旅の途中

初めての海外旅行は５日間と短くしたが、明日帰国となると「もう少し長くしておけば」と残念な気持ちになる。だが、仕事を持っている身では自ずと期間は限られる。

今では学生時代に海外に行くのは割りと当たり前になっているが、僕らが学生の頃は卒業旅行にようやくといったくらいだった。そして、その頃の僕は海外には全く興味はなく、卒業旅行は九州の西側を回るというものだった。

国際人としてなどと高いところから考える必要はないが、どこかしら他の国を見るというのは、成長の過程で必要な経験なんじゃないかと改めて思った。社会人になってからだと進路を変えにくい。まあ、不可能ではないが、難しい。今日はそのための備忘録としてここに書いておきたい。

いや、人の役割を固定してしまう今の社会の仕組みに問題があるのかもしれない。とはいえ、今の生活を捨てることも難しい。

年末年始の休みの間、そんなことを考えてみたいと思う。