このところ、ビデオテープの整理をするのが休日の日課となっている。今日はそれほどの本数はなかったが、その中にびっくりするものがあった。
瀬尾まいこさんの『卵の緒』に、『7's blood』というお話がある。読んだ時に心に沁みたのだが、この作品がドラマになっていることをその後知り、見たい見たいと思っていた。DVDも発売されていて、よっぽど買おうと思ったのだが、結局そのままとなっていた。
今朝整理していたビデオテープに何とこの作品が録画されていて、急いでハードディスクにダビングした。その間、ずっとそのドラマを見ていたのだが、やはりウルウルと来てしまった。蒼井優さんは七子の不器用さを等身大で演じていて、また、お母さん役の石田えりさんのさっぱりした感じが、作品をただ悲しいだけのものにしないスパイスとなっていた。
瀬尾さんの新作がまた読みたくなったが、まあ、気を長くして待とう。