あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

さらば あぶない刑事

2016-03-21 22:50:31 | 映画を観る
ようやく昨日、映画『さらば あぶない刑事』を観た。

映画公開を知ってすぐに「観なくちゃ」と思いながら前売券を買いそびれ、割引券を常に身近に持ちながらも先回しにしてしまっていたら、かかっている劇場も少なくなり、上映も1日1回になってしまっていた。今日でもよかったんだけど、予定を一つ諦めて劇場へと向かった。

『あぶない刑事』のTVドラマが放映されたのは30年前、僕が高校生の頃だった。『太陽にほえろ』とも『西部警察』とも違う、スタイリッシュさが新鮮で、すぐに虜になった。柴田恭兵さん演じるユージの、特徴的な銃を持つ姿をまねたりしていた。社会人になってからカラオケでよく歌ったのは、舘ひろしさんの『冷たい太陽』ではなく『泣かないで』だったけど…

彼らが乗っていた車は、ゴールドツートンの日産レパード。トヨタソアラの人気に隠れてしまったけど、美しい線で構成された憧れの車だった。広告に登場するダークブルーツートンを使わなかったというところにこだわりを感じたりもした。

舘ひろしさん演じる「ダンディー鷹山」と柴田恭兵さん演じる「セクシー大下」のスタイリッシュでお茶目なコンビの魅力はもちろんのこと、いつもはっちゃけている真山薫というキャラが好きだった。浅野ゆう子さんと共に「W浅野」と呼ばれた「トレンディさ」…って死語かな?…が魅力だったけど、この作品ではコミカルで可愛らしいキャラを楽しんで演じられていたようだった。『いつか陽のあたる場所で』や『学校のカイダン』など最近のドラマではシリアスな役柄を演じられることが多かったので、久しぶりにはじけた彼女が観られるのも楽しみだった。

ドラマはほとんど視ていたけど、映画は第1作しか観ていなかった。だから、熱狂的なファンという訳ではないけど、若い時に忘れてきたものを取り戻したいという気持ちを脇に置いてスクリーンを見つめた。


ところどころに理屈っぽさを感じるのは、以前のような無茶苦茶さが許されない時代だからなのだろうか。派手な銃撃シーンや凄惨な事件現場などを描くのと引き換えに入れられたような不自然さを少し感じた。

タカとユージのコンビはカッコよく、設定上の年齢、そして実年齢を全く感じさせない。「さらば」なんて言わずにいつまでも走り続けてほしいと思うものの、終わりが避けられないのならカッコいいうちの方がいい。

薫のはっちゃけぶりも期待通りだった。シリアスな浅野温子さんもいいけど、これからもたまにはこういう役を演じてほしい。

トオル課長は…やっぱり、課長といえば中条静雄さんが演じられた近藤課長だよなって思わせてくれたところが凄いと、改めて思う。


ゲスト的な位置付けの吉川晃司さん、この作品のためにバイクの練習を積みケガも負われ、それでもこの役を全うされたことをパンフレットを読んで知り、彼がこの作品に出てくれたことを嬉しく思った。

そしてもう一人、鷹山の恋人を演じた奈々緒さんはとても可愛らしかった。ちょうど前日にドラマ『怪盗山猫』の最終回で彼女の魅力に触れたこともあったけど… ネタバレになってしまうけど、彼女にはタカと結ばれてほしかったな。。


「さらば」というのは淋しいけど、この映画を観て『あぶない刑事』を同時代で楽しめたことの贅沢さを噛み締める。

3月20日(日)のつぶやき

2016-03-21 03:59:05 | つぶやき

?瀬戸内国際芸術祭2016と(株)三越伊勢丹ホールディングスがコラボします。伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店、高松三越にてそれぞれ展開します。setouchi-artfest.jp/press-info/pre… pic.twitter.com/dnGDJP7ZsA

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これから岩手県大船渡市へ。午後から子ども達向けに映像発信のワークショップを開催。楽しみだなぁ。 pic.twitter.com/XJn1f8omeF

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だれもが『耳をすませば』の雫だし、だれもが『コクリコ坂から』の海なのだから、こんな時代でも若い人には「青春」をあきらめないでほしいというエッセイです womannews.jp/lifestyle/4135…

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若い人たちが10年後に活躍できるように、常に一定以上の無駄を用意してあげる必要があるんじゃないですかね。彼らがやらかしても問題にならないような「無駄でどうでもいい仕事」を彼らにやらせて、10年後に彼らにホントに大事な仕事を任せられるスキルを身につけさせてあげるべきじゃないですか。

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うちで出している和尚の本にある、お寺で弟子が清掃の修行をする話。きれいになっても繰り返し清掃させるので弟子は「きれいになったのに」。師匠は「きれいにするのが目的ではない。清掃することが目的(修行)なんだ」。このときの、きれいな上で行う重ねての清掃は無駄といえるだろうか。微妙だ。

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だから(というわけではないけども)、無駄な仕事(たぶん、しくじっても売上にさほど影響を与えない仕事というような意味だと思う)というものが、いつまでも無駄な仕事であり続けるということ自体を想定しにくいというか。人は変わるし仕事も変化する。そういう意味で「無駄」は実体をつかみにくい。

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今日、フライングして咲いていた花を見つけた。さあ、春が来たぞっ。 pic.twitter.com/J62VDwkd7P


正面からは恥ずかしかったので… でも、aikoさんのこのポスターいいな。 #ダメな私に恋してください pic.twitter.com/APCi26EPEb