2024年6月23日(日)、雨がしとしと降る中、約1,000歩、歩いて畑に行った。
4日ぶりの畑。キュウリは、1日3cm伸びる。さぞかし大きくなっているだろう。
5月31日に初収穫。3本の苗で、収穫量は、この日分を含めて、31本。出来過ぎくんだ。苗は、最初2本の予定が、もし枯れたらと思い、結局3本にした。ビール漬けにして食べまくらなければ食べきれない。
トマト(10本)・エダマメ(10本)も順調に育っている。雨対策、鳥対策、虫対策はバッチリ。
ミニトマト(2本)は、色づいてきた。ナス(2本)・ピーマン(1本)も順調だ。
昨年暑さで枯れたゴボウ。今年はやけに勢いがある。心配は、スイカ・プリンスメロン。
ちゃんと育つだろうか。
サツマイモは、つるボケ防止・コガネムシ被害防止のため、赤ジソを一緒に植えてみた。
効果はお楽しみだ。それにしても草が良く伸びる。取っても取っても伸びてくる。
モグラの被害と併せ、土壌が肥えた良い畑の証拠と、自画自賛している。
2024年6月7日(金)、平さんの石積み棚田(島の宝100選)を見に行く。
祝島のパンフレットには、「農業平万次氏の祖父と父、そして万次氏の三代で築いた棚田の高石垣は最も高いところで9mあり、棚田の石垣では日本で最大級」と紹介されている。
②平さんの石積み棚田
石積みの練塀の路地を通り、高台に出た。島の集落と、牛島・馬島・佐合島が見える。
コンクリート舗装の道路を約3km以上歩く。
あちらこちらに特産のビワが実っている。
歩くこと約1時間、やっと着いた。
見学を終えて帰ろうとしたとき、偶然、万次氏がテーラー(耕運機の後ろに荷台を牽引した乗り物)に乗って現れた。
作業小屋の中を見せて貰ったり、説明を受けた。
ア.「米さえあれば、人間は生きていける。子孫が困らないように」と、大正の終わりこ
ろから原野を開拓した。
イ.大きい石で直径1m以上もある石を、テコを使って、人力で積み上げた。
この石も、よく見ればひとつである。
ウ.30年間、家族(父親は5人?の男兄弟、2人の女兄弟)だけで作った。
エ.作業小屋は、祖父の手作り。松の木を上の方から切り出し、瓦は10数枚ずつ背負っ
て運んだ。祖父は、晩年通えなくなったので、小屋で寝泊まりして作業をした。
オ.晴れた日は、島と島の間に、伊方原発3号機のドーム型建屋が見える。
その右に、日本で一番長い半島、佐田岬に並んだ風力発電のプロペラが見える。
カ.目の前の海で、戦艦大和が試射したのを覚えている。
キ.有名人もたくさん来た。桂文珍、はざま寛平、黒田征太郎(イラストレーター)
ク.5年前くらいから、年を取ったので、コメ作りはしていない。
時たまにしか来ないという、90歳の万次氏から、直接、話を聞けたのは超ラッキーだった。 集落に戻ってくると、上関原子発電所建設地点が目の前にあった。
光市室積港から南東約8.4kmのところにある牛島(うしま)に行った。牛島に向かう船から見えた祝島にも行きたくなり、出かけた。平生町大星山(438m)から見た牛島・祝島。上関町長島の上盛山(314.7m)から見た牛島・祝島。
牛島(2024年5月21日)
室積港10時発の船に乗って、10時20分牛島港に着いた。島民22世帯、30人。
帰りの船12時30分まで約2時間、島内を歩き回った。
①藤田・西崎の波止
②平茂(ひらも)海岸
牛島小学校跡を横目に、山越えをして着いた約900mの東海岸。
上盛山の風力発電のプロペラや、大星山のプロペラが見える。
祝島(2024年6月7日)
反原発の島。201世帯、275人。
上関町室津港6時10分の船に乗って、6時38分祝島港に着いた。
帰りの船12時30分まで、約6時間、島内を歩き回った。
①石積みの練塀(ねりへい、未来に残したい漁業漁村の歴史文化遺産100選)
港近くの集落に、冬の強い季節風を防ぐため、練り塀の家があちこちにあった。
2024年6月5日(水)、錦川を挟んで岩国城のある城山の対岸にある、岩国山から源氏山へ縦走した。
赤い幟がはためく、椎尾神社(しいおじんじゃ)から登る。
「猿の手ぬくめ」と言われる、コルク状の樹皮が特徴のアベマキが群生している。
岩国山(277.8m)
展望はきかない。木々の間からやっと岩国城が見える。
近くの鉄塔の下で、正面に緑のレンコン畑、その左に岩国空港、岩国の市街地、瀬戸内の島々を見渡す。
源氏山(163.8m)
花崗岩の真砂土の広い山頂から、遠くの島々が見える。左の鉄塔の上に、四国の山もかすかに見えた。
これまでいろんな山に登ってきたが、見えたことがなかった柱島。あまりにも近く、島影も似ている阿多田島と勘違いした。
その右は、瀬戸内で3番目に大きい周防大島のようだ。
下山して庭先に、これまで見たことがない、綿のような花が咲いた木があった。
近くにいたおじさんがネムノキと教えてくれた。ネムノキの花は、扇のはずだが・・。
確かに、葉は、ネムノキだった。