の一つが、「人と防災未来センター」であった。震災に遭った人々の経験を語り継ぐ場として作られた「防災未来館」と、命の大切さを伝える「ひと未来館」からなる施設だ。
「防災未来館」の展示には、実際にご家族を亡くされた方々をはじめ、多くの人の貴重な経験が展示に詰まっていて、見ていて胸が詰まる内容だった。
「ひと未来館」は正直ついで程度に考えて入ったのだが、「葉っぱのフレディ」の映画やブナ森の四季の展示などを見て、また未だに震災による心の傷を抱えている人たちがいて、この施設が「いのちの大切さ」を伝えることで人の心を再生しようとしているといった内容だったと記憶しているのだが、それを熱心に話してくれたガイドさんの気持ちを受けて、心が揺さぶられた。
世の中のあらゆる命には、それぞれ意味があり、僕らもそのバトンリレーのランナーである。 そんな当たり前のことを、自分も日頃忘れているんだなあ。
キラキラ光る葉にそのことを思い出しながら、再び現実に戻った
