2020年6月17日(水)、宮島の鷹ノ巣山高砲台跡を訪ねる。宮島桟橋から弥山登山の博奕尾ルートを登り、包ケ浦自然歩道を経て登る。ちょうど1年前の今日始まった大鳥居の修理工事はいつ終わるのだろうか。
鷹ノ巣山(194m)に、日露戦争のバルチック艦隊の攻撃を防ぐために観測所や砲台が作られたが、砲弾が発射されることはなかったそうだ。120年前の歴史的な施設が放置されているのを見て、何らかの対応をしてもよいのではと思った。
①高砲台跡(28cm榴弾砲)
②鷹ノ巣山山頂と山頂からの眺め(正面:江田島、左:似島)
③山頂付近の観測所跡
帰路に、包ケ浦の白砂青松の美しい海岸を眼下に眺めた。シカもノンビリしていた。
登山路では、1月に白い花が咲いていたアセビの実が目についた。
2020年6月13日(土)、タイとベトナムの鉄道について振り返った。面白いと思ったことは、駅のプラットホームが低いこと(タイ:地上から約50cm)。日本のプラットホームと大きく異なっている様に目を引かれた。タイ 2017年(平成29年)4月 バンコク~アユタヤー(約80km)
①往路 バーン・スー駅から、RAPID(快速)の「standee(立ち席)」、73分、約70円。
空いた席に座っていると、指定席券を持った乗客が乗ってくるたびに席を明けさせられた。乗車券70円の指定料
金はいくらだったのだろうか。
②復路 ORDINARY(普通)、86分、約50円。バーン・スー駅を乗り過ごし、終点のフアラ
ムポーン駅まで行った。席を明けるよう求められることもなかった。改札なしの検札なし。追加料金もなしだっ
た。普通車にも売り子さんがいた。
ファラムポーン駅は、タイで一番大きな駅でドームだった。
ベトナム 2017年(平成29年)9月 フエ駅~サイゴン駅 1038km
ハノイ~ホーチミン(1726km)を最速の31時間20分で結ぶ「SE3(列車番号)」に乗った。
2段ソフトベッド(4人部屋)下段。ベッドNOは遠し番号で、3日前に予約していたので1番だった。
約5,000円。小さな金具に足を掛けてする上段の上り下りは、大変だ。途中、駅舎の前で駅員が手旗を
振っていた。
10時45分出発・翌朝5時30分(18時間45分)、朝焼けのサイゴン駅にほぼ時間通りに着いた。
2020年6月12日(金)、これまで乗ったアジアの鉄道を振り返った。韓国と台湾にも新幹線があると話には聞いていたが、実際に乗車して初めてそのことを実感できた。新幹線乗車区間の片道は、のんびりと在来線の列車に乗った。韓国
①2015年(平成27年)4月、釜山~慶州(約150km)
イ.往路は、釜田駅から「東海南部線」の普通列車「ムグンファ号」で慶州駅まで約2時間だった。
ロ.復路は、新慶州駅から釜山駅までKTX(韓国高速鉄道)に乗った。全席指定で、約1,250円。改札な
しの検札なし。無賃乗車する人はいないのだろうか。荷物を網棚に上げようとしたら、前の席の 若い男性が
上げてくれた。よほど年寄りに見られたのだろうか。さすが儒教の国だけはある。高齢者に親切だ。
34分後に釜山駅に着いた。
②2016年(平成28年)11月、釜山~大田(約250km)
イ.往路は、KTXで1時間34分、3,415円。釜山駅と大田駅(新駅舎建設中)。
ロ.復路は、普通列車「ムグンファ号」で3時間37分、1,700円。
大田駅ホームにいると隣のホームにKTXが先に入ってきた。釜山駅同様、普通列車とKTXのホームは隣
りあわせだった。
台湾 2016年(平成28年)4月 台北~高雄
イ.往路は台湾鉄道を乗り継いだ。台北~台中・台中~台南:自強号(特急)、台南~高雄:区間車(普通)
台中駅と自強号、台南駅と区間車。
ロ.復路は、左営駅から台湾高速鉄道で1時間36分、4,823円だった。
台北駅と駅中央の壮大な吹き抜けホール