2022年10月19日(水)、周防大島の文珠山(もんじゅさん、662.7m)から嘉納山(684.9m)へ縦走した。昨年1月に縦走し2回目。今回も中腹にある日本三大文殊のひとつである文珠堂から登った。途中、中間地点の滝で一休みした。
前回登った1月は遠くがよく見えなかったが、さすが天高く馬肥ゆる秋。大気が澄みわたって、西に九州の国東半島、南に四国の佐多岬半島が見えた。
祝島(青の矢印)の向こうに国東半島(赤の矢印)が見える。
平群島(青の矢印)の向こうに佐多岬半島(赤の矢印)が見える。
本土側も岩国市街地と宮島、正面に大島大橋と柳井市街地が見える。
加納山の山頂から北東に柱島を探したが、島が多くて分からなかった。
縦走路では、手入れがされていない植林と季節外れに咲いたアジサイが気になった。
2022年10月5日(水)、熊野町の石嶽山(かけさん、531m)に登った。熊野町は、広島市、呉市、東広島市のほぼ中央に位置し、周囲を山に囲まれた標高約230mの高原盆地で、全国一の筆の産地。熊野町はいつ訪れただろうか。調べてみると、平成18年(2006年)に「筆の里工房」の片岡鶴太郎展を見に行って以来、16年振りだった。
あまり人が登らないのか、登山路には木々が倒れかかっていた。目の前に張り出した木々の枝と足元に注意しながら、登山路をひたすら歩いた。数少ない展望地の天狗平から、塔のある絵下山(593m)が正面に見えた。盆地の、稲刈りを迎えた田圃が映えていた。
石嶽山山頂も展望がなく、少し下った岩の上から鉾取山、原山、洞所山、城山、金ケ燈籠山などの安芸アルプスと熊野盆地を眺めた。
身代わり大師の像や御神水の水汲み場を見て、荒れた竹林の中を下った。
参道だったようだ。