昨日から続く雨は、今朝になって勢いを増している。
今日は明日、明後日に開催されるイベントの準備を手伝いに行くのだが、気が重い。それでも、昨年秋の台風の中での作業に比べれば、多少はましなのだろう。
さて、一昨日から昨日…正確に言うと今日の夜中までで一冊の本を読んだ。
店頭に出始めた頃から気になっていたものの、火曜日に購入したその本は、有川浩さんの『阪急電車』だ。ほとんど電車の中で読んでいたのだが、他人の目も気にならないほど、笑いながら、そして涙を浮かべながら読んでいた。登場人物一人ひとりが魅力的であるのと、彼らがそのほんの15分ほどの沿線上で出会い、そして変わっていく様子が暖かい目線で描かれている。
阪急電車と言うと、マルーン…濃い栗色に包まれた車体の中に緑色のシートが並び、窓には鎧戸のような日よけが付いていたような…という記憶がある。
実際に乗ったのは高校生の頃、中学のときの仲間と共に関西に旅行に行ったときが初めてだった。そのときにはあまり感じなかったが、3年前にパンを買いに岡本という街に行った際に、沿線の高級感を何となく感じた。
梅田と三宮を結ぶ神戸線沿線には、芦屋をはじめとした関西屈指の高級住宅街が続いていることもあるが、そこを貫いていく阪急電車がその高級感を演出している部分もあるのではと思った。
『ちりとてちん』の余韻に浸っている間に、一度関西に行ってみようと思いつつ、なかなか重い腰が上がらないのだが、この本を読んでもう1つ「行きたい」動機が増えた。
そして、人との出会いがいかに素敵なことか、そしてその出会いを大事にしなければという思いを、強く感じた。
今日は明日、明後日に開催されるイベントの準備を手伝いに行くのだが、気が重い。それでも、昨年秋の台風の中での作業に比べれば、多少はましなのだろう。
さて、一昨日から昨日…正確に言うと今日の夜中までで一冊の本を読んだ。
店頭に出始めた頃から気になっていたものの、火曜日に購入したその本は、有川浩さんの『阪急電車』だ。ほとんど電車の中で読んでいたのだが、他人の目も気にならないほど、笑いながら、そして涙を浮かべながら読んでいた。登場人物一人ひとりが魅力的であるのと、彼らがそのほんの15分ほどの沿線上で出会い、そして変わっていく様子が暖かい目線で描かれている。
阪急電車と言うと、マルーン…濃い栗色に包まれた車体の中に緑色のシートが並び、窓には鎧戸のような日よけが付いていたような…という記憶がある。
実際に乗ったのは高校生の頃、中学のときの仲間と共に関西に旅行に行ったときが初めてだった。そのときにはあまり感じなかったが、3年前にパンを買いに岡本という街に行った際に、沿線の高級感を何となく感じた。
梅田と三宮を結ぶ神戸線沿線には、芦屋をはじめとした関西屈指の高級住宅街が続いていることもあるが、そこを貫いていく阪急電車がその高級感を演出している部分もあるのではと思った。
『ちりとてちん』の余韻に浸っている間に、一度関西に行ってみようと思いつつ、なかなか重い腰が上がらないのだが、この本を読んでもう1つ「行きたい」動機が増えた。
そして、人との出会いがいかに素敵なことか、そしてその出会いを大事にしなければという思いを、強く感じた。