あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

月曜日の夜

2009-02-16 22:32:40 | つれづれ
薄暗い店内に、色ガラスの器に入ったキャンドルの灯が揺らめく。
ガラス窓の外を行き交う車と、店内に流れる音楽、そして静かな会話の声が、時が進んでいることを辛うじて認識させる。

店内には僕と、一組のカップルと、店員さん二人。月曜日の夜は、みな帰りを急ぐのだろうか。

しばらくして仲間がやってきた。どうやら僕が集合場所を間違えていたようだ
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恋の路

2009-02-16 00:01:41 | 音楽を聴く
昨日の新聞の土曜版の見出しに目が止まった。

村下孝蔵さんの『初恋』と『踊り子』を、カラオケに行くとよく歌っていた時期があった。最近はカラオケに行くこともないから、歌うこともないが、「好きだよと言えずに初恋は…」というフレーズだけでなく、一番だけなら歌詞を見ずに歌える。

さて、村下さんが熊本県水俣市の出身だというのは、以前参加していたNPOの活動でいろいろ調べているときに知った。その活動で数回水俣を訪れたが、そこが公害の原点というのは、表面的にはわからなかった。もちろん、人々の心の中にはまだ癒えない傷が残っているだろうが…

だが、そのことを忘れさせてくれるほどに、海も川もきれいだ。海沿いと川沿いに温泉を有するこの土地とそこに住む人々に、水俣病が残した傷は容易に癒えるものではない。

今はまったく関係していないが、新聞やテレビに「水俣」という言葉が出てくると、つい反応してしまう。昨日の朝もそうだった。

いつかまた、不知火海に沈む夕日を見に行きたい。その時は、「初恋」ではないが、好きな人と一緒がいいな。だってそこは、恋の町だから…
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