あしたはきっといい日

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崩壊寸前

2015-02-27 23:42:54 | 憤る
安倍政権が閣僚から噴き出す「政治とカネ」の問題を抱え、国会討議が頓挫している。

「大事な国会論議を差し置いて何をしているのだ」という声もある。でも、こうした疑わしさのある政権に統治をさせ続けることの是非は問われなければならない。

それにしても、貰った金に問題があると指摘されたら返せばいいとか、補助金を受けていたことを知らなかったのでとか、そんな言い訳をして、最後はこの政権の切り札「全く問題ない」で切り抜けようとする。

国会の場では、安倍首相は野党の質問に逆ギレしたり、「民主党だって…」と子どものようなことを言ったり、はたまた自分の言いたいことを延々と述べて質問に対する回答を避けようとしたりしている。一方で、取材陣は官房長官の「全く問題ない」に対して質問を浴びせるような場面はあるのだろうか。

「全く問題ない」と言って議論を深めようとしない態度に、この国の戦後は何だったのだろうと情けなくなる。昨年末の衆議院選挙で政権は延命を図ることが出来たのかもしれないけど、この国の雲行きはさらに危うくなったと感じる。いや、「崩壊寸前」と言ってもいいかもしれない。

ただ、現状の混乱はこの政権の方が「崩壊寸前」なのではないかと思い、それを期待している。

さて、この「全く問題ない」という言葉については改めて考えてみる。


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