あしたはきっといい日

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遊びをせんとや…

2012-12-23 23:05:43 | ドラマにハマる
大河ドラマ『平清盛』の最終回を観終えた。

大河ドラマを全話見たのは、『功名が辻』、『篤姫』に続き3作目だ。2作とも楽しんで見ていたが、今回の『平清盛』はそれらとは違う感覚で観ていた。夢中に生きた清盛を夢中で追いかけていたと言ったらいいだろうか。ただ、ここで感想を書くのは見始めた頃1回くらいで、その後はもっぱらTwitterでつぶやくのみだった。

Twitterでの『平清盛』への反応は、低視聴率が嘘のように活発なものだった。番組に対する批判ツイートもあったが、観続けてきたものには「上っ面しか見ていない」としか思えないようなものばかりだった。それがわかっているから、僕らファンも、スタッフやキャストもブレずに最終回を迎えられたのだと思う。

清盛の死から壇の浦の戦いまでを描くということで、慌ただしさは否めなかったが、そもそも平清盛を描いているのだから、壇の浦の戦いの詳細までを見たいとは思っておらず、そういう意味では割り切った脚本・演出に納得した。そして、清盛の笑顔が輝くラストに、若いころの輝く清盛が海の中で生き続けているという救いを見た気がする。

放送前、いそPこと磯智明チーフ・プロデューサーにこの1年楽しませてもらったお礼を言おうと、NHKスタジオパークを訪れた。最終回のパブリックビューイングには抽選に漏れて参加できなかったが、Twitterで盛り上がった「盛絵」を展示するコーナーにいそPが出て来てくれるということで、ダメ元で行ってみた。他のスタッフの方たちと共に登場すると、集まったファンの皆さんから拍手が起こり、すぐに人だかりができた。

ナイミツに記念品をもらい、いそPと話をする順番を待っていると、各地から訪れたコアなファンと思われる方々が熱心に質問をしていて、いそPは一人ひとりの質問に真摯に対応されていた。順番を待つ間、何を話そうかと考えていたけど、お礼と共に、以前Twitterでも書いた、『ちりとてちん』であったような「メモリアルブック」的なものを作ってほしいというお願いをした。僕の願いに対しいそPは「最終回は終わりではない」といったことを言ってくれた。ホームページのコンテンツも盛り込んだ、ファンの宝となるようなものを期待しています。もちろん、藤本有紀さんのお言葉は必須で!

ということで、番組は最終回を迎えたが、この作品はこれから人々の間で語り継がれていくだろうし、僕もその一員となりたいと思っている。きっとDVDや再放送で人気に火が付く日が来ると思う。信じなくても来ると思う。その日が待ち遠しく、その時は「頼朝は…」なんて話を自慢げにしてしまうかも。それはカッコ悪いだろうけど…

最後に、この作品を送り出してくれたスタッフ・キャストのみなさん、Twitterなどで番組を盛り上げてくれたファンのみなさんにお礼を申し上げます。楽しい1年間をありがとうございました。

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